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道南行脚の〆として、ずっと行ってみたかった恵山温泉に行くことにしました。
行ってみて気づいたのですが、20年ほど前、この近くの郷土資料館を訪ねたことがあったんですね。そのころ温泉に興味がなかったのが悔やまれます(笑)。
この旅館、見た目よりもかなり年季が入っています。
脱衣所は、これ以上ないぐらいにシンプルです。
浴室の扉を開けると、この光景が目に飛び込んできます。
全面木質の独特な造りに圧倒されます。
床に打ち込まれた釘が真新しかったので、床板は最近張り替えられたのだと思います。
酸味のある香りが漂いますが、硫黄臭は全く感じ取ることができません。
全国でも数少ないと言われる酸性明礬緑礬泉が、滔々と注がれてきます。
湯船の湯温が39℃程度なので、いつまでも入っていられそうな気がします。でも、しばらく浸かっているとわかるのですが、見た目以上に「長湯はヤバそうだぞ!」という予感を身体が感じ取ってくれます。
口に含むと、強烈な酸っぱさを感じます。硫黄を含まない褐色透明な酸性泉というのは初めての経験でした。
この泉質は、私の能力と経験では、ちょっと語りきれません。
動画でもその特殊さを伝えきれないのが残念です。
恵山温泉旅館
泉質名:酸性・含鉄(Ⅱ)・アルミニウム-硫酸塩温泉
溶存物質:4923mg/kg 成分総計:5077mg/kg
pH:2.2 湧出量:120L/min 泉温:41.5℃ 立ち寄り入浴:大人300円 このあと、函館駅に戻ってレンタカーをお返しし、特急「白鳥」に乗り込んで津軽海峡を越えました。
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北海道紀行
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椴法華(とどほっけ)から南西方向に恵山をぐるっと周回し、恵山南麓の海岸へと向かいます。漁船の向こうには下北半島を望むことができます。
昨年は下風呂漁港から恵山を眺めたものですが、今回はその反対側から眺めているのかと思うと感慨無量のものがありました。
さて、漁港の護岸壁のようなこの場所が目的地です。崇敬するブログ諸先輩のひかえめな記事のおかげで、迷わずたどり着くことができました。
ここにも書かれているように、地元町内会の皆様によって維持管理がなされている温泉です。なので、場所の詳しい表記は差し控えさせていただきます。
さて、入口から階段を下りると、こんな光景になります。
このとおり、脱衣所も湯船も一つの混浴です。
煙草を吸ったり、我が物顔で酒盛りをしたり、ゴミが放置されたりなど、利用者のマナーが悪く、外来者の入浴が禁止されたこともあったそうです。
今は再び外来者の入浴が許されていますが、感謝の気持ちを持ちながら、静かに入浴させていただきましょう。 左側は海! 青い木箱に寸志を投入して入らせていただきます。
詳しい成分表はありませんでしたが、脱衣所に貼られていた「温泉分析書別表」によれば、源泉は「御崎1号井」で、泉質は「カルシウム・ナトリウム・マグネシウム−硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉」とのこと。
入ってみると、旧泉質名の「含土類・食塩−石膏泉」という表記の方が、しっくりくる感じでした。
この赤いホースから源泉が投入されています。
空気に触れることなく注がれているので、鮮度もすこぶる良好!
ホースを出してみると、結構な投入量でした。
この日の湯温は、湯口付近で約42℃。 キシキシ感のある浴感と、潮騒の音に包まれながら、掛け流しのお湯を堪能することができました。
溢れ出すお湯と潮騒とのコラボをお聴きください。
次回は「恵山温泉」の巻です・・・
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恵山岬の付近にある天然の露天風呂「水無海浜温泉」に行ってみました。
(地図)
露天風呂は、潮位の変動によって、顔を出したり沈んだりします。
入浴は無料ですが、入浴可能な時間帯は毎日異なります。
函館市のホームページは、毎日の入浴時間帯を月ごとにUPしてくれています。
こちらが脱衣所です。市が設置した案内板には「太平洋を望み、産まれたままの姿で入浴する気分は最高」と書かれていました。ただ、脱衣所から湯船までの20mぐらいの距離が恥ずかしいかも・・・。案内板には「テレ屋さんは水着でもOK」とも記されていました(笑)。
時間的に無理だろうとは思っていましたが、やはり見事に水没していました。
もはや入れるような水温ではなかったので、やめておきました(笑)。
このあと訪れた恵山温泉で、ここに2時間入ってから恵山にハシゴしたという先客の方にお会いしました。海と一体になりながら過ごす2時間というのを味わってみたいものです。
詳しくは、以下の案内板をご覧ください(右下クリックで拡大します)。
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温泉ファン垂涎の秘湯「下乃湯」に行ってまいりました♪
臼尻から大船温泉「上の湯」に向かう途中に砕石場があり、そこから川の方に砂利道を下りていくと、まもなくたどり着きます。
道路に案内板が全くないため、この砂利道を見つけるのが第一の関門です。でも、ブロガーの皆さんのレポを拝見していたおかげで、難なく目的地に到着できました。
この湯小屋を見ただけで、もう「どストライク」ですね。この方角から見て左側が男湯、右側が女湯になります。
もともとは混浴だった湯船を二つに仕切ったため、男湯の湯船は窓を背にする格好になっていて、女湯は湯船の右手(通路側)に窓が来るつくりとなっているようです。
橋を渡って右側に管理人さんのお宅があります。ここで200円の料金をお支払いしたら、ぐるっと回って男湯の扉を開けます。
脱衣所兼休憩所には地元に愛され続けてきた共同湯の雰囲気が漂っています。
注意書きの貼り紙にも味があります。
「ごみなどわお持つ歸りくださるよう・・・」の訛った文字使いにしびれます。
そして、何よりもしびれるのがこの光景!
美しい青白濁掛け流しの硫黄泉、こりゃたまりませんね〜!
そして、全身に湯花がまとわりつくトドスペースもあります。
雰囲気を動画でお伝えしたいと思います。香りをお伝えできないのが残念!
施設は古く、必ずしも綺麗とは言えないので、万人にはおススメできないかもしれません。
でも、お湯は絶品だし、歴史を感じさせる秘湯風情もホンモノです。
湯小屋の脇にあった源泉調整枡と、川への捨て湯風景がこちら。
捨て湯の所では、温泉の析出物が固まって盛り上がっています。
川岸を眺めると、源泉地帯から流れてきたお湯が合流していました。
次回は海沿いの温泉篇です。
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朝5時50分にホテルをチェックアウト。
有珠山や昭和新山は、前日に遠望するだけにとどまってしまいました。
この日は研究発表会の2日目で、翌日には見学会が予定されていました。
でも、大型台風が接近していたため、帰りを一日早めることにしました。
研究発表を聴くのはあきらめ、翌日の見学コースを、この日のうちに自力で回るのがベストと判断しました。
午前6時19分発の鈍行列車に乗るため、伊達紋別駅へ。
駅舎のガラス扉にも歓迎の貼り紙がありました。
窓口の営業は朝7時からなので、誰もいません。
切符の自動販売機も停止しています。
ローカル電車に乗り慣れていない私は一瞬戸惑いましたが、路線バスと同じように電車の中で整理券を取るしくみでした。
ガランとした客車内から眺める朝の景色は格別でした。
豊浦を通過した後、海の向こうに高い山が見えることに気付きました。
これ、実は駒ヶ岳なんですね。噴火湾の広さを実感しました。
鈍行の終点は長万部駅。ここで運賃を一旦精算し、快速電車に乗り換えます。
快速電車の名前は「アイリス」。
絶景の大沼公園は車窓左側がベストでした。
右側に座ってしまった私は、大沼越しの駒ヶ岳をパチリ。
終点函館駅で下車し、格安レンタカーを借りて旧南茅部町へ。道の駅には魅力的なメニューがたくさんありました。
特に、土偶弁当と「函館ひろめ荘」入浴のセット(1000円)は魅力的。こんなメニューがあるのは、この地域の縄文文化をテーマとした凄い施設が道の駅に併設されているからです。
お土産としてクッキーとカレーを購入しました。
ここから北に少し向かうと、世界遺産登録候補の遺跡があります。
そして、念願の場所へ。
青白い絶品の湯です♪ 「函館ひろめ荘」に隣接する入浴施設はかなり混雑していたのでパスしましたが、この秘湯は終始貸切状態でした。
詳しくは次回。
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