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「日本会議国会議員懇談会」などが主催した皇室典範改正に反対する集会で、自民党所属の国会議員およそ3分の1の反対署名が集まったことになどを受けて、2日に開かれた自民党各派の総会では改正案の今国会提出に慎重論が相次いだ。
高村正彦元外相は高村派総会で、「まだ議論が熟したとは到底考えておりませんし、一方で急がなければいけない理由は何もないわけでありますから、今国会に提案するのは慎重であってもらいたい」と語った。また、山崎派総会では山崎拓前副総裁が、「このような問題で国論の分裂や混乱が生じないようにしなければならない。皆さんのご意見をご発言いただいて、意見の集約を図りたい」と述べ、慎重な姿勢を示した。 一方、森喜朗前首相は森派の総会で、「この皇室典範については、小泉内閣のもとで審議、議論いただいたことでありますから、当然そのことを取り纏めたのは、われわれの仲間の細田前官房長官がお纏めになったんだということを、よく頭に置いて、そういう立場の中で、いや、だから出るなと言ってるんじゃないですよ、党でどういう立場でいるか、あるいは政府でどういう立場にいるか、大いに出ればいいんです、出ればいい、出ればいいんだが、立場をちゃんとわきまえなさい、立場をわきまえなさいと、そうでしょ、そういうことを考えてしっかり行動してもらいたい」と述べ、反対派集会への参加にクギを刺した。 森喜朗はなにを言っているんだか。
昨年の衆院選で初当選した自民党の所謂「小泉チルドレン」の有志、本人出席25人、代理出席17人、合計42人が2日、竹田恒泰氏を講師に勉強会を開き、小泉首相と武部幹事長に対し慎重に議論するよう求める方針を確認するなど、自民党内では見送り論がますます高まっていく気配であるが、森氏の発言や、2日付読売新聞が伝えている「法案が出たら、党内議論をぐずぐずやらずに、さっさと通すべきだ」という自民党内の賛成派の意見など、まだまだ気を緩める状況にないのは確かなようだ。 |

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