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日本とは、日本人とは

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麻生外相は10日、クアラルンプール市内のホテルで韓国の潘基文外交通商相と会談した。
潘外相は「日本の指導者の発言によって、外交責任者である自分が困った状況に置かれていることを理解してほしい」と述べた。麻生外相は「立場の違いはあるが、韓国国民の心情を重く受け止める」と応じた。

急遽、麻生氏が韓国側の宿舎を訪れる形で会談が行われ、時事通信によると、日本の外交筋は会談の中で「靖国」という言葉は出なかったと説明しているというが、これまでの過程から察するに、韓国側の要請により行われ、麻生氏が赴くという形で韓国側のメンツを保ったというところだろうか。
まあ、いずれにしても、ここ最近の日本外交の方向性が間違ってはいなかったということを裏付けるような会談であったのではなかろうか。
勿論、ここで気を抜くことは許されない。その詰めの甘さが、これまで詰まらない駆け引きに利用され、苦汁を嘗めることになってきたのだ。ここからが、麻生氏の真価が問われるところである。
超党派でつくる「日本会議国会議員懇談会」は8日、皇室典範改正問題に関する勉強会を開いた。講師に招かれた百地章氏は、男系に属する女性天皇については容認しても良いのではないかと指摘。現在の皇室典範第1条の「男系の男子」を「男系の子」に改めることを提案した。 次回の勉強会では、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が講師を務める。

前回、前々回に引き続いて「皇室典範に関する有識者会議」の報告書に関連した月刊誌の特集記事について書く。
今回は『諸君!』1月号である。「女系天皇と国家の品格を問う」と題された特集は、所功、長谷川三千子、八木秀次の3氏の対談「『天皇制度』崩壊の秋」、藤原政彦、高橋紘、原武史、木村治美、福田逸、笠原英彦、工藤美代子、篠沢秀夫、久世光彦の各氏による「女系容認・長子優先は皇統断絶への一里塚?」の2本である。
「女系」に反対の長谷川氏と八木氏、「女系」に賛成だが「長子優先」には反対の所氏。
あの敗戦でも護持され、マッカーサーでさえ出来なかったようなことをしようとしているのだという認識が有識者会議にはあるのか、「最終的に国民の平均的な考え方で決めるしかない」という吉川座長に、「ならば何も『有識者』を集める必要もない」と、八木氏は指摘する。
「わずか7年間の占領政策の中で、憲法や皇室典範も含めて、まさに日本の国柄はズタズタにされてしまった」として、「そのまま50年以上もほったらかしにしてきたのは政治家や言論人の怠慢にほかならない」とする所氏だが、旧宮家の皇籍復帰には「もう機を逸してしまった」と否定する。
旧宮家の皇籍復帰が「君臣の別」の混乱を招くという所氏に対し、八木氏は次のように指摘する。

「南北朝的」な対立状況を惹起するという点では、むしろ女系を認めるということのほうがより危険性が高いと言えます。政府によって保障された天皇か、あるいは歴史的な「男系継承」の血を受け継ぐ天皇かで、正統性が争われる懸念もある。一方では、伝統から切り離された皇室などもはや日本には不要だという議論が必ずや出てくるでしょう。

また、長谷川氏は「皇室は宮中祭祀をみてもわかるように決して女性を排除する伝統ではありません」として、次のように述べる。

それだけに、私は男性と女性の組み合わせのバランスというところに、皇室伝統の「かたち」の重要な一側面があり、だからこそ男系男子継承に重要な意味が込められているような気がするんです。これを「かたちのおさまり」と言っても良いかと思います。決して女性を排除するイデオロギーではない。女性原理と男性原理の組み合わせであるからこそ、そのバランスを安易に崩してはならないと思うのです。たしかに、皇統の源が天照大神にあることを考えれば、その大本はむしろ女性原理と結びついていると言っても良いでしょう。しかし、そうであればこそ、うつしみの天皇陛下ご自身は男性であるのが自然なのではないか。

国民の皇室認識向上こそが急務であるという点で一致し、対談は終わる。

一見われわれには合理的な理由が見当たらないことであっても、太古から連綿と続く皇室のかたちは非常に大事なものとして受けとめなければならない。われわれは何についてもあまりにも性急に合理的説明を求めすぎるきらいがあります。これでは皇室の問題が正しく考えられないと思います。
それからもうひとつ、戦後60年間にわたって国民の間に「皇室教育」が全くなされてこなかったことが、今回の混乱の遠因になっているのではなかろうかということです。今の日本の教科書がいったいどれだけ皇室の意義や歴史を伝えているのか・・・・・・現状はお寒い限りだと思います。
(長谷川三千子氏)

周知のように日本国憲法は最も重要な第1章が「天皇」であり、第1条から8条までが天皇に関する条項です。ところが学校教育でもマスコミでも、これを全部すっ飛ばし、いきなり第9条から論じている(笑)。日本は立憲君主国家なのですから、皇室の存在意義について教える時間を存分にとるべきです。新聞をはじめとするマスコミも「首相動静」は載せるのに、皇室の動静はほとんど報じない。両陛下や皇族方が日常をどうお過ごしなのか、どんな公務をなさっているのか、あるいは宮中祭祀がどれほど厳しいものなのかも含めて、もっと広く国民の皇室認識を高めるべきだと思います。そうすれば、本当に大事な存在だからこそ、かくあってほしいという議論も生まれるはずですよね。
(所功氏)

「一度の例外もなく男系継承という制度設計で皇統が貫かれてきたという事実に気づいてしまうと、部分的にでも女系を認めてしまったら取り返しのつかないことになると思う」と熱弁を振るう八木氏を、所氏は「今日の八木さんはお得意の『Y染色体理論』を持ち出されませんが」とからかっていたが、まったくである。そのような「理論」を持ち出す必要性をまったく感じさせない対談であった。
さて、長くなってしまった。「女系容認・長子優先は皇統断絶への一里塚?」は、またの機会にでも。

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