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玉梨八町温泉から国道400号を北に進み、川口のT字路を右に折れると、国道252号沿いに、只見川に浮かぶ金山町大志地区の家並みを望むことができます。2011年7月に起きた福島・新潟豪雨による大水害から6年が経ち、美しい風景が戻ってきました。
寸断された只見線のうち、会津坂下駅から会津川口駅までの間は復旧しています。
大志地区の北側に中川地区があります。ここには「道の駅 奥会津かねやま(金山町活性化センターこぶし館)」があり、レストラン、地産品販売コーナー、資料展示室、移築古民家(重要文化財)などがあります。資料展示室には、数は少ないですが町内の縄文土器・弥生土器・古文書写なども展示されています。
その道の駅から250mほど北に、金山町老人福祉センター(愛称「ゆうゆう館」)があります。ここに、実は絶品のかけ流し温泉があるんです。
入浴できるのは、平日は午前11時から(土日祝日は12時から)ですが、私は10時40分ごろに着いてしまいました。受付の社会福祉協議会の方から「お湯張りの途中なので11時までお待ちください」と丁寧にお伝えいただき、ロビーにご案内いただきました。朝イチの新鮮な湯に入れるなんて、ワクワクです(笑)。
そして11時。社協のカウンターで300円をお支払いし、目立たない通路の先にある浴室へ。廊下には無料貴重品ロッカーがあり、その奥に男女別の浴室があります。浴室の大きさが異なるため、浴室は日替わりで男女交替になるようです。この日は手前にある大きい方の浴室が男湯となっていました。
脱衣所入り口はカーテン、浴室入口も段差を解消した扉となっていて、社会福祉施設らしいバリアフリーの構造となっています。
こちらがその浴室。洗い場には4人分のカランがあり、うち2基にはシャワー設備が設けられています。3年ほど前にリニューアルされた浴室は、板張りの壁がいい雰囲気を醸し出しています。
そして、特徴ある扇形の湯船がこちら。左奥に切石作りの湯口があり、熱めの独自源泉が注がれています。
右側にも同様の湯口がありますが、この日は使用されていませんでした。鉄分を含む源泉があふれ出し、湯船の縁や床が茶褐色に染まっています。
褐色で透明に近い湯には、赤茶色の細かな湯花が舞っていて、金気臭が漂っています。時間がたつと少し笹濁りに変化するらしいのですが、張られたばかりの湯は綺麗に澄んでいました。
湯温は、湯口付近で44℃、洗い場付近で43℃ですが、湯温以上のインパクトがあります。50分ほどこの浴室でくつろぎましたが、平日の朝イチだったせいか、ずーっと貸し切り状態でした。
では、動画もどうぞ。
とてもよく温まる湯なのに、いつまでも温かさが持続して汗が止まらなくなるというタイプの温泉ではないんですね。芒硝成分の作用のせいか、湯上り後の爽快感は格別。この日は、この一湯のみで十分満足してしまい、他の温泉をハシゴする気は失せてしまいました。それぐらい満足度の高い温泉でした。
鄙び情緒などはありませんが、本物の温泉に入ったという満足感に浸れるすばらしい施設です。 それにしても、「老人福祉センター」とか「老人憩いの家」と命名された公共施設には、ハイレベルな温泉が多いですね〜。秋田県小坂町の「あかしや荘」、岩手県盛岡市の「つなぎ老人いこいの家」、宮城県蔵王町の「白鳥荘」、山形県大江町の「柏陵荘」、そして福島県内では、ここ金山町「ゆうゆう館」と矢吹町「あゆり温泉」がその代表格と言えるのではないでしょうか。
中川温泉【金山町老人福祉センター ゆうゆう館】
地図
泉質 ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉 湯温 48.8℃ pH 6.6
営業 平日及び土曜日 11時00分〜20時00分 日曜日及び祝日 12時00分〜20時00分
料金 300円(町内外問わず)
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福島紀行







今、窓の外は強風、こんな日は温泉に
入ってのんびり過ごしたいですネ!!
2017/9/18(月) 午前 6:16
>Kenさん
台風一過。暑さが戻ってきましたが、まもなく温泉が恋しくなる季節がやってきますね。
☆いつもありがとうございます。
2017/9/19(火) 午後 10:57