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助け合う社会へ・・・共同体国家・日本へ!

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BI・日本の偉業

BI・日本の偉業

先ごろ厚労省が発表した子供の貧困率(標準的な収入の半分に満たない家庭で暮らす17才以下の子どもの相対的貧困率・2015年時点)は13・9%だった。
3年前より2・4ポイント改善したが、相変わらず7人に1人が貧困状態である。

OECD36カ国の子供の平均貧困率は13・3%で、日本はその平均より劣る。
また、格差の再生産を防ぐに効果の大きいとされる子供たちのための公教育支出の割合も3.2%(対GDP比率)と相変わらず低率のままで、OECD平均の4・5%を下回っている。

数字に表れた日本の現実は、安倍首相の言うような「世界第3位の経済大国・日本」を宣伝できるような内容を持ってはいない。
富める国の貧しい現実である・・・。

昨日は、AIの開発を進めるシリコンバレーの企業群が、大規模な失業を招きかねない社会の到来を気にして、そのセーフテイネットとしてBIを研究していることを見た。

日本はどうかと言えば、ほとんどそのような問題意識を伺うような動きはない。
安倍政権も相変わらず富裕層優先の新自由主義政策を推し進め、益々格差は拡大する傾向にある。
今話題の「ふるさと納税」も、美しい看板とは裏腹に実質的な内容は「富裕層に対する税の還付制度」になっている。

AIの開発は、益々資本を「持てる者」と「持たざる者」との格差を広めていく…。
ホワイトカラー中間層も職場をAIに奪われ、社会の下層に転落していく…。

このような社会の傾向に危機を感じて、アメリカでも、カナダでも、オランダでも、フィンランドでも、アフリカのケニアでもBIの社会実験が進んでいる。
なぜ、日本では議論も弾まず、問題提起も少ないのだろう…。

何度でも言わせてもらうが、安倍首相は首相になった時の所信として「瑞穂の国の資本主義」を標榜すると言った。
「瑞穂の国」とは、稲作にともなう習慣、習俗、文化・・・つまりは「助け合う共同体社会」の意に他ならない。
今の安倍首相の路線は、日本文化の生きる「共同体社会」の原則を欠き、個々人に解体されたアメリカ型社会を目指している。

安倍首相は「世界を俯瞰する外交」などと自称しているが、「武力なき日本」が外交で主導権を握ることなどはあり得ない…。
中国にも、韓国にも、北朝鮮にも、ロシアにも、何一つ言いたいことが言えないのが現状である。
今や経済力でも中国に追い越され、アジアでの主導権さえままならない…。

日本は、そんな表層的なことに神経をすり減らすよりも、今は今なりの資源の中で日本なりの理想社会…つまり「瑞穂の国の資本主義」の実現を目指したらどうか…。

AIの時代を前に、日本のような大規模の社会で世界に先駆けて、例えばセーフテイネットとしての「ベーシックインカム」を実現するなら、世界に誇るべき歴史的偉業を成し遂げたことにならないか…。

BIは、一人一人の国民に最低生活を保障する一定額を支給する。
つまりは、お互いの生存をお互いの力を出し合うことで、つまり社会で保障し合う…社会的責任。
それ以上の生活を望む人は、個人の努力次第とする・・・つまりは個人の責任。

「貧困は人格的な欠陥が原因ではなく、お金がないことによる悪循環に尽きる。
貧困ゆえに衣食住の基本的な欲求さえが満たされず、貯蓄がなく貧困の連鎖を断ち切れない。
これを断つ一番手っ取り早くて簡単な方法がBI」とBIの主唱者ブレグマンは言っている…。

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閉じる コメント(2)

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BIと共産主義は違いますね
基礎的生活費が出るのと 働く度合いが違っても同じ給料が共産主義だと思います
基礎的生活費以外を自分で稼げばもっとお金を手にできるので 働く意欲も出ます

2017/7/19(水) 午後 0:27 [ 道後 ] 返信する

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> 道後さん

苦労に比例する結果が伴わないと確かに力が入りませんね。

基礎部分の格差が小さくなることは、プラスですね。

2017/7/24(月) 午後 3:37 [ 帝王の涙 ] 返信する

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