全部・・

全部終わりなの・・
わたしがあなたを愛したとか
あなたがわたしを軽蔑したり
ほこりまみれで掃除のほどこしようもない部屋とか・・・

全部は考えるほどのことじゃなくなるの
だってそうでしょ
考えようが何をしようが
もうすべては決まっているの・・終わるの

わたし達はこの星でどれくらい悩んだ?
何をみつけた?
何がその手から消えていったの?
いくつの物語ができあがった?

でもそれはそんなにどうにか
するようなことでもなかったんだわ

だってどうにもなるわけなかったんだから・・
悲しい?誰かは泣くの
でもそんな涙すら
あの太陽に焦がされてしまって
それすら無意味なの・・・

わかる?
すべてはわからなくてもいいことなの・・
もしかしたらわかっちゃいけないのかもしれない

わたしのこころなんて
とっくに燃え尽きてしまって
まぁもともと小さすぎて
それほどのものでもなかったのかもしれないけど・・

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たとえば・・たとえばだよ
もしもこのままずっとあなたが変わらないでいて

たとえばだよ
もしこの部屋が何年とか何十年とか
何千年とか時計の音を捨ててしまって

もしもだよ、もしもわたしがあなたの腕の中で
冬眠したリスみたいに眠りつづけて

もう失うことにおびえないで
静かに夢だとわかっている素敵な夢をみるの・・

そしてね、わたし達のしらないところで
何もかもこわれていくの・・

太陽が10倍くらいに大きくなって
海の水は干あがって
地面は地割れつづきで・・
もちろんそこらへんの山は
花火みたいに噴火していて
いきものなんて何も残っていやしないわ・・
たぶんゴキブリも絶滅してる

でもわたし達は眠りつづけるの
まるで知らない顔で眠りつづけるの

わたし達の終わりがそんなふうだったら
ちょっと素敵だと思わない?

おせんべいと水筒

今日、帰宅電車の中で
40前くらいの女性だろうか・・・

ほぼ満員電車の中で
シルバーシートに座りながら
肩をすぼめて、白い皮のカバンから
おもむろにおせんべいをだして
食べ始めた・・・

あ〜小腹が空いたねのね・・
なんかみっともないけど・・

一枚食べ終えると
またその白いカバンの中をまさぐる・・

また一枚・・

女子高生や若いコならわかるけど・・
まぁ若づくりして白いワンピースなんか
着ていたけど・・・

そしたらまたカバンの中にまた
手をつっこむ・・
またっ!?

今度は水筒・・・
ってここで飲むの?
って思ったら直飲みでした・・
のどうならせて・・・

唖然・・口ぽっかり・・
別にあの人しらふのようですが・・

アゲハ蝶

風に舞うアゲハ蝶が
わたしの部屋の窓の外をよこぎる

いも虫から長い時間を経て
羽根をひろげた一瞬の空に
彼女は何を思うのだろう・・・

残りわずかな時間を
あざやかな羽根をひろげ
本能のまま空を舞う
彼女をみると

ダラダラとくだらないことを
思って
時間を浪費するわたしに
罪悪感を憶える・・

あしあと・・・

ぬかるみを歩けばあしあとが残る・・・

わたしの生活のあしあとが
この部屋に錯乱している・・・

昨日食べた菓子パンの袋とか
パックのコーヒー牛乳とか

どこへもたどりつけないのに
雨の日、学校の校庭に
迷いこんだ犬のあしあとみたいに
同じところをグルグルと・・・・

目が覚めてそれが視界に入ると
自己嫌悪に陥る

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