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政権交代の理想

政権交代の理想

保守主義の優れている一つは、人間は過ちを犯す動物であることを認めているところであろうか。
合理性という理屈のみで生きるのではなく、情動という人間の非合理性をも認め、それ故に歴史とか伝統とか文化とか、また経験とかを尊重し、人間を大きく包み込んで理解しようとする・・・。

仏教ではないが「諸行無常」で決して一つの真実にこだわろうとはしない。
だから真実は一つしかないとする一神教の世界や中国に見られる共産主義的教条主義を相手にすると日本人はほとほと疲れさせられてしまう。

というようなわけで、多神教の日本人には民主主義が基本的に向いているように思える。
しかし、向いているようには思うが、その使い方は必ずしもうまいとは言えない…。

政治に限って言えば、自民党から共産党までどの党も「自由」と「民主主義」を価値ある理念として標榜している。
しかし、「自由」の行き着く世界は基本的に「格差社会」であり、「民主主義」の世界は基本的に「平等社会」を前提にしており、互いに矛盾した理念でもある。
この矛盾をバランスよくとることで社会秩序を維持しているという事が言えるかもしれない。

自民党は「平等」よりも「自由」に重きを置く政党だが、戦後は殆ど第一党で政権を握ってきた。
何だかんだ言いながらも国民とともにあったという事が言えるだろう。
しかし、それは確かに一つの歴史の真実だが、その「自由」の行きつく先が「大いなる格差社会」では一部の富める人々の「自由」をしか意味しなくなる・・・大多数の人々には「不自由」な社会を意味する。

この意味で私は「自由」と「平等性」のバランスを回復させるために「平等性」に重きを置く政党を育てるべきではないかと考えるのである。
それは、左翼的な、つまり一神教的で教条的で専制的な立憲民主党ではないという事である。
日本の歴史と伝統、文化を重んずる保守主義の上に立ち、さらに「平等性」を追求する「共同体主義」の理念に立つ「国民政党」でなければならない。

「自由」もそのままでは「格差」を生むという欠点がある。
「平等性」にも「怠惰」を生むという欠点がある。
お互いに長所もあれば欠点もある。

社会も新鮮さを保つためには「自由」を旗印とする政党と「平等性」を旗印とする政党とが、10年周期ぐらいで政権交代し、リセットしながら社会を運営していった方がいいのではないか…。

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権力と政権交代

権力と政権交代

参院選挙終盤の情勢。
日経の世論調査・・・自民・公明で改選議席124の過半数を超える勢い。
朝日の世論調査・・・比例投票先・自民35%、立憲12%、公明・共産・維新6%。
時事通信の世論調査・・・自民・公明・改選議席過半数大きく上回る勢い。

何となく閉塞的で長期停滞的な日本社会の状況だが、ご案内の通り国民の選択は「何だかんだ色々あるがまあ現状で良いではないか」という国民の選択状況である。
自民党に対するに歌を忘れたカナリヤではないが、政権の失敗を論うばかりで自らの次代の夢を持たぬ野党であってみれば、あるいは現状追認的な国民の選択は賢いと言うべきであろうか…。

立憲は改選議席倍増の勢いだが、歴史の周回遅れのような55年体制的政治感覚・・・未だにイデオロギーに引きずられとにかく反対する政治感覚にあり、とても生産的な政治を期待することはできない。
しかし、国民の間にもこの化石化した往年の左翼的イデオロギーに固執し支持する堅固な層がまだ残っているという事なのだろう。
日本が憲法観や安全保障政策で国論が大まかに一つになるには、つまり左翼的イデオロギー的見地を卒業するには、今少し時間が必要なのかもしれない。

生産的な政治という意味で期待していたのが国民と維新であったが、維新は現状維持、国民に至っては議席半減で再び先細り状態になりそうだ…。
立憲が伸びても、憲法や安全保障政策で何でも反対の「反日」的姿勢を捨てない限りは、日本的見地から言えば「国益」には結びつかない。
「反」では、政権を握ることはできない。
結局は自民党の永久政権になってしまう。

永久政権になれば、英国の歴史家ジョン・アクトンではないが「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する」・・・。
国民の選択がなお一強の自民独裁政権にあっても、政治の腐敗は歓迎しないところだろう。

おかしな動きだが、旧民主党でホープとされた少なからぬ中堅メンバーが自民入党を果たしている。
自民党が自由を追求する政党なら、民主党はどちらかと言えば平等を目指す政党のイメージだったから彼らの行動は理解しがたいところがあるが、国民の選択が一層一強自民党強化の方向にあるなら、いっそのこともっと自民党を太らせ、徹底的に太らせ、そして二つに分かれた方が…などと思って見たりする。

政権交代可能な野党の誕生の為・・・。
固より「日本の国益」の見地に立ってである。

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「北方領土」はどうなった?


で、結局「北方領土」はどうなった?
交渉も始まっていないのに、ロシアが要求したわけでもないのに、勝手に、一方的に、国是まで変えて「4島返還」を「2島返還」に切り替え、つまり「2島放棄」の譲歩までしたのに…。
挙句の果ては、「領土を返す意思はない」とのプーチンからのけんもほろろの「領土・門前払い」の無残な結果となった。
安倍外交におけるロシア情勢の分析がどうなっていたかは知らないが、これでは「目クラ運転」をしたと言われても何も言えまい…完敗だった。

その時に、「プーチンがそういうのなら、日本側は改めて北方領土問題を考え直す。北方4島に限らず、帰属先が決まっていない全千島列島についても、改めて提起する機会を持ちたい」位の言葉を返すべきではなかったか。

縮み志向の現下の日本では「全千島」と聞けば突飛な主張のように解する人が多いが、この「帰属先の未決定」こそロシアの弱点であり、「ロシアの千島列島領有の合法性」が無いことの証明でもある。
このことはロシアでも問題になり、「戦争の結果」という理由が生み出されたわけである。
取って付けた理由である。
それ故に「戦争の結果」という何の合理性もない理由を主張し、「先ずこれを認めよ」と理屈抜きの強弁をしているのである。

このままでは、日本は安倍首相の時代は「4島返還」を言えなくなってしまった・・・。
相手に嫌われまいとしてお世辞を言ったりお上手を言っていると、相手は喜ぶ振りをしながら心では軽蔑し、俗に言う舐めた態度を取るようになる。
「敵ながら天晴れ!」と言わしめるほどの明確な主張と姿勢でなければ、とても外交交渉などは有利に進められないだろう。
交渉事なのだから、言うべき時に言うべきことを言わなければ、交渉に何の意味があろう。
いずれにしても、何らかの形で北方領土の今後の運動については、早期に「リセット」する必要があろう。


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格差・ガマンの限度

格差・ガマンの限度


分かっているようでわかっていないのが、毎日目の前にする出来事である。
毎日目にするから日々の差異の変化に気が付かない。
しかし、子供の成長ぶりではないが、1年ぶり、5年ぶりに目にするとハッキリと変化が分かる。

そのような目で、私は安倍内閣の「格差拡大政策」を見ている。
格差拡大政策の行き着く先に「日本社会の夢」を見ることはできない。

行きつく社会は、圧倒的な富を蓄えた少数の富裕層と生かさず殺さずの政策でやせ細った下層に分かれる。
富を蓄えた富裕層は益々政治権力と密着し着々と足場を固める制度を築いていく。
多くの国民一般は生かさず殺さずを最低限とした政策に甘んじさせられ、福祉政策が犠牲にされ後退していく。
日本社会の分断・分裂である。
歴史は繰り返すとも言うが、産業革命期のような激しい階級対立の社会になりかねない。

安倍政治が目指す「日本のアメリカ化政策」の果ては、今のアメリカ社会に違いない。
或いは格差拡大で混乱するフランス社会かも知れない。

欧米の激しい「反格差・反政府運動」に対して日本は未だ静かである。
それどころか、日本では中間層にしろ下層にしろ、安倍内閣を支持し、自民党政治を支持する人々が増加中と来ている。
何かを誤解しているのではないかと、私は思わざるを得ない。

秩序を重んずる日本国民の国民性が災いしているのか…長い物には巻かれろという現実主義が跋扈しているのか…。
国民の「格差拡大を許容する限度」…我慢の限界が何処ら辺りにあるのか・・・。
国家分裂の大事に至る前に国民は軌道修正を迫るべきであると思うのである。
そのための選挙でなければと思うのである。

だからと言って、私は立憲民主党を支持している訳ではない。
立憲民主は、未だに偏見に満ちた社会主義のイデオロギー色が強く「反日の匂い」が消えていない。
国民の為よりもイデオロギーの為を重視するこの党にとても「日本の将来」を託す気にはならない。

野党と言えども日本を愛する保守主義の思想を持った政党でなければならない。
でなければ、生産的かつ創造的な政治を期待できないからである。

劣勢が伝えられる日本維新の会、あるいは国民民主党であるが、国益を考えれば、また自民党のためを思っても、こういった野党を育てるべきではないかと考える。
一党一派の為などではなく、日本国・国益の上から是非そのような投票行動を期待したい。

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参院選序盤の情勢から

参院選序盤の情勢から

参院選・序盤の状況は、どの世論調査を見ても自民・公明の順調な集票ぶりを伝えている。
当然に野党は伸び悩んでいることになる。

昨日・今日、かくありなん、明日もまたかくありなん…。
自民党一強の日本の政治状況は変わらない…。
「強きを救け、弱きを無視する新自由主義」の政治は続く…。
社会の格差は拡大する一方…。

野党の中では立憲民主党が倍増の勢いという。
この傾向は、国益の上から言えば良くはない。
かつての不毛な55年体制…自民党対社会党の再現になってしまうからだ。
何でも反対で「反日」すら感じさせたかつての社会党に劣らぬ同根のエネルギー源を感じさせる立憲民主党・・・立憲民主が伸びても日本の将来の伸びには繋がらない…。

国内政策で争うのは良いが、国家の基本構造であり諸外国が絡む外交・安保・憲法で政策が180度的に大きく異なるのは百害あって一利もないからである。

この意味で、ハッキリと保守を感じさせる国民民主党や日本維新の会に伸びて欲しいと思うのだが、国民民主はいよいよ人気下落の道、維新の会も広がりに欠け現状維持程度らしい。
国民の期待は、諸外国に対しては保守主義に基づく与野党一致の国家一丸体制、内政では自由を重視する保守主義と民主的平等を重んずる保守主義との二大政党の競争体制に向かっていないようだ。
不毛であっても対立軸が激しい方が政治を見ていて面白いからだろうか…。

面白いと言えば、反権威的な「NHKから国民を守る党」がこの春の統一地方選で地方議会に43議席という少なからぬ議席を得、この参院選でも41名という候補を立てていることである。
「NHK放送のスクランブル化」…受信料を払うものだけがNHKを受信できる制度のワンイッシューで戦っている。

面白いと思うのは、ワンイッシューであっても、何のための政党かという事がハッキリしていることである。

自民党に限らず野党にあっても、日本の政党は日本をどうするのか、どのような状態にしたいのか…といった全体像が見えないことである。
政見を預かる自民党にしてさえが、理想の国家像が示されたことはない。

安倍さんの演説を聞いていると、既に今の日本がそのまま理想にあり、問題が出ればそのつど解決して現状を維持していけば良い…と言っているように聞こえる。
格差拡大なども問題の内に入らない認識にあるようだが、共同体の思想では大問題なのである。

一党独裁の政治の欠点は既に明らかにされて久しい。
ベストな選択ではないだろうが、当てにできないと突き放すだけではなく、国民には生産的な保守的野党を育てる義務もあると思える。
諦めないで…。

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