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あなたは青い鳥が棲むといわれる森を訪れました。
森に入ると、耳の垂れた不思議な白いウサギが走るのが見えます。
あなたは、アリスのようにそのウサギを追って、森の奥深くへ迷い込んでしまいました。
そして、木々の間にある古びた洋館を見つけます。
洋館の扉をゆっくりと開け、あなたは中へと入ってしまいました。
洋館の中には、テディベアやぬいぐるみ、お人形などが展示されています。
中でも、少し大きめの淡いローズカラーのテディベアは語りかけてくるようでした。
この洋館には、少女のころ、あなたが好きだった懐かしいものもあるかもしれません。
そして、上階の一つの部屋、硝子の棺に少女が眠っておりました。
息づかいさえ感じるその少し開いた唇にそっと触れましたが、その少女もやはりお人形でした。
ふわりと風が吹きました。
窓が開いているようです。
窓からパタパタと小さな小鳥が入って来て、あなたの肩に止まりました。
それは、この森に棲んでいるといわれている、青い小鳥でした。
青い小鳥はあなたに語りかけます。
「眠れる森博物館へようこそ」
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