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女系を容認する皇室典範改正に反対する国民集会「皇室典範改悪阻止! 国民総決起集会」が14日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれ、降りしきる雨の中、およそ1500人が参加した。
集会では、日本政策研究センター所長の伊藤哲夫氏が、自民党内に党議拘束をかけずに自主投票とする案が浮上していることについて「自主投票としても、野党の票もあるので改正案は成立してしまう」と指摘し、「自民党内閣部会における戦いがすべてを決する」と語った。 また、集会後には参加者によるデモ行進が行なわれた。 13日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」は、静岡福祉大学教授の高橋紘氏をゲストに「今年は“天皇制”の歴史的転換点に? 女系天皇の行方」といった特集を放送した。
女系容認、長子優先を主張する高橋氏は、男系維持について「これはね、私は理論としては分かる。理念としてはそうだと思いますよ」としながらも、「国民の多くの人たちが女性天皇でよろしいと言っている」と述べ、これを否定した。 この高橋氏という人は、どうも「女性」と「女系」を混同して論じる癖があるようで、「皇室典範に関する有識者会議」のヒアリングなどにおいてもそうであったのだが、この番組内でも何度か見られた。 そんな高橋氏に噛みついたのは、「行列のできる法律相談所」でお馴染みの橋下徹弁護士である。 橋下氏が「僕は女系には大反対なんですけども、これは天皇家に対する畏敬崇拝の念の根元は何なのかということを、有識者会議の方々はきちんと議論されているのか、皇位継承の安定だけを考えられているのではないか」と述べると、高橋氏は「では、逆にお伺いしますが、現実問題として、どなたを男系男子として連れてこられるのですか」と質問。橋下氏は「だから、そこを考えてですね、過去の例を考えて、3回の危機を考えてもですよ、傍系での継承ということもあったわけじゃないですか」と答える。 ここから数分間、高橋氏とフリージャーナリストの大谷昭宏氏が、弁護士である橋下氏を相手に憲法を論じる。 大谷氏は、「寛仁親王が仰っているように、たとえば、この制度がなくなったら日本は四分五裂するんだとか、あるいは日本国のですね、終わりの始まりだと、なにも日本はですね、天皇制に支えられているわけではなくて、それは憲法にきちんと規定されることであって、天皇制がなければ国家が分裂するなんてことはですよ、これはやっぱり宮内庁がですね、ちょっと、あの、いかがなものかということを言わないとですね、そもそもの発言が日本の現憲法をですね、否定することになってくる。天皇制で四分五裂するなんて国家はですね、とんでもない話だ」と語気を強める。 番組制作者の意図するところとは違う方向に進んだのか、次のコーナーを飛ばして議論は延長される。議論といっても、その後は高橋氏が喋るばかりで、議論にはなっていなかったのだが・・・・・・。 男系維持について「それを実現させるには“ウルトラC”をやってのけなければならない(『諸君!』1月号)」としながら、「女系」という“ウルトラC”を主張する高橋氏と、「将来、日本の民主主義が成熟すれば・・・・・・」と意味深長な笑みを浮かべる大谷氏との姿が視聴者にどのように映ったのか、気になるところである。 |

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