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インターネット関連企業の楽天は13日、TBSに対し共同持ち株会社による経営統合を申し入れたことを明らかにした。楽天は子会社を通じて12日の時点でTBSの株式の15.46%を取得し、筆頭株主になった。また、村上世彰氏率いる投資ファンドがTBS株を5%超取得したことも明らかになった。
楽天の三木谷浩史社長は記者会見で、「TBSを傘下に収めるのではなく、持ち株会社のもとにTBSグループと楽天グループがぶらさがる形にして、放送とインターネットの融合をはかり、世界に通用するメディアグループを作りたい」と述べた。また、統合が実現した場合は、TBSの今の経営陣に引き続き経営に当たってもらいたいという考えを示すとともに、放送の公共性と中立性を維持するために、外部から有識者などを集めた諮問委員会を設置したいという考えを明らかにした。 一方、TBSは「何の事前連絡もなく、短期間に大量に株を取得したことには唐突な印象を受ける。今後は慎重に対応を検討していきたい」とするコメントを発表した。 昨日の「NEWS23」の偏向報道をネタに記事を書こうと思っていたのだが、それは明日以降にすることにした。 さて、筑紫哲也は今晩、なんとコメントするのだろうか。 「TBSは死にました」を越える名ゼリフは聞けるのだろうか。 ちなみに、今年の2月24日の「多事争論」で彼は次のようなことを話している。 −蚊帳の内外−
私は、グローバリズムと呼ばれている世界のとうとうたる流れに、全面的に賛成なわけでもないし、企業を売り買いすることが企業を作るよりも儲かるという資本主義にもあまり賛成はいたしません。 その私が言うのも変なんですけど、しかし、このライブドアとフジテレビをめぐる騒ぎというのは、外からどういうふうに映るのかということが気になります。例えば、「金が全てなのか」という批判がライブドアについてありますが、ではそうおっしゃる側は、「金が全てではなかったのですか」。それから「テレビやメディアは公共性がある」と言いますけど、全ての企業は公共性があります。「そんなに特別な地位がどこにあるのか」という議論もあっていいだろうと思います。 それよりなにより、この騒ぎの中で与えかねない印象というのは、日本の資本主義というのはよく同族資本主義と言われてきました。つまり自分達のグループなり系列なり、そういうものを守ることが至上命令であって、そこに対してはあらゆる手段でそれを防ごうとする。「やはり外側に向かっては開かれていないんだな」という印象というのを振り撒きかねない。ライブドアがやっていることの妥当性は別にしてですね、そういう印象を産む可能性があります。しかもその問題の基本は何かと言うと、資本主義とおなしく名乗っていながら、株主というものがきちんと大事な存在として見られてこなかったという日本のこの株の持ち合い、同族の資本主義の中の特徴であります。 あたかも有権者が、政治の有権者がある時しか評価されないと似たようなことが、株主の地位にあるという、そのことはまぎれもなく今度のことでも露呈しているのではないかと思います。そういう意味で、私達の資本主義の在り方を考える出来事であることは間違いありません。 |

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