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戦後、皇籍離脱された旧皇族竹田家の竹田恒泰氏は21日、テレビ朝日のインタビューに答え、「30時間程度という会議で、この2000年の歴史を変えてしまうというのは、あまりにも議論がされていないのではないか」と述べ、24日に女系の容認を含めた最終報告を小泉首相に提出する「皇室典範に関する有識者会議」の姿勢に疑問を投げかけた。
竹田氏は、「仮に、その女帝と結婚される方のお名前が、一般的なところで、鈴木さんだとしましょうか、そうすると、それは『鈴木王朝』ということになるわけなんですね」と述べたうえで、「皇統断絶の危機で女帝が立ったということは一度もございません。逆に皇位継承の候補者が多くて問題を避けるために、先帝の皇后が天皇になられた」と、過去の女性天皇について説明した。 また、竹田氏は日本テレビとのインタビューで、「女系天皇というのは、もはや万世一系の天皇とは似て非なるものですので、女系の天皇が立った時点で、皇統は断絶すると考えるべきだと思います」として、「元皇族の皇籍復帰によって皇統がつながるのであれば、男系の男子は責任を果たすべきだと思います」と語った。 テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」で、小宮悦子氏の「女系天皇に反対だという方は多くいらっしゃるのでしょうか」という質問に対し、元テレビ朝日皇室担当記者で皇室ジャーナリストの神田秀一氏は「いや、そんなに数としては多くないんですが、有識者会議にそういう意見を述べる方が最初から入っていなかったんで、民主主義の社会の中で違った意見も出さなきゃいけないという議論になって、ここのところ、皇族方や、それに近い方々から、いろいろな意見が出てるわけですね」と述べている。
女系に反対するのが多数派ではないことは確かであるが、この時期になって「女性」と「女系」の違いを説明するようなメディアのあり方に、まず問題があるのであって、ましてや「民主主義の社会で違った意見も出さなきゃいけない」という理由で女系に反対しているなど、どこにそんな人間がいるというのか。 コメンテーターの轡田隆史氏は、竹田氏の発言に「そうですね、なんかあまり前向きな感じを受けないんですよね」と述べている。轡田氏は、伝統を守ることが「後ろ向き」で、それを破壊することが「前向き」だとでも言いたいのだろうか。 |

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