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ここを初めて訪ねたのは2014年の6月中旬。須川高原温泉に自炊泊に向かう途中でした。国道398号沿いにある「小安峡温泉総合案内所」に立ち寄り、
「すみませ〜ん。立ち寄りで入浴できる温泉を教えていただけますか〜?」
と尋ねたところ、受付にいらした秋田美人の方が、
「そうですね〜。一番近いのは、そちらの共同浴場ですが・・・」
と、道路の反対側を指さして教えてくれました。
案内所の駐車場に車を停めさせていただき、こちらを訪ねました。
なんとも新しくて綺麗な施設です。「共同浴場」という名から連想されるイメージが覆りました。
こちらが男湯の浴室。無色透明でクセのないやわらかな湯が掛け流されていました。いやあ〜、ホントに綺麗ですね〜!
こちらが湯口。湯温調整のため、源泉を石の板でワンクッションさせてから湯船に投入しています。石の板は、このとおり赤く変色しています。この湯口に鼻を近づけると、しっかり硫黄臭を感知することができました。投入する前にすでに加水されているようですが、それでも熱く感じる人のためなのでしょうか、加水用の塩ビ管も設置されていました。
湯船の湯は適温でした。
入るとザバーッと湯があふれ出します。いやあ〜、気持ちいいっ!
リンスインシャンプーとボディソープが備え付けられていて、シャワー付きの混合水栓も2基設けられていました。
終始貸し切りで、この素晴らしい共同湯を堪能することができました。
400円という入浴料は、地元の方が毎日利用するにはちょっと高いかなあと思いましたが、実は月極め3500円券というのもあるのだそうです。地元の方が羨ましいですね〜。
小安峡温泉【小安温泉共同浴場】 地図
料金 大人400円 (一日入浴500円、月極め3,500円)
※入浴券を10枚貯めると1回入浴無料。
営業 平日:13:00〜21:00 土日祝:9:00〜21:00
泉質 単純温泉 泉温 61.2℃ pH 6.4
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コメント(2)
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こちらは、地区住民が管理する共同浴場です。でも、ご厚意により、外来者も「もらい湯」の恩恵にあずかることができます。「もらい湯」の精神を理解しない人が殺到するのを避けるため、場所は伏せさせていただきます。
路傍に立つ「ご入浴される方へ」という表示板にしたがい、ここを管理されている方(画像中の文字は消しています)のお宅に200円をお支払いします。
利用できる時間は夜20時までという貼り紙がなされています。朝は〇時からとは明記されていませんが、住民の方の施設ですので常識的な範囲で。少なくとも、住民の方の利用が多いと思われる、朝と夕方以降は避けるべきでしょう(要するに10時から15時までぐらいがベスト)。
狭い浴場ですので、貸切利用が原則。利用時間は最大40分まで。先客がいらっしゃる場合は、この素敵な湯小屋の入口にて待機することになります。私はお昼時に訪ねましたが、空いていたのですぐに利用させていただくことができました。
入口の扉を開けると、奥と手前に脱衣所入口があります。
手前側に大きく「男」と書かれているので、奥は女性用入口なのでしょう。
脱衣所はいたってシンプルです。
浴室の全景。
素晴らしいっ!!!
2人サイズの小さな湯船は、このとおりの木造り。
左奥の湯口から、勢いよく源泉が注がれ、右手前の切欠きから溢れ出しています。
壁から2本のパイプが伸びてきていますが、一本は源泉パイプでもう一本が水パイプ。木箱の中で両者が混合され、湯口へと向かっています。源泉温度が高いので、加水されても結構な熱さ(湯船内で45.5℃)でした。熱くても、バルブを勝手にいじってはいけません。
お湯は無色透明で、細かな白い湯花が散見されます。湯口では微かなタマゴ臭を感知することができました。サラサラした肌ざわりと、インパクトある熱めの浴感に酔いしれました。
湯船から脱衣所側を眺めます。目隠しガラスフィルムが貼られている側が女性用の脱衣所。介護入浴が必要な場合でも、貸切混浴利用が可能なのでしょう。
ポリカ波板製と思われる屋根は、採光抜群!
風にそよぐ木々の葉の揺らめきが、浴室の風景にアクセントを加えてくれます。
こんな素晴らしい施設を外来者にも利用させてくれる地元の方々に、本当に感謝したいですね。
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かつてあまりの熱さに耐えかねて入浴を断念した露天風呂(→そのときの記録)に、その一年後再挑戦しました。某地区の組合で管理している露天風呂ですが、ある場所で料金を支払えば入ることができます。
こんな脱衣所もあります。
さて、今回は入れる温度でしょうか。。。
ちなみに、5年前に断念したときの画像がこちら(2013年10月)。
浴槽が二つに分かれ、いい感じに色あいが異なっていました。
今回も、奥と手前とでは色合いが異なりますが、かなり濁っています。
こわごわ湯面に触れてみると、拍子抜けするほどぬるい湯となっていました。湯口側のパイプの上には、この露天風呂の名称と思われる文字を刻んだ石が置かれていました。
そんなわけで、ようやく入ることができました♪
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5年前、秋田の実家からの帰り道、横手・湯沢道路の須川ICから県道51号に入り、ここに道草しました(そのときの記事)。
三途川渓谷に掛かる橋を越え、泥湯方面に向かって坂道を登っていくと、「やまの湯っこ」と書かれた看板が目に入ります。
この看板を目印に右折し、丘陵を登っていきます。なかなかたどり着かないので不安がよぎりますが、しばらく進むとこんな景色が開けます。
はい、到着です。太い柱が使われた重厚な建築に驚きました。
Tomoさんの先行レポのおかげで料金後払いというのを知っていたので、女将さんに一声おかけして、すぐに脱衣所に向かいました。
脱衣所では、この表示に大ウケ! 宿泊者が溺れるぐらい危険な湯なのでしょうか? Tomoさん、男湯にも貼られてましたよ(笑)。
そして、こんな表示も! 滑って溺れる危険があるのでしょうか?
浴室入口のサッシを開けるとこの光景。とても味のある浴室です。
しかし、一歩浴室に足を踏み入れると・・・ホントに滑るっ! ハンパないっ!
歩幅を狭めて少しずつ前に進まないと、あぶねぇ、あぶねぇ!(笑)
洗い場には、シャンプー・リンス・石鹸が無造作に置かれていました。
このへんのB級感もマニア心をくすぐります。
床には、丸太を輪切りにしたものがびっしりと埋め込まれています。年輪による滑り止めを狙ったものなのかもしれませんが、その効き目をあまり感じないぐらい滑りやすい床でした。
湯舟は船のような形をしていて、さらに2槽に分かれていました。
奥の浴槽が広く、手前の浴槽が狭くなっています。
いずれの浴槽にも、タマゴ臭ただよう源泉が直接注がれていましたが、当然ながら狭い手前側(左)の方が鮮度良好で熱め、奥(右)の方は少しだけ白濁していて少しぬるめとなっていました。とはいっても、45℃と43.5℃程度の違いで、十分熱めでしたけど。。。
入ってみて驚いたのは、驚くほどニュルニュルな肌触り! 羽根沢温泉・中山平温泉・新菊島温泉・秋田温泉も真っ青です! この秘境にこんな凄い温泉が隠れていたとは! 湯船の中もかなりすべるので、すべって溺れる危険が本当にありそうな気がしてきます。
感激のあまり、クールダウンを織り交ぜながら両方の浴槽を何度も往復し、ニュルニュルの感触を肌に馴染ませ続けました。
約1時間、ずーっと一人でこの浴感を楽しんでいたら。やがて隣の女湯に女性たちが賑やかに入ってきました。男湯に客がいる気配を感じなかったのでしょう。あけっぴろげな会話が始まりました。
べつに聞き耳を立てているわけじゃなくて、勝手に聞こえてくるのだから仕方ありません。会話と声の感じから、40〜50代2名に10〜20代2名の計4名でしょう。
「うわぁ〜、いい湯だなぁ〜!」
「うーん、ほんとにいい湯。」
「つるっつるね〜」
「ていうかヌルヌル!」
「ひゃあ〜、オッパイぬるぬるだぁ〜!」
「あっはは〜!」
「いや〜ホント。オッパイこんなだわぁ。ほれ!」
「きゃあ〜っ!あっはは〜っ!」 その光景を想像してしまった私は気まずくなり、隣に男性客がいたことを悟られないよう、忍び足で浴室をあとにしました(笑)。
木地山高原温泉【旅荘 やまの湯っこ】 地図
公式サイト なし
泉 質 アルカリ性単純温泉
外来入浴 9:00〜16:00 300円
(※現在は宿泊を受け付けていないそうです)
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秋の宮温泉郷の中でも、「別格」のオーラを漂わせていたのが、ここ「稲住温泉」でした。森の中に広大な敷地を持つこの宿には、武者小路実篤が疎開したり、美空ひばりが逗留したこともあるそうです。
また、卓球の福原愛選手のご親族やお父様が経営に携わっていたそうで、館内には福原選手の練習場としても使用された卓球場がありました。
しかし、ここにUPする画像を撮影した3か月後の2014年3月、大雪の重みで屋根が潰れて休館となり、その後に閉館となってしまいました・・・が、
【2019/6/11追記】
サイボーグさんから2019年9月再開に向けて準備中との情報をいただきました!
うれしいです! ひょうたん風呂です。湯船の形、湯口の形、置物から掛け湯槽まで、全て瓢箪形にこだわっていました。
こちらは瓢箪形の湯口。瓢箪の奥の方から高温の源泉がボコボコと湧き上がり、湯船へと注がれていきます。
注がれている源泉は、細かい茶色湯花が舞う半透明黄褐色の湯で、少し金気臭のするものでした。この湯が瓢箪形の湯船に注がれ、オーバーフローしていきます。
体感湯温は約43℃。浴感十分な湯は、とても単純温泉とは思えないほどです。
こちらは露天風呂を併設する浴室。
内風呂の湯を漕いで、デッキ風の露天風呂に行ってみましょう。
素晴らしいっ!
展望デッキに、樽風呂・釜風呂・桶風呂が設置されていました。適温の3個の湯船にそれぞれ浸かり、渓谷の新雪を眺める時間は極上でした。
こちらが成分表。
ポカポカと温まる湯でしたが、成分表上は、意外なほどあっさりした泉質でした。
歴史ある湯宿が、またひとつ失われてしまいました。
・・・と思っていたら
【2019/6/11追記】
サイボーグさんから再開準備中との情報をいただきました。
ありがとうございました!
秋の宮温泉郷【稲住温泉】 地図
泉質 単純温泉
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