演劇実験室◎天井桟敷の人々

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大山 デブコ

 
 
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大山デブコ
 
天井桟敷第2回公演「大山デブコの犯罪」に出演。
天井桟敷新聞によれば、この作品の主演は新高恵子
となっています。
新高に丸山明宏が花を添えるといった感じだったのでしょうか。
この戯曲を読んでいないので彼女の役どころがわかりません。
 
見世物の復権を当初のコンセプトとしてスタートした劇団
にあって大山はフリークスの位置づけだったのでしょう。
 
もともと「大山デブ子」という女優は実在していて
寺山もその作品の多くを観ていて瞼に焼き付いていたのでしょう。
1915年生まれといいますから寺山より20歳も年長の戦前の
映画女優で、京塚昌子のような巨体で知られたバイプレイヤーでした。
 
 
大山デブ子は寺山の映画(処女作)「檻囚」に出演しています。
 
おそらくは彼女をイメージして「大山デブコの犯罪」を
書き上げたのでしょう。
 
出演交渉が不調に終わったのか
そのあたりの事情はわかりません。
年齢的にもまだ50代ですから気力・体力とも十分であったと
思われます。
 
結局、若いおでぶさんの「大山デブコ」を見つけて
大山デブ子として舞台に上げたということでしょう。
 
この劇は末広亭の夜の部のお客が帰った夜10時から
上演されたもので、あの狭い舞台を横尾がどのように
変えたのか興味深いところです。
 
幾つかの劇評でデブコに言及しているものはありません。
 
 
デブコは客演扱いで、この作品しか出演していません。
 
その後は普通の主婦として人生を過ごされているのだと思いますが
彼女の記憶の中で「大山デブ子の犯罪」はどんな位置を占めているのでしょうか。
 
この劇は連日大入り満員で、
この劇の観客の中から入団した者も少なくありません。
 
あの時代、新宿に花開いたアングラ文化の熱気。
現代よりは民主主義も機能し、経済成長もあり、
時代そのものが熱気を帯びていたのかも。
 
 
 
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