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中曽根康弘元首相は3日、東京都内で講演し、小泉首相の靖国神社参拝について「A級戦犯の分祀が現実的な解決方法だ」と述べ、「分祀に時間がかかるのであれば、参拝をやめるというのも一つの立派な決断だ」との考えを示した。また、「個人の信念を貫くことは立派だが、そのことが国家全体の利益にどのような影響を及ぼしているか考えることも最高責任者の大事なポイントだ」と指摘し、小泉首相に参拝中止の決断を促した。
本日の読売新聞の社説は、「国立追悼施設の建立を急げ」と題し、2日の衆議院予算委員会での小泉首相の答弁を疑問とし、そのような認識であるならば、靖国神社へ参拝などすべきではない。むしろ、無宗教の国立追悼施設を建立したらどうか、という内容であった。
小泉首相はA級戦犯について「戦争犯罪人であるという認識をしている」と述べたが、主権回復後、彼らは国内法上では「公務死」とされており、「戦争責任者」ではあっても「戦争犯罪人」ではない。「戦争犯罪人」であるという認識は間違っている。また、「首相の職務として参拝しているものではない。私の信条から発する参拝」と述べているが、「内閣総理大臣」と記帳するのは私的参拝として問題があるのではないか、とする前半部分の指摘については同意できる。 しかしながら、であるからして靖国神社への参拝はすべきではないとし、無宗教の国立追悼施設の建立を検討すべきであるとする部分には賛成しかねる。小泉首相や国民が正しい認識を持つよう促し、それを表明することによって、毅然とした態度で参拝を続けるべきではないかと主張するのが本当ではなかろうか。 |
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戦争責任者ではあるとの事。では、戦争「犯罪人」との違いはどこにあるのですか? 単なる言葉のすり替えではないのかな? 彼らに責任が無かったわけではないとのお考えなのでしょうか?責任があったとお考えであれば、やはり、参拝には問題があると言わざるを得ないのではないでしょうか?どうでしょう?
2005/6/4(土) 午後 8:41 [ nor*_*x ]
国際法上の責任はないと考えております。また、国内法上の責任についてもほぼ同様です。「法的責任」と「道義的責任」を区別すべきであり、「道義的責任」については東條自身も認めているところであります。・・・いま、そのあたりを記事にしようと書いております。次の次くらいかな。来週あたりに投稿しますので、これまでの記事と一緒に参考にしてください。
2005/6/4(土) 午後 9:07 [ teikokubungaku ]
御回答ありがとうございます。その記事をお待ちしております。それでは又。
2005/6/4(土) 午後 11:33 [ nor*_*x ]
とは言っても、ある流れで順番に記事を書いておりますから、nori_pxさんに対し「この記事一本で」というものではありませんし、該当する箇所も上記のコメントぐらいですよ。
2005/6/5(日) 午前 0:04 [ teikokubungaku ]
中曽根さんもまた中途半端な妥協を持ち出しましたね・・・自分の失策を薄めるために小泉さんを巻き添えにしないで欲しいものです。
2005/6/5(日) 午前 2:34 [ - ]
ロン中曽根のおじ様は、少しボケられたのだと思います。
2005/6/5(日) 午前 3:35
xgenechさん、てんまさん、中曽根さんはかなりの重症ですね。東條由布子さんのお話を聞いて、そう思いました。
2005/6/5(日) 午後 4:50 [ teikokubungaku ]
「戦争責任者」とは、国際ルールに則った殺し合いの当事国の責任者。「戦争犯罪人」とは、その国際ルールを破った人々。前者と後者を一緒に考えると、歴史が根本から変わってしまいます。靖国には犯罪人は祭られていませんから。
2005/6/6(月) 午前 1:31 [ under the sea ]