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ベーシックインカム・日本

ベーシックインカム制度は、まだどこの国にも採用されていない。
その最適な在り方を求めての社会実験・・・現在はフィンランド、ケニア、カルフォルニア州オークランドなどで社会実験が行われており、今年の後半にはオランダとカナダでも実験が始まるとされている・・・が続けられている段階である。

日本では、2012年の衆院選挙に向けて大阪維新の会が発表した公約に「ベーシックインカム=BI」が現れた。
維新の会は、(1)年金や雇用保険、生活保護など複雑化したセーフティーネットを 一元化する方策として、(2)働けば働くほど収入が増え勤労意欲の向上や経済活性化にもつなが制度としてBIを検討中と発表した。 

橋下人気もあって賛否両論が飛び交ったが、財源問題で夢物語とされ具体案の提示までは進まなかった。

日本における「BI制度論」が多少の進化を見たのは、維新の会のBI論が財源問題での批判を受けての後退に対し、経済評論家の山崎元氏が「財源は現状の社会保障のBIへの置き換えなので本質的に問題はない」とし、「現状のままでも、一人当たり4万7千円レベルなら即実行できる」と問題提起し、「BI論」を夢物語から現実に引き戻したからである。

山崎氏によれば、「一人一月5万円のベーシックインカムを全国民に支給するなら、年間の総支出額は約75兆円。全社会保障給付支出がざっと100兆円で、そのうち約30兆円が医療費関係だから除くと、年金、生活保護などの支出は既に約70兆円ある。これに追加的に必要なお金は数兆円に過ぎない。財源的には、十分実現可能な範囲の中の問題である」としている。

具体的に平成26年度の予算で言えば、社会保障給付費は総額で112兆円。
その内訳は一番大きな年金が54.3兆円、次いで医療の36.3兆円、福祉その他で21.4兆円。
医療費を除くと75.7兆円。
これをBIの財源に当てるとして人口12、550万人で割ると一人あたり年に60万円、月で言えば5万円となる。
つまり、大枠で言えることは、「財源はある」のである。

ホリエモンも、月5万円の支給なら、今すぐにでもできると山崎案を肯定している。
ホリエモン自身は、国民一人に月8万円を給付するとして、ざっと月に10兆円、年間で120兆円。
消費税率を20%に上げると、日本のGDPの内需部分が300兆円として、300×20%で60兆円の歳入となる。
さらに無駄な公共事業を減らし、年金・生活保護・その他補助金を廃止してBIに統合すれば何とかなる…と主張している。

ホリエモンが言うように、従来の年金、生活保護、雇用保険などの社会保障支出は全て廃止になるし、さらに年金、生活保護、雇用保険などの関係省庁も関係役人も不要になり、大幅な行政改革もできる。

BI否定の最も大きな理由とされてきた財源問題は、決して正当な理由ではないことが分かる。
また、「貧乏人は怠けもの」という理由も、BIの社会実験では次々と否定する結果が報告されている。

良きにつけ悪しきにつけ人類が未だに経験したことのないAI=人工知能の新時代を前にしている。
世の中の望ましい在り方を根本から考えるべき時が来ている・・・。
将棋の中学生プロ・AI的な藤井蒼太四段の出現に驚いている場合ではない…。

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良い意味での職業選択の事由ができるようになりますね
生活のために今の仕事を続けなければ
から 田舎で一次産業につこう
ともなるし 地方活性化にも寄与
さらに公務員の減少と 良いことのほうが多いと思いますよ
ただ自民党や民進党ではできるかな??
維新が公約に入れたということはあるいは維新なら??
ですね

2017/7/13(木) 午後 5:30 [ 道後 ] 返信する

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失業したら保険で手当てするのではなくて、BIを給付する、発想の転換、面白いですね。ナイス。

共産主義と新自由主義の両極端ではなく、その間に、もっとも多くの人々にとって良い社会があるのではないかと思います。

共産主義の社会では、多くの人が怠け者になることが判ったので、社会を活性化させるために「貧富の差」は必要と考えますが、一方、貧困を「自己責任」で片づけてしまうのは、不幸な社会だと思います。

2017/7/14(金) 午後 2:24 [ suu*uu*h*i ] 返信する

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> 道後さん

自分の人生を目標に向かって思い切って挑戦できるという意味では、すごく前向きな制度ですよね。

但し、強烈な行政改革を伴い、役人の既得権益を犯しますから官僚が最大の障害になる可能性がありますね。

2017/7/19(水) 午前 10:06 [ 帝王の涙 ] 返信する

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> suu*uu*h*iさん

確かにその間に調和された理想があるように思いますね。
現実は相対社会ですから絶対ということはありませんね。
一定線まではお互いの力を出し合い、社会として生存を守る…社会的責任。。
そして、それ以上はそれぞれの努力次第という社会ですね…個人の責任。

2017/7/19(水) 午前 10:24 [ 帝王の涙 ] 返信する

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