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自民党は28日、新憲法起草委員会と総務会を相次いで開き、新憲法草案を決定した。来月22日の立党50年の党大会で正式に発表する。
焦点の9条は、現行の第1項は維持し、第2項に自衛軍の保持を明記。集団的自衛権の行使については自衛権に含まれるとして明記していないが、行使を容認する立場で、行使の範囲については今後議論される「安全保障基本法」で別に定めるとしている。 改悪だ。なにが改悪だって、前文が改悪。 原案でも不十分だと思っていたのに。 党大会で原案も併せて発表するらしいが、なんとも残念。 (「諸君!」6月号、「『占領憲法』の終焉」での安倍晋三氏の発言)
日本国民は、天皇と共に歴史を自然と紡いできたんです。これまで天皇に取って代わるものを国民は望まずに、天皇とともに生きてきた。これは外国から見ればある種不思議な歴史でもあり、それこそが日本の特色でもあると思うんです。それを前文にうまく書き込めたらと思います。日本の歴史がひとつのタペストリー(つづれ織り)だとすると、その糸を中心にわれわれ日本人は歴史を紡いできた。いわゆる絶対的中心ということではなくて、自然な形で、常に歴史の中心的存在であったと言えるでしょう。 自由民主党新憲法草案前文
日本国民は、自らの意志と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。 象徴天皇制は、これを維持する。また、国民主権と民主主義、自由主義と基本的人権の尊重及び平和主義と国際協調主義の基本原則は、不変の価値として継承する。 日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し、自由かつ公正で活力ある社会の発展と国民福祉の充実を図り、教育の振興と文化の創造及び地方自治体の発展を重視する。 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に願い、他国とともにその実現のため、協力し合う。国際社会において、価値観の多様性を認めつつ、圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を行う。 日本国民は、自然との共生を信条に、自国のみならずかけがえのない地球の環境を守るため、力を尽くす。 自由民主党新憲法草案前文の原案
日本国民はアジアの東、太平洋と日本海の波洗う美しい島々に、天皇を国民統合の象徴として古より戴き、和を尊び、多様な思想や生活信条をおおらかに認め合いつつ、独自の伝統と文化を作り伝え多くの試練を乗り越えて発展してきた。 日本国は国民が主権を持つ民主主義国家であり、国政は国民の信任に基づき国民の代表が担当し、その成果は国民が受ける。 日本国は自由、民主、人権、平和、国際協調を国の基本として堅持し、国を愛する国民の努力によって国の独立を守る。 日本国民は正義と秩序による国際平和を誠実に願い、他国と共その実現の為協力し合う。国際社会に於いて圧政や人権の不法な侵害を絶滅させる為の不断の努力を行う。 日本国民は自由と共に公正で活力ある社会の発展と国民福祉の充実をはかり教育の振興と文化の創造と地方自治の発展を重視する。自然との共生を信条に美しく豊かな地球環境を護るため力を尽くす。 日本国民は大日本帝国憲法及び日本国憲法の果たした歴史的意味を深く認識し現在の国民とその子孫が世界の諸国民と共に更に正義と平和と繁栄の時代を内外に創ることを願い、日本国の根本規範として自ら日本国民の名に於いて、この憲法を制定する。 |

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