パニック障害

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私はパニック障害であるとともに心臓の欠陥と喘息を持っています。
心臓発作、喘息発作、胸が苦しい、息苦しいはパニック発作の症状と似ています。

一般にパニック発作で死亡する事はないと言われているので、
パニック発作と比べて死亡率が高いのは、心臓発作、喘息発作です。

ところが、どちらが苦しいかと言うと、パニック発作の苦しさは心臓発作、喘息発作の比ではありません。
心臓発作を起こして苦しいのは確かです。
胸が締め付けられ、息が詰まって死にそう...と思うのもパニック発作と同じ。
でも大きく違うのはパニック発作には「身体の底から湧き上がって来る何とも言い難い恐怖感」がある事です。
この恐怖感は自分で振り払う事などできません。

私の場合、心臓発作や喘息の発作を起こすと「苦しい」と思い「死ぬかもしれない」とも思います。
でも恐怖感はありません。
パニック発作の場合は苦しい上に、この「身体の奥底から湧き上がって来る恐怖感」が追い討ちをかけ、
のた打ち回るほどに苦しくなります。
発作が終わった後もこの恐怖感は中々消えず、長ければ1ヶ月以上ゾワゾワした感覚に襲われます。

そしてもう一つやっかいなのは薬が効かないこと。
心臓発作や喘息発作は薬がよく効きます。
パニック発作は薬を飲んでも効いているのかいないのか良くわからず、
また薬を飲んでも発作が起きる事もあり安心できません。

こんな状態が続くと、不安で何も手に付かなくなり、自分の健康に全く自身がなくなり、落ち込んでしまいます。

その気持ちは私も経験し、苦しんだので良くわかります。
でも、落ち込んでいても落ち込んでいなくても発作はやってきます。
それならば、せめて発作がない時は発作の事を考えないようにする方が、
健康的な生活を送ることが出来るのではないか。
言葉で言うのは簡単ですが、この恐怖感を忘れるのは簡単な事ではありません。
誰かに理解して欲しくても、どんな病気も患った人にしかその辛さは解りません。

タイミングが難しいのですが、自分を甘やかしてあげなければならない時は思い切り自分を甘やかし、
頑張らなければならない時には頑張ってみませんか。
パニック障害になる人は頑張るのは得意なはずです。

頑張ってはゆっくり休み、また休んでは少し頑張ってみる…
長い時間が掛かる事は確かですが、そんな事を繰り返すうち、
パニック障害とうまく付き合えるキッカケを見付けられるようになると思うのです。

心の癌ともいわれるパニック障害。
私が発病した当初は医師ですらその病名を知っている人、また病気と認めている人はほとんどいなかった。

私に与えられた病名は「胃腸障害」「過労」「車酔い」「自律神経失調症」「過換気症候群」
一番当てはまると思えた病名が「過換気症候群」だった。

「酸素の代謝異常です、紙袋を口に当てて吐き出した二酸化炭素を吸うと過剰な酸素が減り楽になります」
やってみた。苦しさ倍増!!なんだこりゃ?

苦痛の毎日の中、たまたま目にした「パニック障害」という本。
読んでみると「これだ!」という確信があった。
本には治療に適する病院も載っていて、すぐ最寄の病院に駆け込んだ。

その病院の医師は説明の足りない私の言う症状を100%理解していた。
後から知った事だったけれど、その医師もパニック障害だった。
医師の初めの言葉は「症状は改善できるかも知れない、でも一生直らないと思って下さい」
その時は理解できなかった。

まともな治療薬はなかった。処方されたのは「精神安定剤」と「抗うつ薬」
どちらも効かない。

大体、「精神安定剤」なんて薬の名前が間違ってる。
いかにも情緒不安定に効きそうだが、腹立たしい時に飲んでも、悲しい時に飲んでも、笑いが収まらない時に飲んでも、もちろんパニック発作の時に飲んでも効かない。

それもそのはず、精神安定剤は交感神経の働きを安定させ、副交感神経の働きを良くし、緊張緩和や自律神経の安定に効果があるのだから、喜怒哀楽に効果があるわけではない。

だから緊張には効く、リラックス効果があるので頭痛や肩こりにも効く、パニック障害なら予期不安には効く、でも発作が起こってから飲んでも効かない。
自律神経が暴走するパニック発作を止めるほどの効果はない。

ならば、『自律神経安定剤』に名前を変えるべきだ!!

抗うつ薬は精神安定剤よりひどかった「1ヶ月以上経ったら効果がでる」と言われた。2ヶ月もしないうちに服薬を中止した。

6年ほど経ったある日、やっと「パニック障害の治療薬」「夢の新薬」といわれるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)を厚生労働省が認可し、処方されるようになった。

期待に胸を膨らませ「これで長年の苦痛ともおさらば」と思っていた期待は大外れ。

当時、この薬の値段は異常に高く、飲み続けなければ効果がない。
症状が良くなる→慎重に薬の量を減らす→再発する。。。
「治療薬」ではなく「症状を抑える作用のある薬」なのだった。

今、私が飲んでいる薬はSSRIのみ、定期的に毎日飲んでいる。
効果は気休め程度。元々深く物事を考えない性格が幸いして、他の患者さんより不安がほとんどない分、発作が起こっても苦痛が少ない。

実は兄もパニック障害、私より症状は軽いはずなのに、苦痛は何倍もある。
何故なら、兄の元々の性格が大変真面目で几帳面だから。

同じ注射を打っても「蚊が刺したくらいにしか感じない」人もいれば「激痛を感じる」人もいるように
パニック障害も同じ発作を起こしても敏感に苦痛を感じる人ほど苦しい。

直る人も、もちろんいる。
でも、かなりの確率で再発する。再発すると更に治療は困難になる。これが心の癌といわれる由縁。
完治とは言いがたい。発作は出なくなっても残骸症状がしつこく残る。

今の私は100%ではないもののSSRIと物事を深く考えない性格のおかげで多少の不自由はあるものの何とか楽しく毎日を過ごしている。

パニック障害の一番よい治療法、それは相性の良い薬で発作をなるべく抑え、病気の事を深く考えずに過ごす、起こった発作はすぐ忘れる。。。に限ると思っている。

ほとんどの病気の場合、【完治する=元気な頃の自分に戻る】だと思いますが、パニック障害の場合はそうではないようです。

【元の自分】に戻ろうとすればするほどパニック発作はひどくなっていきます。
発病した頃は「早く直りたい」と誰しも思います。
中々思うように直らない事に苛立ち、落ち込み、だんだん明るさや自信を失い、楽しい事が全くなくなり…
元気だった頃の自分が恋しくて仕方ない…どうしてこんな風になってしまったのか。

一度パニック障害になってしまうと【元の自分】に戻ることは非常に危険です。
頑張りすぎ、気を使いすぎ、または、何でも自分でしないと気がすまない、という方が多いのではないでしょうか。
悪い事に本人には、頑張りすぎ、やりすぎで身体が悲鳴をあげている事に全く気付いていない場合がほとんどです。

【元の自分】に戻ると100%再発します。
元気だった頃の自分とは違う自分に生まれ変わる。
これがパニック障害克服の近道だと思うのです。

自分自身が甘えてるのではないか、精神的に弱いのではないか、周りに迷惑を掛けているのではないか。
そんな事を考えていると、パニック障害は直りません。

生まれ変わる自分は、不本意な自分かもしれません。
でも、それを受け入れる事ができれば、パニック障害はかなり良くなります。

私の場合、明るくて、卒がなくて、何でも器用にこなせて、自信に溢れ、活発で友達がたくさんいて、毎日笑って過ごしていた自分はもう居ません。

今の私は、マイペースで、我儘で、友達が少なくて(仕方のない事ですが)、自分のしたい事だけをする、したくないことはしない、自分を甘やかし、自分を大切にし、頑張った自分にご褒美をあげる自己中人間。

でも今の自分も決して嫌いじゃありません。これが私の本当の姿なのですから…

私は現在もパニック障害進行中です。
発作も起こしますし、プチ発作は日常茶飯事。でもなんとか自分でやり過ごす事ができるようになり、はじめの頃に比べると苦痛はかなり軽減されています。

発病から11年、パニック障害の事を考えない日は一日もありません。
でも、結構楽しく毎日を過ごせています。




 

癌に初期〜末期があるように、パニック障害といっても軽度(症候群)〜重度(うつ病併発等)まであります。
この病気の面白いところは、軽度だから軽い、重度だから重いというわけではないこと。
軽くても重くても、その苦痛は形を変えて強烈に襲ってきます。

語りつくせない苦痛と恐怖が突然やってくる、気のせいとか根性が足りないとか言われ、孤独な病気ですね。

未だに原因も確実な治療法もはっきりしておらず、医師にも理解してもらいにくい事から『孤独な病』と私は呼んでいます。

一言でいえば「恐怖を伴う自律神経暴走病」といったところでしょうか。
患者さんなら「死ぬ」と思った事は1度や2度ではないはずです。
発作がおさまっても、動悸と不安、恐怖感が何日も何週間も付きまとう事もあります。
薬を飲んでいても発作はやってきます。

乗り物に乗れない、一人でいられない、食事ができない、お風呂やトイレが怖い、美容院に行けない、歯医者に行けない、上を向いて眠れない、退職せざるを得なくなった...
健常者にはわからない不便でこの上ない苦痛に加え、誰にも理解してもらえず悩んだり苦しんだりしている人も多いのではないでしょうか。

普通の事が普通にできない自分が情けなくなる事もしばしば。
そんなパニック障害になって11年になりました。

治療しました、森田療法も行動療法もしました、薬も漢方薬も色々飲みました。
怪しげな民間療法にも手を出しました。
逆療法で乗り物に乗りまくり、海外旅行に出かけ、自己暗示を掛け、催眠術にも掛けてもらいました。
結果は…?今でも立派なパニック障害です(笑)

病気を完全に治すことは困難かもしれません。
でも苦痛や恐怖をやわらげることはできると思うのです。

一人で苦しまず抱え込んでいる事をここで吐き出してみませんか?
パニック障害の患者さんを持つご家族の方も大歓迎です。

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