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みちのく湯めぐり紀行
旧タイトル「歴史と旅のダイアリー」

書庫音楽

 前回、福島県立安積黎明高校の合唱団が、旧安積女子高時代から通算して30年連続31回の全国大会金賞を受賞している事をご紹介しました。しかも、この31回のうち23回は、1位に相当する文部科学大臣賞(旧文部大臣奨励賞)を受賞していて、なんと13連覇を達成したこともあるんです。NHKの全国学校音楽コンクールでも、8連覇を含む14回の金賞(最優秀賞)を受賞しています。
 
 ただ単に指導者が素晴らしいというだけでは、このような記録は作られません。また、一公立校に過ぎない高校の部活動に対して、行政は特別な予算を交付してあげることはできません。あくまでも学校内における努力がこうした実績を生み出してきたわけです。
 
 何事も、最初が一番たいへんです。全国大会に出場できるようになるまで、試行錯誤しながらその基礎を作った人たちがいたからこそ、現在の輝かしい実績があるわけですね。
 
 そんな試行錯誤を経てつかんだ栄光は、自信にもなればプレッシャーにもなります。また、金賞を獲得するのが当たり前のようになると、場合によっては慢心にもつながっていきます。だから、連覇というのは実にたいへんな事だと思います。
 
 そこで必要になるのがライバル校です。福島の橘高校(旧福島女子高)や、会津若松の葵高校(旧会津女子高)など、同県内の実力校としのぎを削る事により、時を超えた緊張感が継続してきたのではないかと思います。4年前の第58回全国大会では、この3校がすべて金賞を獲得しています。同じ県から3校が全国大会に進むというだけでも凄い事なのに、3校とも金賞というのは物凄い事です。
 
 これは、音楽の世界だからこそあり得ることなんだと思います。最高の演奏に触れなければ、最高の演奏を奏でることができないというイマジネーションの世界ですね。自分で演奏してみて、あるいは発声してみて、「こんな音じゃないぞ」とか、「こんな響きじゃないぞ」というのを知るためには、模範・目標となるものが必要です。福島県の合唱の場合、それが旧安積女子高(現安積黎明高)合唱団の歌声だったのだろうと思います。
 
 安積黎明高校のすぐ隣に、郡山第二中学校(通称「郡山二中」)という学校があります。
 ここには、神の域に達しているのではないかと思わせる合唱部があります。
 詳しくは次回。

  • hiroさん、こんにちは。土日に留守していたのでコメントできませんでした。(~_~) 私も部活の(運動部でしたが)親の会長などをした経験があるので、連覇がいかにたいへんなことかわかります。音楽県福島に賞賛のポチ!

    kei

    2010/8/3(火) 午前 11:14

  • 顔アイコン

    keiさん、こんばんは。
    そうですか、保護者会長さんもされていたんですね♪
    ポチありがとうございます。
    山形にも、音楽を通じて知り合った方がおります^^ゞ

    hiro

    2010/8/3(火) 午後 7:09

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