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日本とは、日本人とは

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皇室典範改正案の今国会への提出が断念されたことでほっと胸をなで下ろしたのだが、つぎに同じような動きがあったときには相当厳しいものになるのではないかといった不安が、この数か月の動向によって芽生えはじめ、自分の中では以前にも増して危機感が広がるといった変化が起きている。
「天皇」という存在は、他の問題と違って悪意に満ちた言葉に晒されたくはない、このようなところであれ、あれこれと述べることには当初から躊躇いがあったのだが、「そういう畏れ多いことに対して、われわれ草莽の臣が口出しすべきではないかと思っておりまして・・・・・・」という考えから、「畏れ多いと言っていたら、畏れ多いということをいっさい知らない連中にこの問題を引きずり回されてしまうのではないか。もはや畏れ多いなどと言っている段階ではない」という結論に達した小堀桂一郎氏のように、ほとんど影響力のないブログであったとしても、いまは自分の意見を述べるときではないか、これまでそんな思いで続けていた。
中西輝政氏は著書『国民の文明史』で、現在の日本は「歴史的危機」の入り口に立っており、その対応いかんによっては「破局」に至るかもしれないとしたうえで、より我々らしく、本来の自分らしく、すなわち深い自己像を回復し、自分たちの奥深い強みというものを、いちばんはっきりと出せるやり方で対処することがその克服には必要であると指摘し、歴史を大きく見る姿勢、つまり泰然とした歴史観や文明史観を持つことによって、克服するための方策、つまり「戻るべき日本」のありかを深いところで見つけることができると述べている。
日本とは、日本人とは何なのかといったことを考えるための雑記帳、備忘録といった感覚で始めたこのブログでは、明治以降の日本、さらには占領下における日本を取り上げてきた。そこには「戻るべき日本」のありかに繋がるヒント、そして、それを遮る大きな壁があるのだということを改めて確認するだけにすぎなかったのだが、それでも、自分の考えを纏めるうえでは有意義なことであった。
まだまだ取り上げるべきこと、考えを纏めるべきことは残されているのだが、いずれ再び訪れるであろう男系維持の危機、いや、正しくは、皇統断絶の危機に備え、じっくりと学ぶ時間を優先させるべきではないか。そういった思いから、今回、この記事をもってブログを休止することにした。
これまで、多くの方に訪問していただき、勇気付けられたことに、感謝しています。短い間でしたけど、ありがとうございました。

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