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第4回「連帯する日本」セミナー報告(8

      活動報告  「千載一遇のチャンス、米朝会談と拉致問題」

       拉致・日本人を救出する全国協議会 事務局次長  山岸 丈良            

救う会の活動と方針について報告したいと思います。
北朝鮮がトランプ大統領に会談を申し込んだという好機をとらえ、家族会と私たち救う会は、今年4月に「政府に今年中の全拉致被害者救出を再度求める国民大集会」を1000人以上の参加者を集めて行いました。

そこで採択された決議文に沿ってお話しします。
昨年9月の拉致・国民大集会では、核・ミサイル問題の深刻化の中で拉致被害者救出の願いが吹き飛ばされてしまうのではないかという強い危機感を内外に訴えました。
北朝鮮の核とミサイルのやりたい放題に対し、国連の安保理も強力な制裁を課しました。
北朝鮮は、輸出もできず密輸も思うようにできなくなり、手持ちの外貨も10%にまで減り、経済危機さえ言われるほどでした。
金正恩も危機を感じ、核とミサイルの完成をもって経済に重点を移すことを明らかにし、オリンピックを機に親北政権の文韓国大統領をテコにして米朝会談の提起をしたものです。

金正恩がトランプ大統領に会談を申し込んだことで、拉致被害者救出のチャンスも同時に大きく浮上してきました。トランプ大統領は訪米した安倍首相に「米朝首脳会談では拉致問題を提起する・・・拉致被害者を日本に連れ戻せるようにできることはすべてやる」と語りました。平成13年以来、毎年訪米し拉致被害者救出への協力を求めてきた成果でもあります。昨年の9月にはトランプ大統領は国連で「13歳の日本の少女を拉致した北朝鮮」と厳しく批判をしていました。

米朝会談の結果によっては、拉致問題が大きく動くことが予想されます。
その時、絶対譲れないのが、全拉致被害者の一括帰国です。
北朝鮮が「死亡」と通告した8人、入国していないとする4人、その他多くの未認定拉致被害者含む全員が同時に帰ってこなければなりません。
同時帰国が出来なければ、時間の経過からして取り残された人たちには絶望しかありません。
全員帰国が実現しない限り、北朝鮮との間にはいかなる合意も支援も援助も有りえません。
国際社会にも強い圧力を強く訴えるべきです。

米朝会談で一番困るのは、中途半端な落としどころで終わった場合です。
北朝鮮は、小泉訪朝以後は何があっても「解決済み」一辺倒だからです。
この意味で、金正恩が拉致について最初にどのような言葉を口にするかは重大なことだと思います。

日本が言う「拉致問題の解決」とは、閣議決定した言葉があります。
1.拉致被害者の安全確保、2.即時全員一括帰国、3.真相究明、4.犯人の引き渡し、です。
政府が認定している拉致被害者は12人ですが、実際被害者が何人いるかは日本では分かりません。
北では拉致被害者に定期的に主体思想で生活しているか、自己批判しているかなど検査・管理をしているのですから分かっているはずです。
かつては横田めぐみさんを死亡したとしてニセの遺骨を渡すほどですから人道上の懸念は消えません。

6月12日に予定通り米朝会談が行われ核・ミサイルの完全非核化に向けた何らかの合意がなされれば、次は拉致の日朝交渉も予想されます。
段階的な交渉になれば、そのつど制裁の緩和や経済援助助が昔のようにまた繰り返されるのでしょうか…。
トランプ大統領に至ってはもうそのような繰り返しはないと思いますが、北の交渉術について特に優れた点についてチャック・ダウンズ著「北朝鮮の交渉戦略」は「会談のための前提条件を付ける…体制保証・・・交渉当事者の注意を呼ぶ事件を起こす・・・自国の目的を最初に交渉する…譲歩は弱さの印・・・」等々を挙げています。一筋縄では進まない北朝鮮ではあります。

また、北朝鮮が一番嫌がっていると言われることに「リビア方式」があります。
リビア方式は、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」のリビアで実施された実例です。

福井県立大の島田洋一教授によれば、リビア方式は、1.動きの速い米国CIAと英国情報部M16が交渉や廃棄の第一段階を担った、2.合意1か月後には米軍機や艦船で海外搬出し3か月後には終了した、3.核の他に化学兵器、中距離ミサイルも廃棄対象に、4.疑惑施設すべてにリビアは即時全面的に応じた、などと言う。
トランプ大統領は、リビア方式は採用しないと言ってるし、北の体制保証もすると述べている。

アメリカCIAによる徹底的な査察と米国による廃棄処分…6カ月で終わらせる・・・。
それを嫌がる北朝鮮…あれもこれも見せろという米国に北は素直に応じるかどうか…。

最後に希望を言えば、米朝会談がスムースに終わり、トランプさんが金正恩に次のように言う。
「米朝会談も成功裏に終わったし、拉致問題も決断してはどうか」と。

転載元転載元: 「連帯する日本」の公式ブログ

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小生です。
安倍は拉致問題に関してはトランプに北朝鮮との対応を頼んでて、拉致被害者を帰国させるための北朝鮮との活動は一切しませんね・・・
安倍は自分の趣味優先活動なので、拉致問題はトランプに任せてるのでしょうかね・・・

2018/6/5(火) 午後 4:24 無知也 返信する

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> 天空さん
精力的に活動が続いていますね。
リビア方式…を嫌っているとはいえ本人の不徳の致すところで米がガダフィーを殺した訳ではないですよね。
事情は分かっているでしょうが?

2018/6/5(火) 午後 6:19 [ 天空 ] 返信する

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> 無知也さん

安倍首相には、確かに物足りないものを感じます。

どうも日本外交には、隔靴掻痒を感じてなりませんね。

自国民のことですから、もっと直接的な主体性を発揮して欲しいですね。

2018/6/5(火) 午後 8:47 [ 帝王の涙 ] 返信する

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> 天空さん

トランプさんも術にはまったわけではないと思いますが、人気取りで「会談のための会談」にならないことを祈るのみです。

今のままでは北は、経済的に本当に困っているのではないでしょうか…。

交渉次第では、北から最大の妥協を引き出せそうに思うのですが…。

トランプさんはドライな人のようですから、日本も計算ずくでのアプローチが必要ですね。

2018/6/5(火) 午後 8:58 [ 帝王の涙 ] 返信する

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