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公開時のメディアの情報で、観たいと思っていた。
しかし、配給会社は興行的には難しいと判断したのだろう、
上映館は非常に少なかった。DVDを借りて観る習慣はない。
少し注意して新聞紙上でチェック、そして、上映館拡大との広告を目にした。
相変わらず、近くの映画館はその中に入っていなかった。
そこで、一番近くのシネコンまで、ドライブ気分で出かけることにした。
映画「セッション」
監督 ディミアン・チャゼル
ニーマンasマイルズ・テラー
(名門音楽学校で超一流のジャズドラマーを夢見ている)
フレッチャー as J・K・シモンズ
(その学校で音楽を教えるカリスマ的指導者)
ニーマンの父as ポール・ライザー
(ごく平凡な教師、そしてニーマンの良き理解者、本当は指導者と生徒二人のドラマであるが、この父親の優しさ、息子を想う気持ちも素晴らしいと思ってわざわざここに記述することにした)
名門音楽学校で、カリスマ教授フレッチャーのバンドに参加すること成功したニーマン。だが彼は、そこでフレッチャーの恐るべきサディスティックな指導に直面することになる。果たして彼は、フレッチャーの厳しい指導に耐えぬき、一流のプレイヤーの道を歩いていく事が出来るのだろうか、、、、、。
フレッチャーは、音楽の才能は超一流である。
しかし、人としては決して尊敬出来る人物ではない。
今だとアカハラ、パワハラでとっくにその身を追われているはずだ。
(現に結局は辞めさせられることになる)
スパルタ教育も正直嫌いだ、口汚く罵らないでも、物を投げたりしなくても、
指導は出来ると思う。
しかし、なんか味がある。好人物ではないが、魅力は感じる。
感情を表に出すことはある意味、人間らしさの一つかもしれないとも思った。
一方のニーマンも決して好人物とは言えない。
成功を夢見るあまり、成功できない人達を見下したりもする。
ただ、必死だ、必死に命懸けで一流のドラマーになろうと努力はしている。
血だらけ、汗まみれのドラムがそれを物語っている。
管楽器、ベース、ドラムス、ピアノのセッションは、
実に素晴らしく期待どおりの傑作だと思った。
久しぶりにジャズコンサートでも?と思ったりもした。
J・K・シモンズはオスカー受賞にふさわしい怪演。
マイルズ・テラーのドラマ演奏も賞賛に値する。
まして、監督のディミアン・チャゼルは28歳でこの作品を撮ったそうだ。
いやはや、これも素晴らしいと思う、と同時にこれからが大変だとも思う。
しかし、この映画のニーマンのようにきっと乗り越える強さを持っているはずだ。
「ジャズは良いねぇ、しかし疲れた」と観終わった後、妻が言った。
的を得た感想だと思った。結構あとをひく、そんな映画だ。
では、
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>J・K・シモンズはオスカー受賞にふさわしい怪演。
そうでしょうね…
僅かな場面を予告編で見ただけですが、恐ろしい程の迫力でした。
でも、音楽ってこんな緊迫した状況を経ないと生まれて行かないもの…?
と言う気持ちも生まれました。
6月に公開されますので見たいと思っています。
「監督のディミアン・チャゼルは28歳でこの作品を撮った」
…そうなのですね。益々興味が高まります。
2015/5/17(日) 午後 6:22