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みちのく湯めぐり紀行
旧タイトル「歴史と旅のダイアリー」

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 檜原湖北端の早稲沢地区は、大学陸上部の合宿地として有名で、小椋佳さんのペンネームゆかりの地としても知られています。

 そこに湧くのが、極上の芒硝泉として温泉ファンが絶賛する早稲沢温泉。2013年、その代表格である温泉民宿「森川荘」を訪ねました。
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 玄関を入って右手にある内風呂がこちら。底が段違いになっているなど、細かな配慮がなされています。
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 洗い場も簡素で、必要最小限といった感じです。
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 注がれる湯は、無色透明。湯口には析出物がこびりついています。
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 湯船内の湯温は約42℃。澄み切った無色透明のお湯が掛け流されています。
 鮮度は抜群! 硫酸塩泉特有の刺激と、身体に付着してくる細かな気泡。
 心が躍るほどの満足感です!


 この内風呂に供給されているお湯は、近隣諸施設に供用されている「宝来湯」と、古くからある「裏磐梯早稲沢温泉」の混合泉です。
 裏磐梯早稲沢温泉については、昭和50年代と平成20年代の二種類の成分表が掲示されていました。
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昭和50年代

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                 平成20年代     (クリックで拡大↑)

 これを見ると、裏磐梯早稲沢温泉の泉温は45.5℃から31.0℃まで低下し、成分組成もかなり変化してしまっているのがわかります。幸い、70℃超の芒硝泉である「宝来湯」との混合により、加温せずとも適温に調整され、芒硝泉としての浴感も維持されています。


 さらに、離れには、とっても魅力的な露天風呂があります。今はすっかり改装されていますが、かつてはこのとおり、痺れるほど手作り感満載でした!
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 目隠し用の菰に囲まれた内側には、かつてはポリバスが設置されていましたが、4年前の訪問時には、あっと驚く立派な木製湯船がパレットに乗っていました。こりゃたまりませんね〜!
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 湯船で立ち上がると、上半身は米沢の白布温泉に抜ける西吾妻スカイバレーから丸見えになります(笑)。その開放感がまたいいのです。
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 細いパイプ湯口から少量ずつ注がれるのは、高温の宝来湯源泉。高原の空気と緑の山々に抱かれながらの湯浴みは、まさに夢心地でした。
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 それから2年が経ち、2015年の夏、再び森川荘を訪ねる機会がありました。
 ん??? 入口の看板がでっかくなってるぞ。
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 なんだこれは!
 単管パイプにビニールシートだった露天風呂が、こんなふうに変貌していました!
 「温泉」と書かれています。
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 うわぁ〜、たまりません! 羽黒温泉の「民宿じょっぱり」(休業中)を思い出させる素敵なファサードです。
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 このとおり、女性客への配慮もぬかりなく、家族での貸切利用もできます。
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 中に入ると、、、
 ジャーン! なんとも美しい板張りの空間! 下風呂「さつき荘」に迫る美観です!
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 湯船周りの隙間を見ると、以前から用いられていたパレットの上に湯船が乗っているのがわかります。溢れたお湯はこの隙間から逃げていくので、板張りの床がびしょ濡れになるということはありません。これなら建材も長持ちしますね。


 この露天風呂ですが、公式サイトには地元の「サブちゃん」の手造りだと記されています。お会いしたことのない「サブちゃん」に手を合わせて感謝したくなる労作です。素晴らしいっ!
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 では、見事な空間のようすをご覧ください。私の好きな「ちゃん・りん・しゃん」があるのも高ポイントでした(笑)。
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 湯上りはとても爽やかです。いつまでも火照りが持続するということはなく、芒硝泉特有の湯切れの良さに感嘆します。


 帰りしなに、かつてここで用いられていたポリバスとパレットが残っていることに気づきました。露天風呂は、今も少しずつ改良が加えられているとのこと。進化し続ける森川荘から目が離せません。
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早稲沢温泉【森川荘】
    公式サイト   地図
 源泉  裏磐梯早稲沢温泉・宝来湯
 泉質  ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
 外来入浴  時間:不詳  料金:大人 300円



  • こんにちは、
    ここを最後に訪ねたのは30年前ですからあまり記憶がないのですが、何度かキャンプで外来入浴しました。
    ずいぶんと洒落た温泉になったのですね。

    [ 黒ダイヤ ]

    2017/10/7(土) 午前 7:18

  • アバター

    先日 私もやっと訪れてみました!
    簡素で丸見えの抵抗が 一気に打ち砕かれ こんなに
    立派になって意表突かれましたよ! そして 立地の位置を忘れるくらいの 木の香りと心地良い開放感・・・
    県境の秘密の秘湯に認定です(笑)

    [ acoron ]

    2017/10/7(土) 午前 8:51

  • hiroさん、お久しぶりです。あくなき温泉探訪を続けていらっしゃいますね。継続は力なり...。ナイス

    kei

    2017/10/7(土) 午後 4:37

  • 顔アイコン

    >黒ダイヤさん
    30年前でしたか〜。
    森川荘はお洒落になりましたが、この一帯の雰囲気は、たぶんその頃とあまり変わっていないのではないかと思います。

    hiro

    2017/10/8(日) 午前 6:17

  • 顔アイコン

    >acoronさん
    私もビックリでした(笑)
    目立たない温泉地ですけど、すばらしいですよね〜。
    そう、その開放感に浸っている時間は、ホント至福のひとときでした。

    hiro

    2017/10/8(日) 午前 6:23

  • 顔アイコン

    >Keiさん
    ご無沙汰しておりますm(_ _)m
    早稲沢の雰囲気が大好きで、備忘録としてUPしてみました。
    ☆ありがとうございます。

    hiro

    2017/10/8(日) 午前 6:26

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