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納得のいかない演技に涙したバンクーバー五輪から4年。
ソチ五輪の舞台で、「最後の最高の演技」を披露する日がやってきました。
しかし、ショートプログラム冒頭のトリプルアクセルジャンプで着地に失敗。
後半のコンビネーションジャンプも、3回転が抜けて単発の2回転となるという信じがたいミスが重なりました。
ショートを終えた段階での順位は16位。首位とは20点近い差が開き、この時点で浅田選手のメダル獲得は絶望的となりました。
しかし、浅田選手のファンたちはもちろん、世界の有名スケーターたちも、ツイッターを通じて浅田選手への声援を送っていました。
フリープログラムの演技は、わずか21時間後でした。
ラフマニノフの曲に託したテーマは『困難を克服すること』。振付を行ったタチアナ・タラソワ氏は、「もし、真央がラフマニノフの調べにのって全ての演技を終えることができたら、それこそが困難を克服したということ。」と語っていました。
このフリープログラムは、6種類、8回の3回転ジャンプに挑戦するという、過去誰ひとりとして成し得なかった最高難度のものでした。
それは、バンクーバー五輪後の4年間、ジャンプをゼロから見直し、取り組んできた軌跡の集大成というべきものでした。
NBC実況(高画質)
NBC実況(高画質)※上の画像とは撮影角度が若干異なります。
米国NBC実況(日本語字幕付き)
2方向映像 実況カット
彼女は世界中を感動の渦に巻き込みました。
ロシアの実況解説を担当していたタラソワ氏の言葉に泣かされます。
おぉ神様 彼女はもう十分よ
なんという苦しみだったでしょう
彼女が奮い立ったこと、偉大なスポーツマンであること
自分に打ち勝ったということに ただただありがとう
五輪の3か月前にタラソワ氏が語った「記憶に残る演技となるでしょう」という言葉が、まさに現実となりました。
浅田選手の総合順位は6位。でも、世界中の人々が、順位やメダルよりも大きな価値を感じた4分間だったのではないでしょうか。
この4分間の演技は、伝説となり、永遠に語り継がれることでしょう。
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