このままで良いのか、ニッポン!

助け合う社会へ・・・共同体国家・日本へ!

全体表示

[ リスト ]

権力のアナーキズム

   権力のアナーキズム


「森友学園」の籠池前理事長と同学園が運営していた幼稚園の副園長を務めていた妻が、国や大阪府の補助金を不正受給したとされる事件で、今日、事情聴取を受け、容疑が固まれば逮捕される運びという。

当初は「安倍晋三記念小学院」とまで命名し、総理夫人が名誉校長を務めるほどに順風な関係であったが、2月9日の朝日新聞の記事・・・森友学園と同じ広さの隣の土地が14億2300万円で豊中市に売却されているが、国有地の売却は原則公表されるはずなのに森友学園の購入額は黒塗りで非公表になっている・・・から一挙に無関係を装う総理側との関係が冷え込み、今では恨みと憎しみの関係にまで果てている…。

森友学園と加計学園の問題の推移を比べると、権力側としての政治家、官僚、司法検察の対応がはっきりと異なる。
学生時代以来の親友が経営する加計学園は正に守らねばならない親藩であるが、森友学園は首を斬られる外様に過ぎなかった…。


こんな事実に触れるのは、安倍首相を貶めるためでも森友学園を弁護するためでもない。
「共同体の在り方」ということにフト想いが至ったからである。

日本は基本的に仏教文化であり、仏教では、この世は「縁起」で成り立つと言っている。
すべての存在は、関係性の上に存在するという訳である。
自分一人で立っているものなどは何一つないというものである。

別に仏教などを持ち出さなくても、稲作農耕の文化を考えても「共同体社会」に行き当たる。

最も自然に凡そ生活する人々の共通認識が成り立つ世界が、昔の村であったに違いない…。
人の世界だから何もかもみんな同じという訳にはいかなかっただろうが、互いの違いはお互いによく理解できる間柄でもあっただろう・・・。

ところが、グローバル時代になり人は何百万人、何千万人、何億人もの単位で共同生活を送るようになった。
世界のルールを作らなければならないが、そのためには世界に例えそれが幻想であっても共通的価値を持った共同幻想…世界に普遍する実存などはそもそも存在せず、せめて共通幻想を持たなければ世界が成り立たない…を作り出さなければ,共同生活していくのは困難である…。

共同幻想を共に抱くことが出来ない世界であれば、日本と韓国、日本と中国、日本とロシアの関係と同じで,それぞれの正義と正義がぶつかり合う世界でしかありえない…。

大きな世界ではそういう衝突は当然だとも言えるが、安倍首相の衝突ぶりを見ていると、こんな小さな日本という世界でも小さな権益を求めて衝突し合わなければうまくいかないのかと情けなくなる…。

先日テレビを見ていたら、維摩経の教えとして「縁起の実践」とはコミュニテイに入ること、「空の実践」とは=何事にも捉われないことと話していた。

他との関係の中で形成してきた日本文化であれば、共感性に富み、気遣い=おもてなし=忖度が自然なことでもあることは分かるが、その時重要なことは「とらわれない心」「偏らない心」が働かなないと、「共同体」の共同性を崩してしまうことである

安倍首相の政治の姿勢に共同体の土台に相応しい政治的価値観がなければ、つまりは単なる権力の私的横暴にほかならないなら、別な意味で民主主義を破壊する権力的アナーキズムにもなりかねない…。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事