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油症認定患者と一般人におけるダイオキシン類の血中残留性と暴露経路の関連性について
はじめに
ポリ塩化ビフェニル(PCB)等に汚染されたカネミライスオイルの摂取に起因する油症事件が発 生して38年以上が経過した.飯田らは1995年頃より油症認定患者(以下,油症患者と記す) 血液中のPCB,ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びポリ塩化ジベンゾダイオキシン(PCDD)等の ダイオキシン類濃度レベルの追跡調査を継続してきた.その結果,現在でも一般人と比較してかな り高濃度のダイオキシン類が血液中に検出され,あらためて残留性の高さが再確認された.さら に,残留レベルの差に加えて,ダイオキシン類同属体の残留パターンが互いに著しく異なっている ことが明らかにされている.その原因は油症患者と一般人では,暴露された化学物質の組成,暴 露量,暴露期間等の暴露状況の違いに起因するものと考えられる. 油症患者はカネミライスオイルに混入した種々の化学物質,特に,PCB,PCDF 及びPCDD 等のダイオキシン類に高濃度の暴露を受けたことがわかっている.一方,一般人も低濃度ではあるが,食事を通じて日常的にダイオキシン類の暴露を受けていることが明らかにされている.このように両グループともに類似の化学物質の暴露を受けているが,血中の残留状況と暴露状況の関連性を詳しく評価した報告は少ない.
血中の残留状況と暴露経路の関連性を評価するには,暴露源と人体のダイオキシン類濃度・組成情報が
必要である.油症患者のダイオキシン類暴露量は吉村による原因カネミライスオイルの摂取量調 査や組成分析をもとに増田らによって推定されている. また,一般人のダイオキシン類暴露量
は,厚生労働省によるトータルダイエット調査 等を通じて明らかにされてきた.それらのデータ を利用すれば,油症患者及び一般人の血中ダイオ キシン類の残留特性と暴露量の関係を解析できる と考えられる. そこで,本報告では,現在までに得られている 油症患者と一般人のダイオキシン類暴露量と血中 残留性に関する報告値をもとに,カネミライスオ イルを摂取した油症患者と食事から摂取した一般 人の血中ダイオキシン類の残留特性を比較検討し た. 対象と方法 油症患者及び一般人のダイオキシン類濃度 油症患者の血中のダイオキシン類濃度は飯田 らの報告値を使用した.このデータは2001年度 受診された油症認定患者78名を対象としたもの で,平均年齢は65歳であった.一般人について は,油症患者と同じ平均年齢65歳の一般住民検診 受診者127名を対象とした飯田らの調査結果 を使用した.なお,これらの調査における血中の ダイオキシン類分析の精度を確認するため,3分 析機関によるクロスチェックを実施したとこ ろ,良好な結果であった. 油症患者のダイオキシン類摂取量の推定 油症患者のダイオキシン類摂取量は,飯田ら によって測定されたカネミライスオイルのダイオ キシン類濃度と油症患者が摂取したカネミライス オイルの平均摂取量(Hayabuchiら1979)より 推定した.ここで,カネミライスオイルの平均摂 取量は688ml,カネミライスオイルの比重は0.92 として計算した. 食品経由のダイオキシン類摂取量の推定 一般人におけるダイオキシン類の摂取量は,平 成10年度に厚生省(当時,現厚生労働省)が実施 したダイオキシン類の食品経由摂取量に関する研 究(トータルダイエットスタディ)の成果をまと めた「食品中のダイオキシン類汚染実態調査研究 報告書」の報告値を使用して計算した.この調 査は全国7地域に分けて行われているが,九州地 区における各食品群のダイオキシン類濃度と国民 栄養調査の食品別摂取量表をもとに同族体ごとに 平均的な食生活におけるダイオキシン類の一日摂 取量を算出した.総摂取量は一日摂取量に65歳ま での日数を乗じて計算した. 結果と考察 油症患者及び一般人のダイオキシン類の血中の 残留状況 油症患者及び一般人の血中のダイオキシン類濃 度をTable1に示した.油症患者の血中ダイオキ シン類濃度は一般人と比較してPCDD が 0.3〜2.3倍,PCDF が0.9〜5.2倍, ノンオルソ コプラナーPCB(Non-Co-PCB)が0.7〜3.3倍 及びモノオルソコプラナーPCB(Mono-Co- PCB)が0.7〜6.4倍であった.油症患者及び一般 人の平均TEQ濃度はそれぞれ,206及び46pg- TEQ/g lipidであり,油症患者の方が4.5倍高濃 度であった.カネミ油症事件が発生して38年以上 経過し,血中濃度がかなり低下したとはいえ依然 一般人と比較すると高いレベルであった.TEQ の構成割合は,油症患者ではPCDF が68%を占 め他の同族体の寄与率が少ないのに対して,一般 人はPCDD が33%で,ついでNon-Co-PCB (26%),PCDF(22%)及びMono-Co-PCB(20%) の順であった.このように両グループ間では TEQの構成割合に顕著な差が認められた. Table 1の測定値をもとにPCDD,PCDF,
Non-Co-PCB 及びMono-Co-PCB 等の同族体 別に濃度構成割合を表した結果をFig.1に示す. PCDD では両グループともにOCDD が80%以上 を占め,他の同族体は10%以下であった.油症患 者と一般人の間でPCDD 同族体の構成割合に大 きな違いは認められなかった.PCDF では両グ ループともに2,3,4,7,8-PeCDF が50-70%以上を 占め,ついで1,2,3,4,7,8-HxCDF,1,2,3,6,7, 8-HxCDF(10-20%)の順で他の物質は10%以下 であった.Non-Co-PCB については油症患者に おいてPCB169 の割合が70%を占めるが,一般人 ではPCB126が60%を占め油症患者と構成割合 が異なっている.Mono-Co-PCB については油症 患者においてPCB156の割合が高く50%を占め ているがPCB118の割合20%と少なく,一般人で は50%を占め,逆にPCB156は20%以下であり 両者間に顕著な差が認められた. ダイオキシン類の摂取量 一般人と油症患者のダイオキシン類総摂取量を 計算した結果をTable 2に示す.油症患者のダイ オキシン類総摂取量は一般人と比較してPCDD が1〜78倍,PCDF,0〜1029,Non-Co-PCB が 14〜390倍,Mono-Co-PCB が26〜227倍,及び TEQ値が151倍であった.油症の諸症状と最も 関連性の高いと考えられている2,3,4,7,8-PeCDF 及び1,2,3,4,7,8-HxCDF は475及び1029倍にも 達した. 油症患者のダイオキシン類の総摂取量は357
μg-TEQと推定された.一般人のダイオキシン類 の総摂取量は2.4μg-TEQと推定された.このよ うに油症患者は発症までに一般人と比較して TEQベースで150倍の高濃度暴露を受けたもの と推定された. 油症患者のダイオキシン類摂取量を見積もるた めには油症患者が摂取した油症ライスオイルのダ イオキシン類濃度と摂取量が必要であった.前者 についてはTanabe et al,飯田ら及び元 らの報告があり,後者については吉村の報告を もとに油症患者が摂取したカネミライスオイルを 算出したHayabuchi et al.の報告がある.今回 は飯田らとHayabuchi et al.の報告値を用いて計 算した.その結果,総摂取量は357μg-TEQで あった.この値は増田らの報告値(620μg)より 60%程度で低値であったが, 元らの測定値を用 いて計算した結果に近い値であった.いずれにし ても両者の差は大きいものではなく,製造日ある いは出荷時等分析に供したカネミライスオイルの ロットの差に起因するものと考えられた. 一般人のダイオキシン類摂取量を一日当たりに 換算すると食事からの摂取量は100pg-TEQ/ day/person,体重1 kg 当たりでは1.67pg- TEQ /dayと推定された.この値は耐用一日摂取 量(TDI 4 pg-TEQ/kg/day)を下回っており, 平成10年度の全国調査結果(1.4-2.7pg- TEQ/kg/day平均値1.7pg/kg/day)とほとんど 同じ値であった.油症患者の場合はダイオキシン 類の摂取量は5300ng-TEQ/day/person,88.8 ng-TEQ/kg/dayと推定された.ダイオキシン類 一日摂取量を比較すると油症患者は一般人の5万 倍の一日摂取量に相当するが,摂取期間が短かっ たため,総暴露量は前述したように150倍と推定 された. 血液と暴露源のダイオキシン類の比較 Fig.2に油症患者について血中及びカネミライ スオイルを通じて摂取したダイオキシン類同族体 の構成割合を示した.Fig.3に一般人について同 様なグラフを示した.縦軸はいずれも各同族体総 濃度に対する各化合物の割合を示している.油症 患者の血中PCDD 同族体の構成割合はOCDD が 80%を占め,他の化合物は10%以下であった.カ ネミライスオイルのそれは1,2,3,4,7,8-HpCDD が 40%を占め,ついでOCDD 及び1,2,3,6,7, 8-HxCDD がそれぞれ20%程度であり血中 PCDD 同族体の構成割合とは異なっていた.一 方,一般人では血中と食品の構成割合はお互いに よく類似していた. 油症患者の血中PCDF 同族体の構成割合は2, 3,4,7,8-PeCDF が70%を占め,ついで1,2,3,4,7, 8-HxCDF,1,2,3,6,7,8-HxCDF(10-20%)の順で ある.この構成割合はカネミライスオイルのそれ と比較的類似していた.一方,一般人の血中での2, 3,4,7,8-PeCDF,1,2,3,4,7,8-HxCDF,1,2,3,6,7, 8-HxCDF 等の構成割合は油症患者のそれと類似 しているが,2,3,7,8-TCDF のように一般人の暴露 源で25%を占めているのに血中での割合が低い
ものがあった.その他にも2,3,4,7,8-PeCDF,1,2, 3,4,7,8-HxCDF 及び1,2,3,6,7,8-HxCDF 等を除 いて両者ともに血中残留濃度は低かった.2,3,4,7, 8-PeCDF は両グループともに血中の総TEQに 占める毒性寄与率が最も高い物質であり,油症患 者では62%を占めている.増田らは日本と 台湾の油症患者血中のPCB,PCDF について濃度 推移を詳しく追跡している.その結果,PCDF の 半減期は7.7年と非常に長く人体への残留性が高 い物質であり,神奈川らは35年以上経過した 時点でも油症患者に残る諸症状との関連性を示唆 している. Non-Co-PCB についてはカネミライスオイル からの摂取割合が低いPCB 169(8%)が油症患 者の血中では70%を占めている.一方,一般人で 摂取量の80%を占めるPCB 77の血中での割合 は数%であり,その代わりにPCB 126が60%を 占め油症患者と顕著な違いが見られた. Mono-Co-PCB については油症患者の血中 PCB 118及びPCB 156の割合はそれぞれ20及 び40%であったが,一般人のそれは60及び20% であった.PCB 118とPCB 156の構成割合に関 してして両グループ間に顕著な差が認められた. 一方,暴露源であるカネミライスオイル及び食品 におけるPCB 同族体の構成割合は両者間に大き な違いは認められなかった.今までPCB の構成 割合で検討してきたが,総摂取量でみても,両グ ループともにPCB 118の摂取量が最も多いにも
かかわらず,油症患者の血中濃度は一般人の80% 程度である.これとは逆にPCB 156は食品及びカ ネミライスオイルともにPCB 118より摂取量が はるかに低いにもかかわらず血中残留濃度は油症 患者の方が5.7倍も高かった.これは, 摂取した PCB が油症患者では一般人と異なる生体内挙動 をとることを示唆している.堀らはPCB と PCDF を同時投与したマウスのPCB 残留状況は 油症患者に類似したパターンを示すことを明らか にした.すなわち,PCB 118に相当するピークの 減少がみられ,その原因としてPCDF 投与により 強い酵素誘導が起こりPCB 118の代謝促進が起 こると推定している.そのために一般人と異なる 油症患者特有のPCB パターンを示すものと考 えられている.一方,一般人の場合,PCBsの摂取 は食事由来が大部分を占め,特に我が国では魚介 類を多食する傾向があるためPCB 118の摂取量 も多く油症患者の総摂取量と比較して1/38程度 であるが,油症患者のような短期間に高濃度の暴 露を受けなかったため,酵素誘導に基づく PCB 118の代謝促進は起こらなかったものと推 察される. 生体内運命が類似する化学物質では暴露量と人 体の残留量は相関すると考えられるが,物理化学 的性質が類似しているダイオキシン類同族体で あっても実際には体内吸収率,代謝性,排泄がそ れぞれ異なるため,それらの影響を受けて血中の 最終的な残留パターンが決まることが示唆された. 総括 油症患者と一般人の血中ダイオキシン類の残留 パターンは互いに顕著な差がみられる.この違い を考察するため,それぞれの暴露源であるカネミ ライスオイル及び食事のダイオキシン類組成及び 摂取量と関連させて比較検討した. 一般人について血液と食事中のダイオキシン同 族体の組成割合を比較検討した結果,PCB 及び PCDD の血中残留状況は食事の同族体の組成割 合と類似していた.一方,油症患者の場合,血中 残留状況は食事あるいはカネミライスオイルいず れの同族体組成割とも類似せず一般人の血中残留 同族体組成とも異なっており,同族体の選択的代 謝が推察された.両グループの主な暴露源である カネミライスオイル及び食事からの推定総暴露量 はTEQ値で150倍の開きがあったが,2001年度 の時点における血中の濃度比は4.5倍であった. しかし,油症の諸症状に最も関連している物質と 考えられている2,3,4,7,8-PeCDF の濃度レベルは 一般人の10倍以上のレベルであり,今後とも注意 深く観察する必要があると考えられた. 謝辞 本研究は厚生科学研究補助金によるものである. ここに記して謝意を表します. 参考 木津川運河 カネミ倉庫
カネカ・カネミ油症
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底質汚染
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カネミ油症事件は、カネミ倉庫(北九州市)製米ぬか油の製造過程で熱媒体のカネカ製PCBが混入し、1968年10月に発覚。油を食べた人は多様な健康被害に見舞われた。過去の民事訴訟では、カネミ倉庫だけ敗訴が確定しており、認定患者の医療費などを負担。一方、カネカは恒常的救済策を講じていない。
集会で、YSC共同代表はPCB汚泥盛立地について「一時的な仮置き場としていたはずだが、無害化処理をしないまま恒久的に残すのは無責任」と報告。油症について「カネカはカネミ倉庫にPCBの危険性を十分に説明しないまま大量に売った」と強調した。
被害者は9人が思いを語り、高知市の未認定患者(46)は「PCBの被害で差別を受け、苦しんだ。盛立地を見学し、複雑な気持ち。食品を扱う企業に猛毒(のPCB)を売ることなど本来はあり得ない」とカネカへの怒りを語った。
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富岩運河等におけるダイオキシン類の汚染原因等について(概要)
1.ダイオキシン類の汚染状況及び汚染土量等 富岩運河等において、ダイオキシン類による汚染状況を把握するとともに、環境基準(150pg-TEQ/g)を超過している汚染範囲を確定するため、平成15年度から16年度にかけて、「港湾における底質ダイオキシン類対策技術指針(国土交通省港湾局:平成15年3月策定、平成15年12月改訂)に基づき、ダイオキシン類濃度分布の調査を行った。 調査結果は別紙1のとおりであり、最大濃度は12,000pg-TEQ/g、汚染土量は29万m3であった。 【調査地点の設定】 ○富岩運河及び住友運河 ・平面分布:流下方向へ50m毎に2地点(運河中央から左右の岸方向へ約10m) ・深度方向分布:運河中央で流下方向へ200m毎 ○富山港 ・平面分布及び深度方向分布:200m格子とし、汚染境界部では精査のため100m格子 2.汚染原因の解明
(1)事業場等由来の排出量の積上げ ダイオキシン類の各発生源の寄与割合を把握するため、富岩運河等に堆積しているダイオキシン類の量及び浚渫土中のダイオキシン類*1の量の合計値(現存堆積量)を、各発生源から富岩運河等流域へ流れ込んだダイオキシン類の量で積上げが可能か試みた。 まず、富岩運河等におけるダイオキシン類環境調査や、運河からの浚渫土が移出された地点での土壌調査を基に、ダイオキシン類の現存堆積量を計算すると419g-TEQ*2であった。次に、この現存堆積量を、事業場の排水、大気からの降下ばいじん、田畑等の発生源から、各種統計等に基づき富岩運河等へ流入したと考えられるダイオキシン類の量*3で積上げ可能か試みた。その結果、各発生源からの排出量の合計は24〜52g-TEQであり、現存堆積量419g-TEQの約1割に過ぎず、堆積量の約9割は発生源を特定できなかった。 このように、事業場等由来の排出量の積上げでは、過去の資料・情報が極めて少ないことから、限られた知見のみで排出量を試算せざるを得ないため、各発生源の寄与割合を解明することができなかった。 *1 富岩運河の維持浚渫のため、一部の底質は富山新港東埋立地Cポンドに移出されている。 *2 毒性等価係数(TEF)としてWHO-TEF(1998)を用いて算出したもの。 *3 発生源ごとの排出量は、環境法令に基づく事業場からの届出情報や各種統計を基に推計したもの。 (2)統計解析手法
ダイオキシン類は、構造の異なる異性体の総称であるが、農薬製造や物質の燃焼などの発生過程ごとに出現する異性体の組成には一定のパターンがみられる。そこで、ダイオキシン類の発生源を解明するため、そのパターンを統計解析する手法が多くの 堆積量 (富岩運河等) 209g-TEQ 浚渫分 210g-TEQ ①事業場[排水] 0.13〜0.14g-TEQ ②大気[降下ばいじん] 20〜39g-TEQ ③田畑 約1割 調査研究や地方公共団体による汚染原因の解明に幅広く用いられていることから、統計解析手法を富岩運河等に適用できるか検討した。 まず、富岩運河等に堆積したダイオキシン類について、主成分分析(多変量のデータを統合して総合的な特性を表す、新たな指標(主成分)をつくりだす統計手法)を行ったところ、発生源は農薬(PCP、CNP)、燃焼(焼却)、PCBの4種類に絞られた。次に、それぞれの発生源の寄与割合を算定するため、ダイオキシン類濃度の高い地点*の分析結果を用いて、重回帰分析を行ったところ、表1のとおりとなった。この結果は、残差(誤差)の割合が小さいこと、また決定係数がよいことから、適切な分析結果と評価できるものである。 * 堆積年代測定(資料2−2参照)で最も濃度が高かった60〜62cm層の分析結果を統計に用いた。 以上の結果から、重回帰分析の富岩運河等への適用が妥当と考えられることから、富岩運河等全体における、農薬(PCP、CNP)、燃焼(焼却)、PCB、それぞれの発生源の寄与割合の算定を行った。具体的には、重回帰分析により、調査地点ごと(富岩運河:234地点、住友運河:100地点、富山港:25地点)に各発生源の寄与割合、各発生源からのダイオキシン類の量を算定し、すべての調査地点の結果を積算することで全体の寄与割合を算出した。その結果、表2のとおり、最も寄与割合が大きくなったのはPCP(製造)由来であり、富岩運河等に堆積しているダイオキシン類の77.4%を占める結果となった。
(統計解析手法による寄与割合算出のイメージ及びダイオキシン類の異性体組成比の比較図は別紙2のとおり) 富山県富岩運河等ダイオキシン類対策検討委員会最終更新日:2016年2月11日
■富山県富岩運河等ダイオキシン類対策検討委員会事務局
〒930-8501 富山市新総曲輪1−7 富山県土木部港湾課 建設係 富岩運河水質・底質汚染富岩運河では流域に工場が建設されたことによって高度経済成長期までは運河に工場の排水がそのまま流されていた。そのため上流ではヘドロが堆積し、船での航行が出来なくなった。水質調査を行うと、ダイオキシンの濃度が環境基準を大幅に超えていた。また、流域の井戸の水質も悪化し、飲んではいけない基準を超えていた。これを受けて富山市はヘドロの除去やごみ拾いなどを行い、水質を改善させようとした。
市が行った平成18年度の水質調査によると下流の千原崎では浮遊物質(SS)が3mg/l、溶存酸素(DO)が8mg/l、75パーセント生物化学的酸素要求量(BOD)が1.0mg/lと環境省の環境基準では良い方である。[8][9]しかし、上流の方はこれより水質が悪く、県が行った平成18年度のダイオキシン類環境調査によると千原崎でのダイオキシン濃度は1.1pg-TEQ/Lで依然環境基準の1.0pg-TEQ/Lを超えている。[10]
富山県は委員会を設置し、底質汚染対策工法やその費用負担について検討している。 中島閘門
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2008年8月の高砂西港PCB盛立地のすぐ西にある大木曽水路の様子です。ここにも固化汚泥が埋め立てられているそうです。
www.google.com/mymaps/viewer?mid...k&hl=en... - キャッシュ
高砂市大木曽水路. ... Open full screen to view more. 高砂市大木曽水路. 522 views . 無題のレイヤ. 大木曽水路. 大木曽水路. Map Data. Imagery ©2017 , CNES / Airbus, Digital Earth Technology, DigitalGlobe, Landsat / Copernicus. ©2017 Google ... www.youtube.com/watch?v=ubxO3IMuQ3M 大木曽水路再整備等に係る技術専門委員会 報告書【概要版】 - 高砂市(Adobe PDF) - htmlで見るwww.city.takasago.lg.jp/index.cfm/.../20170706-143607.pdf
2017年7月6日 - 大木曽水路再整備等に係る技術専門委員会. はじめに. 大木曽水路は、加古川から 取水した農業用水路の最下流部(排水. 路)として高砂西港に流入している水路です。 昭和48年に大木曽水路の底質から高濃度のPCBが検出されたこと. www.city.takasago.hyogo.jp/sp/index.../19,12929,196,958,ht...
大木曽水路は、高砂西港の北西に位置し、PCB汚染を防ぐために現地固化工法で処理 された土の上に覆土および遮水シートを敷いていますが、昭和54年に改修されてから約 30年が経っており、水路に敷設された遮水シートの破損が目立っ ... www.facebook.com/takasagocity/.../742417179191521... - キャッシュ
【高砂から消えた町】 高砂市発足の2年前、昭和27年7月1日に高砂町と荒井村の間で 境界変更が行われたとき、荒井村字新浜の一部(現在の三菱重工の東端、大木曽水路 末の西のあたり。)が高砂町に編入され、汐見町(しおみまち)と名称が変更されました。 www.kitano-seiichiro.net/?cat=7&paged=2 - キャッシュ
停滞から実行へ!高砂再起動!」を合い言葉に頑張るきたの誠一郎のウェブサイトです 。 ... PCB盛立地「仮置き問題」の再度の議論と大木曽水路河床のPCB固化土の 取り扱いについて. これは先日からまったく進展見られず、市長の支離滅裂な「仮置き 撤回」 ... www.kitano-seiichiro.net/?cat=7&paged=3
〈西港&大木曽水路の勉強会〉. 今日は午前中は高砂西港周辺の現地視察。PCB盛り 立て地、高砂西港公共埠頭、三菱重工埋め立て予定港湾、そして大木曽水路を視察し てまわりました。 これが甲子園球場2つ分あるというPCB盛り立て地の上の様子。 blog.goo.ne.jp/.../e/c34ae847da452425aaee5a8384a8da57 - キャッシュ
三菱は、高砂とかわした確約書をたてに、藍屋町と高瀬町の間の溝を通して東浜町の 堀川港内へ放出することにした。 ... 農民と漁民の問に立たされた町当局は困りはて、 東農人町裏から荒井村との境の大木曽水路まで、700間の新排水路を ... eternal-life.la.coocan.jp/pcbtoirihamaken.htm - キャッシュ
鐘化のカンフル剤として 高砂で埋立ての始まったのが昭和36年、その頃の鐘淵化学 高砂工場は苛性ソーダ、石鹸、マーガリンなど ... のPCBヘドロの山もどこへも持って 行きようのない公害のモニュメントだし、市内を流れる大木曽水路は三菱製紙による PCBを ... |
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カネミ倉庫 事業所周辺の底質ダイオキシンを調べてみよう
参照1 血中PCQの濃度は以下のとおりとする。
(1) 0.1 ppb以上 :高い濃度 (2) 0.03 〜 0.09 ppb :(1)と(3)の境界領域濃度 (3) 0.02 ppb(検出限界)以下 :通常みられる濃度 参照2 血中2,3,4,7,8-PeCDFの濃度は以下のとおりとする。
(1) 50pg/g lipids 以上 :高い濃度 (2) 30pg/g lipids 以上、50pg/g lipids 未満 :やや高い濃度 (3) 30pg/g lipids 未満 :通常みられる濃度 また、年齢・性別についても勘案して考慮する。 血中2,3,4,7,8-PeCDFの濃度 50pg/g lipids 以上 の認定基準は妥当か?
大阪市大阪市港湾局深度方向調査
④-1木津川1調査図 F1-2(大阪造船前)DL-4.12〜5.12 950pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは80pg-TEQ/gで8%。33'44'5-Pecb#126が310pg-TEQ/gで19%。)
④-1木津川1調査図 I3-5(カネミ倉庫に接する上流側)DL-7.29〜6.29 750pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは85pg-TEQ/gで11%。33'44'5-Pecb#126が240pg-TEQ/gで32%。) ④-1木津川1調査図 K3-4(カネミ倉庫に接する下流側)DL-5.59〜6.59 960pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは100pg-TEQ/gで10%。33'44'5-Pecb#126が320pg-TEQ/gで33%。) ④-1木津川1調査図 N3-1(カネミ倉庫の下流側近傍)DL-6.08〜7.08 540pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは105pg-TEQ/gで19%。33'44'5-Pecb#126が100pg-TEQ/gで19%。) ④-1木津川1調査図 Q1-1(カネミ倉庫の下流側右岸)DL-5.94〜6.94 700pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは110pg-TEQ/gで16%。33'44'5-Pecb#126が150pg-TEQ/gで21%。) --------------------------------
④-2木津川2調査図 D1_DL-6.0〜7.0 450pg-TEQ/g (千本松大橋下流 右岸)
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは70pg-TEQ/gで15%。33'44'5-Pecb#126が884pg-TEQ/gで19%。)
⓸-2木津川 2調査図 L1_DL-3.46〜3.96(表層) 430pg-TEQ/G (千本松大橋下流 右岸)
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは115pg-TEQ/gで27%。他に1,2,3,4,7,8-HxCDFが120pg-TEQ/gで28%
33'44'5-Pecb#126が8.8g-TEQ/gで2%。)
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④-3木津川 3調査図 A3_DL-?〜?(表層?) 150pg-TEQ/G (揚炭桟橋・重油岸壁上流 中央)
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは27pg-TEQ/gで18%。33'44'5-Pecb#126が17g-TEQ/gで11%。) --------------------------------------
大阪市環境局が実施した底質ダイオキシン類調査結果(組成パターンがわかるもの含む)について
▼測定地点 ご指定の住所の周辺または下流の調査地点は、 ・西成区津守付近:地点NO.9 千本松渡 ・港区築港付近 :地点NO.7 天保山渡(下流ではないが、周辺) が考えられます。 ▼測定年度 1.平成21年度〜平成26年度 当課で保管しており、写しをご提供できます。 2.平成20年度以前の調査結果(平成12年 ダイオキシン特別措置法に基づいた測定開始) 保存年限が過ぎ公文書館に移管しているため未確認ですが、そちらでご覧いただける可能性があります。 公文書館利用案内 http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000003759.html 【一覧】 ・地点 :千本松渡(平成12年度)、大黒橋、木津川河口中央、船町渡(以上平成14年度) ・地点:落合上渡(平成14年度)、日吉橋、大船橋(以上平成15年度) <カネミ倉庫 津守倉庫>
上流
大黒橋(平成14年度) 300pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは52pg-TEQ/gで18%。他に33'44'5-Pecb#126が47pg-TEQ/gで16%。)
日吉橋(平成15年度) 320pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは47.5pg-TEQ/gで14%。他に33'44'5-Pecb#126が38pg-TEQ/gで12%。)
落合上渡 (カネミ倉庫付近)(平成14年度) 200pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは28pg-TEQ/gで14%。他に33'44'5-Pecb#126が24pg-TEQ/gで12%。)
下流
千本松渡(平成12年度) 450pg-TEQ/g (内、2,3,4,7,8-PeCDFは43pg-TEQ/gで9%。)
千本松渡(平成25年度) 190pg-TEQ/g
木津川河口中央(平成14年度)190pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは25pg-TEQ/gで13%。他に33'44'5-Pecb#126が22g-TEQ/gで12%。)
船町渡(平成14年度)260pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは100pg-TEQ/gで40%。他に33'44'5-Pecb#126が27g-TEQ/gで10%。)
大船橋(平成15年度)720pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは315pg-TEQ/gで44%。他に33'44'5-Pecb#126が74g-TEQ/gで10%。)
地点の場所については、(各年度1枚目の地点図)をご参照ください。
【ご参考】 参考1.環境省 環境GIS 平成15年度〜平成23年度の、成分別の実測濃度までが掲載されています。 http://tenbou.nies.go.jp/gis/monitor/?map_mode=monitoring_map&field=9 参考2.大阪府 ダイオキシン類常時監視調査結果報告書(平成12年度から平成25年度) PCDD、PCDF、co-PCBに分けた成分割合のグラフが掲載されています。 http://www.pref.osaka.lg.jp/kankyohozen/dioxn/dxn_report.html 愛媛県和気港沖
(平成19年)0.37pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは0.05pg-TEQ/gで13%。他に33'44'5-Pecb#126が0.025g-TEQ/gで6% ) 北九州市板堰川 新港橋 (平成19年)24pg-TEQ/g 東港倉庫下流
(内PCDDs3.1pg-TEQ/g、PCDFs18.6pg-TEQ/g、コプラナPCB2.7pg-TEQ/g)
板堰川 極楽橋 (平成26年)33pg-TEQ/g 東港倉庫下流
(内PCDDs13pg-TEQ/g、PCDFs30pg-TEQ/g、コプラナPCB7.8pg-TEQ/g)
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは16.2pg-TEQ/gで11%。他に33'44'5-Pecb#126が1.1g-TEQ/gで13%。
1,2,3,4,6,7,8-HpCDD 1.2pg-TEQ/gで14%)
紫川 勝山橋 (平成25年)8.7pg-TEQ/g 大手前倉庫下流
(内PCDDs4.0pg-TEQ/g、PCDFs3.5pg-TEQ/g、コプラナPCB1.2pg-TEQ/g)
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは1.0pg-TEQ/gで11%。他に33'44'5-Pecb#126が0.68g-TEQ/gで8%。
1,2,3,4,6,7,8-HpCDD 0.13pg-TEQ/gで2.3%)
①東港倉庫付近については、平成13年度及び平成26年度に調査を行っています。平成13年度は新港橋で採取し、平成26年度は極楽橋で採取を行っていますが、どちらも少し上流側になります。
長崎県五島列島
福江港 (平成26年)9pg-TEQ/g 1,2,3,4,6,7,8-HpCDD 2.0pg-TEQ/gで22%) )
福江港 (平成23年)7pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは0.27pg-TEQ/gで4%。他に33'44'5-Pecb#126が0.43g-TEQ/gで6%。 1,2,3,4,6,7,8-HpCDD 1.8pg-TEQ/gで25%)
福江港 (平成19年)11pg-TEQ/g
(内、2,3,4,7,8-PeCDFは0.74pg-TEQ/gで6%。他に33'44'5-Pecb#126が1.2g-TEQ/gで1%。 1,2,3,4,6,7,8-HpCDD 2.7pg-TEQ/gで25%)
水俣病に長年取り組んできた原田正純医師は、1974年と1981年に五島の玉之浦町(現五島市)を訪れて小児の油症患者の調査を行いました。
また2000年から2010年にかけて 玉之浦町と奈留町(現五島市)で検診と聴き取りを行いました。 そこで明らかになったのは、油症は単に皮膚や目といった限られた場所に起こる病気ではなく、様々な症状が多彩に表れる病気だということです。 皮膚症状のほかに、頭痛やめまい、関節の痛み、咳など気管支の症状、月経異常、抑うつなどの精神的な症状・・・。 それぞれの症状は、油症でなくても起こる病気ですが、ひとりの人に同時にいくつもの症状が現れる 「病気のデパート」と称されるような特徴があることがわかったのです。 症状をばらばらにしてしまえば油症はみえなくなってしまう と原田医師は訴えています。 原田医師らは、油症研究班が作成した診断基準では多くの被害者が救われないことを指摘し、その問題点を明らかにしました。 【診断基準の問題点】 人類初の経験であったから、教科書も手引書もなかった。 したがって、最初に作成された診断基準はあくまでも仮説であって、さらなる事実によって変革されねばならなかった。 認定の証拠をPCDFの血中濃度に求めたことはPCBの性状と濃度の異常を診断の基準とした時と同様に誤りであった。 血中濃度はあくまで参考であり、高い場合には確かに1つの証拠となりうるが、低い場合に否定の根拠にはならないのである。 しかも、比較的早期ならまだしも、発生から35年近く経過してから血中濃度を診断の根拠とするのは合理的でない。 摂取した量や年齢、性別、治療、症状の経過、排出機能の差などによって千差万別であるのが常識であろう。 なかなか認定されないために新しい基準を求めた患者の期待に背く結果となった。 臨床や患者の訴え、経過などすでに明らかになっている医学的所見がどうして生かされないのであろうか。 ー2006年の人権申し立て手続きに関して原田医師が日弁連に提出した意見書よりー 本 社
東港倉庫 〒803−0802 北九州市小倉北区東港1−6−1 Tel 093−561−5336 普通倉庫 2,150㎡ 低温倉庫 1,152㎡ 危険物倉庫 81㎡ 日明倉庫 〒803-0801 北九州市小倉北区西港9-8 Tel 093−571-2524 普通倉庫 1,661㎡ 大手町倉庫 〒803-0814 北九州市小倉北区大手町8-43 Tel 093−561-5538 普通倉庫 5,390㎡ 低温倉庫 1,190㎡ 高浜倉庫 〒802-0021 北九州市小倉北区高浜1-6-48 Tel 093−521-2779 普通倉庫 2,304㎡ 危険物倉庫 636㎡ 大阪支店 津守倉庫 〒557-0062 大阪市西成区津守2-8-13 Tel 06-6561-5451 普通倉庫 453㎡ 低温倉庫 1,272㎡ 築港倉庫 〒552-0021 大阪市港区築港1-3-8 Tel 06-572-3001 普通倉庫 646㎡ 低温倉庫 1,707㎡
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