|
モトレヴォ決勝レース編
予選が終わり、決勝レースまでの間には、決勝レースのシミュレーションをします。結局レースはスタートするとその瞬間瞬間のアドリブになるのですが、スターティンググリッドが決まり、前後のライダー・マシンを見れば1コーナーアプローチの進入ラインは決まってくるし、1コーナーでどんなポジションにいるかでその後の作戦は決まってきます。 周回数7ラップのスプリントレースですから、スタートから1周の駆け引きでレース結果が大きく左右されます。 今回のスターティンググリッドは、ポールポジションに岡山国際サーキットのツインエンジンクラスの帝王「XTMクラス」笠井氏が居て、2位に私ですが予選タイム差「2秒以上」あります。 で、3番グリッドに「MTクラス(水冷ツインエンジンクラス)」の竹原選手が私と同じく予選「1分39秒台」で並び、2列目4番グリッド以降は予選タイム「1分41秒台」と少しタイム差あるのですが、グリッド2・3列目はストレートの速い「MTクラス」のマシンが並ぶので前に出られると抜き返しにくいです。 とりあえず作戦は、まずスタートを決めて最低2位で1コーナーに入り、ひたすら笠井選手を追いかけて、バックストレートで竹原選手に抜かれたら、バックストレートエンドのブレーキングで必ず抜き返す。そして「空冷ツイン」に分があるインフィールド区間でギャップを広げて、メインストレートで抜かれなければ、後はひたすらタイムアタック・・と。 決勝レース開始は15:00。 例年より気温は低いが、予選時よりは気温がかなり上がっていてエンジンパワーは落ちるかな? タイヤも予選で使ったぶんグリップが落ちるけど、踏ん張ってくれるかな? 前日練習・予選を走って疲労があるけど、体力は最後までもつかな? 不安要素もあるけれど、いつもスターティンググリッドに着いてしまうと開き直れます。 1周のウォームアップランのあとスターティンググリッドに着き、レッドシグナル点灯。爆音の中の静寂が訪れる。 「1・2・3・」でレッドシグナルが消えてスタート。 特に良くも悪くも無いスタートでしたが、ポジション2位で1コーナーに進入、前にいる笠井選手に喰らいつく・・が、笠井選手オープニングラップはマージン大きめに取るのか思いの外付いていけます。アトウッドコーナーではテールtoノーズまで迫り、バックストレートでスリップストリームに・・付けないパワー差でした。 それでもインフィールドで必死に追いかけて、最終コーナー立ち上がりで1秒離れてない展開は予想外の出来過ぎで、これは「レース実況のシャーリーさんもビックリか?」なんて思ってましたよ。 その後メインストレートで笠井選手に離されてますが、少しでも付いて行けるよう必死に追いかけます。しかし、そうすると少しずつリズムが狂い、自分のラインを外してしまう場面が増えてしまいます。 そんな中、2周目からラップタイムは「1分39秒台」に入り、更にアタックを続けますが、3・4周目も「39秒台」。必死でアタックしているので、上腕と腿に疲労が来て切り返しのタイミングがイメージ通りに決まらなくなってラインを外すようになってきたので、ここで1度冷静になり、ブレーキングからコーナー進入をガンバり過ぎず、丁寧にコーナーリングラインをトレースして、コーナー立ち上がりでアクセルをカッチリ全開にするライディングを意識します。 するとラップタイムは 5周目:1分38秒9 6周目:1分38秒8 と、ついに38秒台に突入。残すは最終ラップのみ。 ブレーキングポイントは遅らせるが、車体姿勢は乱さないように気をつけて、コーナー進入では勇気を持ってってブレーキレバーをはなしてフルバンク。 クリップに着いたら、車体だけ起こしてアクセル全開。 ストレートではキチンとカウルの中にもぐりこむ。 今まで経験したことのない領域でアタックしているのに、まったく恐怖心が無い。いや、スピード感そのものが感じられ無い。 ほぼノーミスで最終コーナーを立ち上がり、コントロールラインまでアクセル全開・・・。 タイムは? 「1分38秒770」 ついに公式に38秒台に突入し、史上2人目の「99秒切り」を達成しましたが、コースレコードには「0.075秒」及ばす。 あと1周アタック出来れば・・とか思いますが、レースは結果が全て。 今シーズン初めからの不調の連鎖を思えば、この結果には満足せねばなりません。 このレースの為に、盆前の忙しい時にエンジン復活に尽力していただいた、トレッセル塩津さん。 DUCATI大阪箕面メカ 土居くん。 不調の原因を見つけていただいた、 K0エレクトロニクス 笠井さん。 いつも応援・ヘルパーありがとう、 DOM&VITAサーキット部の皆さん。 SNSで知り合い、応援してくれている皆さん。 オヤジの自己中な趣味を放置してくれる家族のみんな。 ピットクルー&ヘルパー板についてきた娘1号。 みんなに感謝いたします。 |
全体表示




