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  第4回「連帯する日本」セミナー報告(6

基調講話 「日本の理想社会と政治を考える」 (5)

                            連帯する日本 代表 小川 忠彦



      E. あとがき・・・若者世代について

短い時間の中で憲法と安全保障に触れることが出来ませんでしたが、日本国が自立・独立の要件を備え中型国家にしろ、小国主義にしろ、国として自主性を発揮するためには、国防の強化・充実は避けて通ることのできない道です。さらにアメリカの後退と中国の進出という新しい状況は、取りも直さず日本の安全保障問題そのものであり、今後も目が離せない状況が続くと思います。憲法9条問題を含め、「備えを常に」で行かなければならないと思います。

「あとがき」という訳でもありませんが、最後に最近の若者についてちょっと触れておきたいと思います。
昨年内閣府が行った「国民生活満足度」という調査結果があります。
それによりますと、国民全体の満足度は、過去最高の74%という数字が出ています。
特に注目すべきは、18〜29歳の若者の満足度が80%と平均を大きく上回っていることです。

多情多感で現実の不完全さや不備に敏感な若者という一般像が吹き飛ぶような数字です。
しかし、「仕事に充実感」では過去最低の29%で、昨年の25%からさらに下がっています。
日本生産性本部が昨年実施した「新入社員の働く目的調査」では、1位が「楽しい生活のため」43%(昨年42%、一昨年37%)で増加傾向、2位が「能力を生かす」11%(12%、13%)で低下傾向、3位「社会に役立つ」9%(9%、13%)でこれも低下傾向という結果が出ています。

満足に関する内閣府調査には、最近の政府のいい加減なデータ取りもあって俄かには信じ難い数字という気もしますが、これらの調査結果を踏まえて若者像を描くと「最近の若者は、現状に満足しながらも仕事に生きがいは持ってなく、むしろ必要悪と受け止めこなしている感じで、代償にその分余暇を満喫している。また争い事を嫌い、他者に協調的で、職場でも社会でも新しいことに挑む姿勢に乏しい」という像になりそうです。

確かに今の子供たちは知識は我々以上に豊富で、とにかく色んなことを良く知っています。
そして社会的なことでは「そんなことしても無駄だよ」と「悟り」というか「諦め」というか、「物分かりがいい」というか、そのようなセリフを口にします。
バブル崩壊後の閉塞した社会状況の中で育った若者としては「今が最高」なのかもしれません。
「そんなものか」という気もしますが、しかし、非正規雇用37%(2017年総務省労働力調査)、年収300万円以下41%(女性パート含む・国税庁)の数字等を見ますと、とてもとても満足どころではありません。
社会の将来を考えると、今の若者意識にはちょっと心配ですね。

中には、日本は高齢者社会で「高齢なリーダーとともに社会も老衰しつつある」と揶揄する輩もいますが、是非若者たちにはこの高齢化社会を打ち破るような覇気を培って次代に挑んでほしいと願います。
そのような青少年教育が、家庭でも学校でも社会でも行われることを期待して講話を終わりたいと思います。
有難うございました。

転載元転載元: 「連帯する日本」の公式ブログ

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