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ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、雑誌「SAPIO」に連載中の「憲法改正を発議する」で、「皇室典範に関する有識者会議」が女系を容認する報告書を提出したことについて「有識者会議の結論は、天皇を戴く皇室の在り方を革命的に変えるものであり、日本の国柄の根幹を突き崩すものだといえる」と指摘し、「私は有識者会議の最終報告書を読んで深い落胆と憤りを覚えざるを得なかった」と批判した。
吉川座長が「私たちは歴史観や国家観で案を作ったのではない」と述べたことについて、櫻井氏は「このような考えは不見識であり、日本の歴史も文明も無視して、どうやって日本文明の核である天皇と皇室について議論できるのか」と批判。また、「大事なことは神話の時代から私たちの祖先は、その血筋を大切に思い、男系天皇制を多大な工夫と努力で継承してきたということだ」として、有識者会議がいとも簡単に女系を容認した理由のひとつとして「天皇を総理大臣や最高裁判所長官、衆議院議長を考えるのと同じように、職務、機能のレベルで考え、論じたからではないか」と推測。「日本人が古代から連綿と天皇制を守ってきたのは、その機能ではなく、血筋を大事に考えてきたからに他ならない。過去に女性天皇が存在したことからも、日本人は古来より女性天皇が『機能する』ことは百も承知だった。その上で男系を貫いてきたのである」としている。 この問題を考えていくにしたがって、自分の知識のなさ、考えの浅さを実感し、恥ずかしさと焦りのようなものを感じている。藤原政彦氏が『諸君』1月号で述べている「歴史や伝統というものの価値やその圧倒的重さ」に、押し潰されてしまいそうだ。
櫻井氏が指摘するように、この問題は日本の歴史や文化を無視して語ることはできず、広範な知識が要求される。 この年末年始に少しでも知識を得ようと、必要と思われる書籍を注文した。その中には直接この問題と関わりがあるわけではないものも含まれているが、このブログを始めた当初の目的のためにも必要なものばかりである。かなりの冊数で、年末年始で全部読むことができるかどうか不安であるが、有意義な日々を過ごせるのではないかと期待している。 |

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