|
自民党の武部勤幹事長は5日、水戸市内で開かれた自民党茨城県連会長のパーティーであいさつし「日本という国は天皇中心の国だ。中心がしっかりしていると同時に、中心をみんなで支えていくという国柄だと思う」と発言したと、時事通信と共同通信が相次いで報じた。
「神の国発言」から5年。 さて、マスコミは森前首相のときのように、これを叩くつもりなのだろうか。 共同通信はともかく、時事通信はどのような思惑でこの発言を取りあげたのか。このような発言がニュースになることがニュースとなる日はまだまだ先のことなのだろうか。 マスコミがどのような報道をするのか、国民がそれをどのように受け止めるのか、興味あるところだ。 参考までに森前首相の所謂「神の国発言」の全文を載せておく。 神道政治連盟国会議員懇談会の30年ということで、おそらく話があったんだろうと思いますが、この綿貫先生は、綿貫先生はまさしく神の子でありますから、しかも、きわめて位の高い神官でありますから、綿貫さんと私たちは同期生、同じ昭和44年の暮れに当選をした。綿貫先生はそのまとめ役をされておるわけでありますけれども、同じ同期には、当時27歳であった小沢一郎さん、その次に若かったのは私、その次に若かったのは私より二つ上の羽田孜さんでした。その次は大阪の中山正暉さん、梶山静六さんもおられましたし、江藤隆美さん、松永光さん、浜田幸一さんと、多士済済、いろいろな方がおられた。本当に小沢さんをはじめとして世間をお騒がせするものが私も含めてたくさんおったのが、昭和44年組でございまして、その中で私どもが、綿貫さんの指導を仰ぎながら、神様を大事にしようという、最も大事なことであり、世の中忘れておるではないかということで、いわゆる神社本庁の神道政治連盟、国会義員懇談会を設立したわけでございますから、まさに私達が中心になって設立し、この活動をさせていただいたものと自負しておるわけでございます。
村上幹事長その他多大なる御努力のもと「昭和の日」などの制定を致しましたり、今の天皇のご在位のお祝いを致しましたり、陛下御即位50年、60年のお祝いを致しましたり、ま、ややもすると政府側、いま私は政府側におるわけでございますが、若干及び腰になることをしっかりと前面に出して、日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知をしていただく、その思いでですね、私達が活動して30年になったわけでございます。比較的私達の同期というのはしぶとくて、結構国会に残っておりますのは、神様を大事にしているから、ちゃんと当選させてもらえるんだなあと思っているわけでございます。 とりわけ、今日は梅原先生もいらしておりますが、やはり私は、有難いことに「森」という苗字をいただいておりまして、いまや日本だけでなく世界中が環境の問題を語るには「森」を大事にしなくてはいけないでしょう、ということになるわけで、小渕さんまで私を大事にしてくださったんではないかと思うぐらい、今の立場は本当に、小渕さんの残された仕事、思いをですね、しっかりと私が実行できるように努力せねばならぬ立場にあるわけです。それには、我々の子供の社会から考えてみますと、やはり鎮守の森というものがあって、お宮を中心とした地域社会というものを構成していきたい。このように思うわけです。 私が今、小渕総理の後を受けてこういう立場になって、教育改革をすすめようという教育改革国民会議というものをこうして致しておりますが、少年犯罪がこうしておる状況にアピールをしようとテーマを作ったわけですが、はっきりいって役所側で作ったもので、みんな大変ご批判が出ました。まるで文部省が各教育委員会に通達した文書だったんですが、審議会そのものに対しては文部省の私的諮問機関なので、私がそのものに口を出してはいかん立場なんです。たしかに難しい立場で難しいことなんだけど、要は私は、人の命というものは、私は、お父さん、お母さんからいただいたもの、もっと端的にいえば、神様からいただいたもの、神様からいただいた命はまず自分の命として大切にしなければならないし、人様の命もあやめてはいけない。そのことがまずもって基本にないといけない。その基本のことが、何故、子供達が理解していないんだろうか。いや子供達に教えていない親達、学校、社会の方が悪いんだといえば、私はその通りだと思う。 しかし、昨日沖縄に参りまして、47都道府県から子供達が集まりまして、小中学校の生徒さんが集まるサミットというものをやりまして、そして7月に集まるサミットに提言をしてくれた。その提言を私がいただいたわけでございます。その文章を見ていますと、「自然環境を大事にしなければならない」とか、そして「地球」とかいろいろ書いてあるわけですが、どこにも「命を大事にしろ」とは書いていない。 ちょうど不思議なことで、その式典に出ようとした時にですね、小渕首相の訃報が入ったわけでございます。沖縄の私のもとに入ったわけでございます。もう胸がいっぱいになりました。もう最後の閉会式のセレモニーでしたから、よっぽどその話をしようかと思いました。しかし、みんな喜んで「いやー終ったぞ」という式典でしたから、私は申し上げなかったんです。申し上げなかったけれども、みんな自然を大事にしよう、水を大事にしよう、とっても良いことだと思います。思いますが、地球社会、共生の社会というなら、人の命というのはどこからきたのか考えよう、この人間の体というものほど神秘的なものはない、これはやはり神様からいただいたものということしかない、みんなでそう信じようじゃないか。神様であれ、仏様であれ、天照大神であれ、神武天皇であれ、親鸞聖人であれ、日蓮さんであれ、誰でもいい。宗教というのは自分の心に宿る文化なんですから、そのことをもっとみんな大事にしようよということを、もっとなんで教育現場で言わないのか、信教の自由だから触れてはならんのかな。そうじゃない信教の自由だから、どの信ずる神、仏も大事にしようということを、学校の現場でも、家庭でも、社会でも言わなければならないよということを、もっと私は、もっともっと、日本の国のこの精神論からいえば一番大事なことではないかと、こう思うんです。 私はあまり信心深い方ではないんですが、それでも朝は必ず神棚に水をあげて、そして出て参ります。家にいる限りは。そうすると私の、3歳になりましたが、孫が、1歳半から、必ず一緒にならんでお参りしてくれるんです。今朝も、孫が私のことを「センセイ、センセイ」といってくれるんですが、幼稚園に行く前にタッタタと私の寝室にきて、私は、昨日小渕さんのこともあって大変つかれておったんですが、それでも孫が起こしにきまして「センセイ」というから、「どうしたの?」というと、「お参りしよう、神様に」と言うんです。 これは寝てるときではないなと思って、神棚にお参りした。この子が将来どうなるかは分かりませんが、日曜日には教会に行っているとのことですので・・・・・・。神棚にお参りしたり、教会に行ったり、いずれ石川県に行けば、また仏壇にお参りするんだろうと思いますが、要はお参りしようということを、小さな子供が、お祖父さんがやることによって覚えてくれる、私は息子や嫁にいうんです「お前ら一番悪いじやないか、中間は何にもしない。お前達が何にもしないから、おじいちゃんがやる。そのことによって、ちゃんと孫ができるようになる」。一番大事な家庭のこと、家庭の基本のこと、地域社会のこと、やはり神社を中心にして、地域社会っていうのは栄えて行くんだよということを、みんなでもういっぺん、みんなでもういっぺん、そんなに難しい話じゃない、であって、そのことを勇気をもってやることが21世紀がまた輝ける時代になるのではないかなということを私は思うんです。こうして全国の皆さん方がお越しの前で、私みたいなこんな余計なことを申すまでもないんですが、立場上、こうしてお話をさせていただいておるんですが、多くの皆さんに影響力をもたらしてくれる方ばかりでありますので、皆さん方で勇気をもって今の子供達の社会にもっと神様とか仏様とかということを、そうしたことをしっかりですね、体で覚えてゆく、そうした地域社会を作り出す、秩序ある地域社会を作り出す、そのためにますます皆様方がご活躍をして下さいますよう、またわれわれ国会議員の会も神社本庁のご指導をいただきながら、ほんとに人間の社会に何が一番大事なのかという原点をしっかり皆さんに把握していただく、そうした政治活動をしていかなければならない。それが私の使命だと、このように思っておるわけでございます。 たまたま小渕さんがご他界になられました。43日前にそうしたお立場の中で、私が支え役をしておりました。その中で私はすぐ言ったんです。その小渕さんの跡をいただこうとか、そんな事を私は一つも考えておらなかった。私は小渕さんがしっかりやっていただくということを、幹事長という立場でしっかり支えることが私の滅私奉公の立場であっておるんだということを思っておりましたが、小渕さんがああいうことになって、私が後継になった。そのことが、私は天命と思った。天命ということは神様からいただいた、まさに天の配剤ということであろうかと思いますが、小渕先生が亡くなって、その棺が官邸の前を通って、まわりを回って、そして自宅に帰られた、私はそのことを写真で見ましたが、一点にわかに掻き曇って、そしてにわかに官邸の前を通ったときに雷鳴があって、私はそのとき思った、何かあったかもしれません。まさに小渕さんはこのとき天に上られたのか、また天も共に嘆いたのか分かりませんが、いずれにしてもこのとき天命が下ったのかなと思いました。総理大臣になりました時、まさにこう申し上げました、「まさに天の配剤だろう」と。だからこそ、恥ずかしいことをしてはならない、まさにお天とう様が見てござる、神様が見ていらっしゃるんだということを、一つだけ大事にしながら政治が過ちにならないよう、しっかりと頑張っていきたいと思います。 ご参集の皆さま、こうして30年をお祝いくださって、また我が国の行く末を、そして世界の将来をみんなで案じながら、また念じながら、ご指導を賜ることをお願い致しまして、少し長くなりましたが、私の御挨拶とし、御礼を申し上げる次第であります。どうも本日は有難うございました。 |

- >
- 政治
- >
- 政界と政治活動
- >
- その他政界と政治活動




