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五感が研ぎ澄まされて究極の集中状態になり、神がかり的な能力が発揮される状態になることを、「ゾーンに入る」と呼ぶことがあります。
スポーツ選手や役者さんなどが最高のパフォーマンスを発揮するには、「いかにしてゾーンに入るか」というのがきわめて重要になってきます。
しかし、人間が集中力を維持できる時間には限界がありますので、適度なインターバルやリフレッシュの時間をとりながら、ゾーン状態を反復できるよう習慣づける訓練が必要になります。
言うまでもないことですが、ゾーンに入った状態から見放されるときは必ずやってきます。そのきっかけは、多くの場合、メンタルな部分に起因します。
先日のゴルフを思い起こすと、私は4ホール目のティーショットから13ホール目の第2打までは、完全にゾーンに入っていました。 そして、次の第3打からゾーンに見放されました。
実は、震災発生後初めてコースに出た2011年9月28日、Alts磐梯メローウッドGCで、全く同じような経験をしていました。
このときは9ヶ月ぶりのゴルフでしたが、4ホール目から10ホール目までの7ホールを、3バーディー・1ボギーの2アンダーでプレーしていました。 まさに「ゾーン」に入っていたとしか思えない状態でした。
しかし、11番ホールのティーショットミスをきっかけに、ガタガタと崩れていったのです。 (↓)
今回から2回にわたって、ゾーンに入ったときの精神状態と、ゾーンが途切れるきっかけをまねく精神状態について考えてみたいと思います。
ゾーンに入った時の精神状態
ゾーンに入っている時に、「ドライバーショットがOBになったらどうしよう」などということは考えません。 だからといって、「すべてがうまくいく」と信じ切っているわけでもありません。
下の写真は先日プレーしたPカントリークラブ中コースで最も難度の高い6番ホールです。180ヤード先から右に折れていく林間コースなので、①のようなドローボールの弾道を持ち球とする私にとっては非常に攻めづらいレイアウトです。 ドライバーで打つと左の林に入ってしまう危険が高いため、以前は5番ウッドや4番アイアンで②の方向に打っていました。
しかし、このホールのグリーンはポテトチップス状に波打っているため、2打目でグリーンを外してしまうとパーセーブがかなり困難になります。 できればドライバーで③のようなフェードボールを打って距離を稼ぎ、ショートアイアンでピン手前に確実に2オンさせたいところです。
でも、普段打ち慣れないフェードボールは失敗する確率が高く、もしも右に曲がってくれなかったり、曲がり過ぎたりしたら、やはり左か右の林に入ってしまいます。
ところが、先日の私は、右の木の上をドライバーでストレートに越えていくという④のルートを選択し、そのイメージ通りのショットを打って、サンドウェッジでの2オンに成功しました。
弾道が低ければ木に当たってしまうのですが、そんなことは微塵も考えていませんでした。 これ以降も、ドライバーショットは、ことごとく狙ったピンポイントに飛んでいきました。
つまり、イメージ通りの弾道でピンポイントにショットを運べるという自信が「ゾーン」に入るきっかけになっていたんだと思います。 ただ、この自信が過信に変わってしまうと、イメージと異なる弾道になった時に「ゾーン」から見放されてしまいます。
続く7番ホールでは、ピン右奥3mからのバーディートライを迎えました。
このときも、下りのフックラインをしっかり予見でき、このラインに乗せるジャストタッチのイメージが自然に浮かび上がりました。
ゾーンに入っているときは、自分の能力の範囲内で実現できる最善のプランを自然に選択出来るようになり、繊細なタッチが求められる場面でも、研ぎ澄まされた五感が自然に反応してくれるんですね。
ところが、その状態は長くは続きません。予想外のことが起きた時、心の持ち方を誤ると、みるみるうちに「ゾーン」から見放されてしまいます。
次回は、「ゾーン」から見放される時のパターンを整理してみたいと思います。
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ゴルフ日記







大変参考になりました。そうですね〜、スポーツってやっぱり理論と実践、そしてイメージトレーニングって重要ですよね♪
スキーでも1級検定試験などで検定種目を滑る前に斜面を見渡して、”あそこでターンして次に・・・”って滑るコースをイメージして一気にゴー!ってスタートしますからね〜^^;
ゴルフもショットする前に攻め方のイメージをもっと鮮明にしておかないと”ゾーン”に入る前にミスショットのイメージの方が脳内の占有領域が広いです。(笑)
ヒントになりましたm(__)m 追い付きたいですね、↑のスコアーに♪^^;
2013/11/14(木) 午前 9:58
ままぞうさんだったら85なんてすぐに出ますよ (^-^)
ゲレンデを見渡して滑走プランをイメージするのも、コースレイアウトを予習してからティーショットに臨むのも、ゾーンに入る準備作業として必須ですね。
このホールも、右の木の向こう側にバンカーや池がないというのを知っていなければ、木の上を狙えなかったですから。
初めに情報収集、次に状況判断、あとは自分を信じて打てるかどうかですね♪
2013/11/14(木) 午後 9:23