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みちのく湯めぐり紀行
旧タイトル「歴史と旅のダイアリー」

書庫新潟紀行

雲洞庵(南魚沼市)

 あれは、2009年NHK大河ドラマ「天地人」第1回「五歳の家臣」の最後のシーンでした。
 
 「わしは、こんなとこ来とうはなかった!」
 
 加藤清史郎くんの名セリフで一躍全国に知られたお寺、それがここ雲洞庵です。 地図
 
イメージ 1
 
 あのドラマの第1回と第2回にはやられました。
 与六役の清史郎くんと、母親役の田中美佐子さんの名演技に、とことんやられましたね〜♪
 
イメージ 2 真っ赤に紅葉した庭のモミジを見ながら、
 「どうしてモミジがあのように美しいか、知っていますか?」といきなり5歳の与六に敬語で問いかけた母。
 
 きょとんとしている与六。
 
 「樹は、厳しい冬を乗り越えるため、力をたくわえねばなりません。モミジが散るは、その身代わり。」
 
 「・・・身代わり?」と問いかける与六。
 
 「モミジは、みずからの命を幹に託して散っていくのです。・・・燃え上がるようなあの色は、わが命よりも大切なものを守るための・・・決意の色。」
 
 母が何を言いたいのか、不思議に見つめる与六。

 
 「そなたはあのモミジになるのです。・・・モミジのような家臣になりなさい。」
 
 母の意外な言葉に戸惑う与六。
 
 「そのためには、この家を出て・・・喜平次さまにお仕えするのです。」
 
 信じられない言葉に、「母上・・・」と呼び掛け、みるみる泪目になる与六。
 
 「今日からそなたは、母の子ではありません。・・・この越後の子となるのです。」
 
 「いやじゃ。いやじゃ! 与六は母の子じゃ!」と言って母に抱きつく与六。
 
 「もう決めたのです!」泪を必死にこらえて言い切る母。
 
 やられましたね〜、あのシーン。
 
 創作とはわかっていても、グッときましたね〜。
 
 ちなみに、与六がホントにこの寺で学んだのかどうかは良くわかりません。
 
 また、5歳で家臣になったというのは、脚本家の創作です。
 
 ただ、そうしてしまったため、喜平次・与六の学問の師は、長尾政景の兄である雲洞庵13世通天存達ではなく、10世北高全祝という設定になりました。
 
 ドラマの中の北高全祝さんは、しょっちゅう饅頭を食べていましたね〜(笑)。あれは、六日町名物の「お六饅頭」だろうと思います。「お六」は当地の「お六甚句」からとった命名でしょうね。「与六」がなまったもののようです。
 
 あの饅頭、400年前からあったわけではないですよね(笑)。沖縄産黒糖を使っているそうですから(笑)。
 
イメージ 3
 
 この雲洞庵、赤門から本堂正面までの参道は石畳となっています。その下に一字一石経が埋められていることから、古来から「雲洞庵の土踏んだか」と言われ、踏みしめてお参りすると御利益にあずかるという言い伝えがあるそうです。
 
 宝物殿には、直江兼続による高札のほか、上杉景勝・武田信玄の書状などが展示されています。兼続の高札には「直江山城守」の署名があります。墨跡は失われていて、ほとんど読めない状態です。内容は、この寺を保護するための禁制で、幼少時代の恩に報いたものだろうと語られています。
 
 あえてコメントはしませんが(笑)、景勝・兼続が幼少時に勉学に励んだ部屋というのも拝観することができます。2009年には、物凄い数の観光客が訪れていました。

  • 顔アイコン

    おはようございます♪
    鮫ヶ尾城跡の写真をみせてもらって、“あれ、そう云えば炭化した米拾ったよな〜♪”と思い出しました。

    しかし、hiroさんは脚本家とか“物書き”の仕事も適任のように感じますね、この文章を読ませてもらって天地人のシーンが一瞬にしてよみがえってきました♪・・・解説も上手ですが、文章表現も素晴らしいですね。(拍手)

    坂戸城に立ち寄ったのに雲洞庵には行かなかった私たち!(笑)

    mamazo

    2011/1/12(水) 午前 8:22

  • hiroさん、こんにちは。デジブック「天地人紀行」の写真を撮るために、大河ドラマ放映中にここを訪れました。hiroさんの文章を読んで、ままぞうさんと同じ感想↑を持ちましたよ。(^^ゞ ポチ!

    kei

    2011/1/12(水) 午後 3:28

  • 顔アイコン

    あなたは誰ですか?
    一般人ですか?
    専門家ですか?

    [ tok ]

    2011/1/12(水) 午後 4:06

  • 顔アイコン

    ままぞうさん、こんばんは。
    鮫ヶ尾城跡にも行かれたんですか?
    炭化米拾ったなんて凄いですね〜!

    ちょっとちょっと、脚本家だなんてやめてくださいよ〜(笑)。
    あのドラマの第1話と第2話は秀逸でしたね〜。
    第2話では、引き戸の隙間から母親が喜平次に手を合わせるシーンにグッときました。。。(泪)

    hiro

    2011/1/12(水) 午後 7:03

  • 顔アイコン

    keiさん、ポチ&トラバありがとうございました。
    お二人におだてられて木に登ってしまいそうな私です(笑)。
    かんべんしてくださいよ〜 ^-^;

    hiro

    2011/1/12(水) 午後 7:09

  • 顔アイコン

    tokさん、いらっしゃいませ。
    私が誰かと言うのにはちょっと答えづらいのですが、古文書などをもとに上杉景勝や直江兼続のことを調べている者です。
    研究が仕事ではないので、専門家とは言えないと思います。
    記述に問題がありましたら改訂しますので、ご遠慮なくおっしゃってください。

    hiro

    2011/1/12(水) 午後 7:15

  • 顔アイコン

    鮫ヶ尾城はヘビに注意って書いてあったんですが、歴女のすぐ脇に・・・いたんですね〜、ひぇ〜!(笑)

    やっぱりKeiさんも同じ見解ですね〜♪この記事を読んだ方々は殆ど私達と同じ印象を持ったはず・・・ですね♪(笑)

    mamazo

    2011/1/12(水) 午後 10:27

  • 顔アイコン

    え〜っ!? あそこを登ったんですか?
    そう言えば、景虎を慕って鮫ヶ尾城を訪ねる若い女性が多いという話が本に書かれていましたね。
    それって歴女さんの事だったんですかね〜(笑)。
    鮫ヶ尾ではちょっとした面白い事がありました。
    いずれまたご紹介しますね。

    hiro

    2011/1/12(水) 午後 10:58

  • 顔アイコン

    鳥海山もヘロヘロしながらでも登るんでそれと比較するとチョットは楽だったでしょうね♪
    下りてきたらすぐに日帰り温泉直行でしたが!(笑)

    景虎のイメージはカッコいい悲劇の主人公なので女性ファンも多いのでしょうね・・・まさはるも負けます♪(笑)

    記事、楽しみにしています♪

    mamazo

    2011/1/12(水) 午後 11:23

  • 顔アイコン

    鮫ヶ尾城の下のお寺にある景虎像は見ましたか?
    ままぞうさんの方がカッコいいっすよ!
    そう言えば、また「つけめんまさはる」で食べてきました。
    お店のご主人は「いけめんまさはる」さんでしたよ(笑)。

    hiro

    2011/1/12(水) 午後 11:32

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