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日本とは、日本人とは

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民間防衛
スイス政府編『民間防衛』に次のような一節がある。

占領軍の洗脳工作(抜粋)
今や占領軍はわが国の全土を手に入れた。
裏切者にまかせられた宣伝省は、あらゆる手段を用いて、われわれに対し、われわれが間違っていたことを呑み込ませようと試みる。
歴史の教科書の改作の作業も進められる。
“新体制”のとる最初の処置は、青少年を確保することであり、彼らに新しい教義を吹き込むことである。
教科書は、勝利を得たイデオロギーに適応するようにつくられる。
多くの国家機関は、あらゆる方法で青少年が新体制に参加するようそそのかすことに努める。
彼らを、家庭や、教会や、民族的伝統から、できるだけ早く引き離す必要があるのだ。彼ら青少年を新体制にとって役に立つようにするために、また、彼らが新しい時代に熱狂するようにするために、彼らを洗脳する必要があるのだ。
そのため、新聞やラジオ、テレビなどが、直ちに宣伝の道具として用いられる。個人的な抵抗の気持ちは、新国家の画一的に統一された力にぶつかって、くじかれてしまう。占領軍に協調しない本や新聞には用紙が配給されない。
これに反して、底意のある出版物が大量に波のように国内にあふれ、敵のイデオロギーは、ラジオを通して、また、テレビの画面から、一日中流れ出ていく。
だれでも公式発表以外の情報は聞けないように、聞いてはならにようになる。
学校では、あらゆる宗教教育が禁止され、精神的な価値を示唆することは一切御法度になる。
占領軍の洗脳工作
占領下の日本では、日本を「文明諸国に地位を占める権利を認められていない敗北せる敵」として、ポツダム宣言及びそれに基づく降伏文書を逸脱した、GHQによる検閲と宣伝が行われた。
利敵情報の漏洩防止などを目的とし、法律によって明示された自国政府による検閲とは異なり、GHQの検閲は検閲の存在を巧妙に秘匿するものであった。徹底的な言論統制は卑屈な自主規制となり、報道機関は占領軍の宣伝機関となった。繰り返される宣伝は「真相」を刷り込み、歴史のすり替え、価値観の破壊へと導いた。
それは、日本人に戦争の贖罪意識を植え付け、民族の自尊心と誇りを打ち砕く、第3の「原子爆弾」、眼に見えない戦争、思想と文化の殲滅戦の始まりであった。


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