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丸山議員糾弾決議のお粗末!

衆議院は、北方領土返還に関し「戦争」に言及した丸山衆議院議員の糾弾決議を与野党全会一致で可決したと言う。

その理由に挙げられているのが「平和主義に反する発言をはじめ議員としてあるまじき数々の暴言、国益を大きく損ない本院の権威と品位を著しく失墜させた」というものである。
さらに「国会議員としての資格はない」とし、実質「辞職勧告」をしている。

私は当初から「戦争」というだけで「坊主憎けりゃ袈裟まで」と同じで、十把ひとからげの悪い意味でのドンブリ勘定・・・ポピュリズムをメデイアにも野党にも感じ今どきのエリートはこんなものかと幻滅を感じていたが、今度は自民党も一緒になっての決議という。
何という愚かさだろう…。

固より丸山議員の飲酒に絡むイレギュラーな発言は咎められて当然であり、それを咎めるだけの決議であれば異存はない。

しかし、決議には二つの点で民主主義に反することをしている。

一つは実質的な「辞職」勧告である。
丸山議員は、日本国憲法に従い選挙によって選ばれた国民の代表である。
戦争反対のポピュリズムに勢いを得、権能にない辞職を促す衆議院の行為は、代議制民主主義を自ら否定するものである。
選挙民が選んだ議員を国会が勝手に辞めさせる権能など与えられていないのである。

二つはさらに問題である。
「言論の府」において自ら「言論の自由」を封殺しようとしたことである。
クラウゼピッツの「戦争は政治の延長である」は、国際政治においては常識である。
ロシアでさえが「北方領土は戦争の結果ロシア領になった」と主張しているのである。つまり、好むと好まざるとにかかわらず「戦争」は政治の世界では避けられない話なのである。

このロシアの戦争の結果という主張をどのように国会議員は理解しているのだろうか・・・。こんな日本政治の有り様で、日本の一部でしか通用しないような「お花畑・平和主義」で「戦争の結果」を主張するロシアとどう領土交渉しようと言うのだろうか…。
ロシアは日本の目の前で、着々と戦争に備え北方領土の軍事基地化を進めているのである。

今の日本の「専守防衛」に縛られた自衛隊では「戦争」などは具体的には考えられないことも事実だが、「考える自由」まで認めないとなれば、世界の現実を無視することになる。
世界の軍事的な現実を無視するような認識と姿勢で日本の外交が組み立てられるとすれば、領海侵犯を繰り返す「尖閣」の中国にも、着々と既成事実を積み重ねている「竹島」の韓国にさえも、なめられるばかりであいてにもされなくなるだろう…。

愚かな決議をしたものである。

ついでにもう一つ触れておく。
決議には「国益を大きく損ない」とあるが、どのような国益が損なわれたのであろうか。
私に言わせれば、国是の「4島返還」を放棄し、「2島返還」を打ち出した安倍内閣の方が大きく国益を毀損しているように思えるのだが…。
「外交青書」でも「日本に帰属する4島」の文字まで削除し・・・。

この安易な方針転換は、ロシアのみならず、中国にも韓国にも大きな誤解を与えていることは間違いないだろう…。
交渉が困難になれば日本は戦争嫌さに簡単に領土を棄てる…と。

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