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日本とは、日本人とは

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TBSの「筑紫哲也NEWS23」は12日、8月末に採択が終了し、来春から使用される中学歴史教科書について、「それから42日〜なお続く扶桑社歴史教科書攻防戦」と題する特集を放送した。
VTRで出演した栃木県大田原市で塾を経営する大島睦男さんは扶桑社版歴史教科書について「目くじらを立てて反対派が言うほど違いはないと思います。たとえば、『すぐ戦前に戻る』といったことはあり得ないです」と述べると、映像はスタジオへ切り替わり、リポーターの下村健一氏が「『すぐ戦前に戻る』ことはあり得なくても、『はじめの一歩にはなってしまうかもしれない』。そんな懸念の声で反対運動が存在するこの扶桑社の歴史教科書とは、他の歴史教科書といったいどこが違うのでしょうか」と述べ、拡大された扶桑社版歴史教科書と東京書籍の歴史教科書を示した。
第2次大戦中の日本とアジアの関係について、日本がアジアに対して行ったことを、「否定的な記述」は青、「肯定的な記述」は赤に色分けし、比較を試みて下村氏は、「扶桑社版は両論併記になっていますが、ただ全体としては肯定的な比率がかなり多くなっており、最後も肯定的に締めくくっています」と述べ、「かたや東京書籍版には肯定的な赤の記述はまったくありません。これを『自虐的』と見るか、それとも扶桑社の赤の多さを『戦争賛美』と見るか、たとえば、こういったところが永遠と論争になっているのです」と語った。

この比較はかなり疑問の残るものであった。
扶桑社版では、32行ある本文のうち、「肯定的な記述」とされる箇所は20行、「否定的な記述」とされる箇所は9行、どちらにも属さない箇所、つまり色分けされていない箇所が6行であった(行の途中で分かれる部分はそれぞれにカウントした)。
一方、東京書籍版では、37行ある本文のうち、「肯定的な記述」は1行も無く、「否定的な記述」は6行、それ以外の31行はどちらにも属していないのだ。
ちなみに、本文以外の部分から、扶桑社版は2ブロックが「肯定的な記述」、同じく2ブロックが「否定的な記述」とされており、東京書籍版では3ブロックが「否定的な記述」となっている。
それにしても、どんな基準で「肯定的」、「否定的」、あるいは「どちらにも属さない」としているのかがわからない。どちらにも属さない部分が本文で8割、ページ全体の面積で6割もある東京書籍版と比較することに無理があるように感じる。
そもそも、全体の流れを無視し、一連の文章を色分けして、「多い」だの「少ない」だのと言っていること自体が間違いなのではなかろうか。

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