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社会の分断と格差

   社会の分断と格差

12,13日、イタリアで行われていたG7・財務省・中央銀行総裁会議が「所得格差の是正に政策を総動員する」とした共同声明を発表して幕を閉じた。
この声明は、所得格差が、社会分断の主要な原因であること、そしてそれがトランプの保護主義的な政策やヨーロッパの極右勢力の台頭を招いているというG7の共通認識にあることが分かった。

所得格差の問題については、今年1月のダボス会議に向けて発表された世界の貧困問題に取り組むオックスファム報告「99%のための経済」―

1.世界で最も豊かな8人が、世界で最も貧しい36億人分「世界人口の半分)に匹敵する資産を持っている。

2.1988年から2011年にかけての24年間に、世界で最も貧しい10%の人々の収入増は65ドルだったが、最も豊かな人々10%の収入増は11,800ドルで、貧しい人々の182倍だった。
―という衝撃的な報告があった…。

所得格差が社会の調和を乱し、発展のネックになっている…と言う認識が、世界のリーダーの共通認識になったことは画期的なことである。
今後の課題が「所得格差の是正に向けた取り組み―成長の恩恵が幅広く国民にいきわたる有効な政策の樹立」に向かうべきことは当然の成り行きであろう。

日本でも新自由主義政策に基づく成長政策がとられ、もっともらしくトリクルダウン=成長の恩恵は大企業から順次中小零細企業に滴り落ちる、などと言われたりしてアベノミクスの正当性を主張していたが、結局そんなことは起こらなかった。

それどころではなく、富める人はより富んだが、世間ではより不幸な人間が異常に増えてしまった…。

格差の想像以上の拡大など自ら招いた社会問題の噴出に、アベノミクスの限界に気付いた安倍首相は、やむを得ず働き方改革と称して再び正社員化を促す労働政策に乗り出したが、支持率を求めて右往左往することなく、首相自らの社会理念、あるいは社会理想を明確な形で一度語るべきではないか…。

世の中には、新自由主義の弱肉強食性は欲望と共にある人間の自然な姿であり、大きな格差があっても自然なことと肯定するホリエモンのような人も少なくないが、それをネイチャーとして支持するなら動物の生き方と何ら変わらないのではないか・・・。

人の人たる由縁がどの辺りにあるのか…。
人間が考える葦であり万物の霊長とするなら、少しは動物たちよりもましな世界で行きたいと思うのも自然なことであろう…。

安倍首相は憲法改正に当たって「憲法は国の理想を謳うもの」などと言ったが、それでは首相はどの様な人間社会の理想像を持っているのか、経済政策との絡みの中で併せて一度お聞かせ願いたい・・・。

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トリクルダウンはデタラメですよ。安倍さんは絆とか瑞穂という割にはどうしてそれに悖るような竹中を囲って意味不明な経済政策を出すのかが不思議です。

2017/5/15(月) 午後 7:59 [ 雪だるま ] 返信する

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> 雪だるまさん

安倍さんは保守的な首相とされていますが、保守の本当の意味を理解されていないように感じますね。
「瑞穂の国の資本主義」などは、言葉としてはとても理念に満ちた良い言葉だったと思いますが、実際の行動は全く理念的ではないし、単なる宣伝用のキャッチフレーズに過ぎない・・・自分の信念ではなく、言葉遊びだった気がしますね。

2017/5/18(木) 午前 10:01 [ 帝王の涙 ] 返信する

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