このままで良いのか、ニッポン!

助け合う社会へ・・・共同体国家・日本へ!

全体表示

[ リスト ]

夏の終りと子供の鬼門

夏の終りと子供の鬼門

「いじめがあったことは認められるが、自殺との因果関係はない」・・・。
別に打ち合わせたわけでもないのだろうが、全国どの地方で起きても共通した教育委員会の反応と見解・・・。

覚えている人も多いことと思われるが、橋下徹大阪府知事が「クソ教育委員会」「教育委員会のクソヤロー」と教育委員会を罵倒したことがある。
「これは大問題になるかも」と思われたが、笑い話ではないが、大阪府民の大半が橋下知事と同じように「教育委員会をクソだ」と思っていたので問題にもならなかった。

2011年の大津市のいじめ自殺問題の無責任さを契機に教育委員会制度が改められた。
教育長と教育委員長の2頭立てを一本化し、首長が任命する新教育長一人がトップになり、教委を代表し教育行政を具体的に進める責任者となった。

新制度では、各自治体に首長と新教育長、教育委員らが教育施策について議論する「総合教育会議」の設置が義務づけられ、教育の目標などの「大綱」についてもここで調整し、首長が策定することになった。

行政責任としてのコミットが実現したが、どこまで教育委員会が質的に向上したのであろうか…。

表面的だが、我々がニュースで見る限りは、目を見張るような改善があったようには見えない。
あい変わらず「いじめがあったことは認められるが、自殺との因果関係はない」という責任逃れとしか言いようのないコメントが目に付く。

世間の批判を受けて、いじめの事実を認め、遺族を訪れての謝罪…。
まるで「いじめ」に対する教育委員会の対応コースだ。
真心の感じられない儀式化した謝罪に遺族の怒りはまた募る…。

さて、子供たちの夏休み明けの鬼門、自殺の多い9月1日がやってくる…。

警察庁によると、2016年には小学生12人、中学生93人、高校生215人の320人が自殺しているとのことである。
さまざまな事情と理由があることだろうが、若い命を自ら断つということは何とも痛ましいものである。

いじめにしても、当人は自殺を考える段階に至っているのに、見て見ぬふりをし助けようとはしないクラスメート、場合によってはクラス内に流れる空気に迎合しいじめに加担する先生・・・「知らなかった」「なかった」と責任を逃れたいばかりの学校関係者や教育委員会・・・。

「義を見てせざるは勇なきなり」などと言ってみても始まらない時代なのだろうか…。

「儲けにもならないことにかかわりを持つな!」と社会は教えているのだろうか…。

宮沢賢治の「雨にも負けず」・・・

「東に病気の子供あれば  行って 看病してやり
西に疲れた母あれば  行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば  行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば、  つまらないから やめろと言い」

などと言う「共同体的な考え」は、「自分だけにしとけ!」という世の中なのだろうか…。

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事