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正確に言うと、父は「新興宗教とキリスト教は人を不幸にする」と言う。
父は、こういう事を言い出すと、極論というか、独断と偏見というか、矛盾しているような、そうでないようなことを「断言」する言い方をするので、同意、納得できない人が沢山いると思いますが、
これは、あくまでも、うちの父の言ったことを書くので、
私が何かの宗教を指して批判するつもりで書くわけではないことを先に書いておきます。
父がこういうことを言う背景には、父の実母(トシさん:仮名)の死が関係しています。
父は4人兄弟の長男です。
4人目の子供が生まれてから、トシさんは産後の日達が悪く寝込むことが多かったようです。
そこへ、今でも全国的によくきく新興宗教団体の人がきて、お祈りすれば治るという話をして
わらをもすがる気持ちだったのでしょう、トシさんは、その宗教に入ったそうです。
しかし、一向によくなりませんでした。
そんなある日、次男坊が学校からの帰り道、腕を骨折して泣きながら帰ってきました。
それも、すごい骨折の仕方で、腕が曲がるはずのない方向に曲がってしまったのだそうです。
それをみたトシさんは、気が狂ったようになり、そこから一気に病状が悪化してしまい
数ヶ月のちに亡くなってしまったのだそうです。
そのとき、父は丁度一番多感な15歳でした。
トシさんが亡くなったとたんに、その新興宗教団体の人が数人来て、お葬式はうちが取り仕切るから
近所の人に手伝わせてはダメだとか、祈りが足りなかった(トシさんしか入信していなかったので)せいだ、お布施が足りなかったせいだなどと言ったのだそうです。
カッとなった父は、その人たちを玄関の土間に突き落として「帰れ!!」と怒鳴り、お葬式は、その宗教は関係なしにして、一切、縁を切ったのだそうです。
そういうことが背景にあるのと、私自身は歴史に詳しくないのですが、歴史の好きな父に言わせると、
昔から世界中にある戦争の原因は「宗教」であると言うのです。
とくに、キリストとイスラムなどの争いを指して言っているようでした。
今でも、宗教の争いのせいで不幸な人たちが世界にどれだけいると思ってるんだ!!
と憤慨しています。キリスト教なども、本当に一番最初の始まりは正しかったけれど、それを利用している悪人がいるのだと言う。それは独裁政治と同じで、皆が一つの宗教だけを信仰するせいだとか。
そんな父は、まったく神様を信じないわけではないらしく、
「神様はいる」と言うんですね。でも、「神様と宗教は違う」んだそうです。
神様は、人の心の中にいるのだと言う。何の神様かは、関係ないのだそうです。
でも、それだと判りにくいから、その時々に色んな神様にお願いしたり
祈ったりするべきだと言う。
父は、お正月は近所の神社へ初詣も行きます。
私が妊娠、出産したら、水天宮へお参りもしました。
受験とかそういうときもお参りしたりします。
家には成田山の交通安全家内安全の御札があって、それに毎朝、毎晩、合掌もしている。
だけど、神様はいるけど、神様が何かをしてくれるわけではなくて、
自分が頑張ったら、神様が手伝いをしてくれることもある、とか、そんな風に思っているそうです。
要するに、神様というのは、自分の「良心」と同じのようです。
仏教は、神様じゃなくて、仏様とかご先祖様だからいいんだ!とかも言ってました。(謎)
何とか宗とか言い出すと、それは気に入らないらしく、お焼香の回数なんか好きなだけすればいいとか
言って勝手にやるし、お経なんかは覚える気もサラサラないみたい。
しかし、自分の家の墓は、ご先祖から引き継いでいるお墓なので、そのお寺の宗派のお経で供養してもらうのだそうです。
だけど、俺は絶対に、戒名なんかつけたら誰だか判らなくなるような墓には入らない、
灰になったら、海か川に流しくれ!とか、いっつも言ってます。
(私は、そういうの、少し抵抗があります)
クリスマスに関しては、ケーキも毎年買ってくれたし、プレゼントもくれたし、
外国製の彫刻の施してある蝋燭や、クリスマスツリー、クリスマスカードなども
外国の文化の紹介として?!私に体験はさせてくれました。
が、サンタクロースに関しては、いないわけじゃないけど、プレゼントは、サンタからではなくて、パパとママからだと最初から言われていたので、私は、サンタさんは信じた記憶がないのでした。
やっぱり、基本的に気に入らないからだったのかしら?
思い出した事を書いてみました。
今日は、このへんで。
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