特定非営利活動法人てのひら・人身売買に立ち向かう会

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活動報告

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てのひらの、日々の活動を報告します!
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3月8日にタイ・チェンライ・TJCセンターにて、TJCワークショッププロジェクトを実施して参りました。今回はてのひら理事5名が全員参加し、この2年間継続してきたワークショップを通じて完成させたTJCショートムービー・明日の空色」の上映会と、TJCを交えたシェアリングを行いました。以下、ちょっと遡りながらのご報告をさせて頂きます。

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2008年、現在は理事の1人であるメンバーがてのひらの運営に関わっていなかった時に、写真や映像を使って何かしらTJCのエンパワーに繫がることをしたいと思い始めたWSが、このプロジェクトの起点です。その後もほぼ毎年TJCセンターを訪れ写真を使ったWSを行ってきましたが、それがTJCのエンパワーに繫がるという実感がないまま数年が過ぎました。

そして2013年度から2年間は、「草の根市民基金ぐらん」の助成を頂き、このWSをてのひらのプロジェクトとしてTJCに届けることになりました。2013年は「セルフポートレイト(自画像)を作る」という内容のWSを5月と10月に2回実施。2014年8月WSでは、前年度に作った自画像を立体に組み合わせた「自画像キューブ」を作成、その後タイと日本でてのひらメンバーとボランティアの手により、TJC自画像キューブのムービーが撮影されました。そして2015年3月、編集されたTJCショートムービーの上映をメインとするWSを実施いたしました。

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ひとことで日タイ国際児と言っても、その背景は様々です。
両親の幸せな出会いのもと、愛情豊かな家庭に育った日タイ国際児は大勢います。
しかし、私たちが関わっているセンターに集まるTJCの多くは、かつて日本で人身売買の被害に合ったタイ女性が母親です。そのことを理解しているTJCもいれば、あえて知らされていないTJCもいます。そうした状況のなか、私たちはTJCの存在を日本で暮らすみなさんに伝え、人身売買を含めた移住労働が引き起こす問題を共有したいと考えてきました。

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私たちが関わったTJCの何人かはこう言いました。「自分たちを『助けを必要としている弱い存在』として人に伝えてほしくはない。自分たちの得意なことや良いところを人に伝えて欲しい」と。センセーショナルな伝え方は、確かに人の感情を大きく動かします。けれど、TJCはそうした描かれ方は望んでいない。ではどのように、みなさんにTJCの存在を伝えればいいのか。その答えを模索した結果が、この2年間のワークショップ・そしてTJCムービーという形になったと感じます。
 
16分のこの映画を観たTJCは、ずいぶん笑って楽しんでくれたようです。
複雑な背景がある彼女ら彼らの名前をエンドロールに出すことは難しいかと思いましたが、全員が「名前を出していい」と言ってくれましました。このプロジェクト、そして完成したムービーを通じて、TJCの魅力を(一部ではありますが)引き出せたのではないかと感じます。このTJCムービーを通じ、日本への移住労働の影響を大きく受けた子どもたちが力強く前に進む姿を知って頂き、私たちの社会の未来を共に思い描くきっかけにしていけたらと考えています。(担当:村上)

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2/7()は後期日本語教室の最終回でした。寒い日でしたが、今年度最後ということもあって、みなさん元気に来てくれました。
 

当初は堅めの内容を計画していたのですが、参加者の「料理に関する日本語を勉強したい!」という意見から内容を変えて、料理に関する日本語を学習しました。

 

まずは調理器具について勉強しました。「おたま」「しゃもじ」など使ってはいるけれど、日本語で呼んだことがない、こんな言い方するんだ!と驚いた様子。

 
そして、"せいろ"が出てきたときです。
Aさん「これね、欲しいのよ、でも高いの」
Bさん「買っちゃいなさいよ」
Cさん「こっちの蒸し器にしておけば〜?」
Aさん「でもせいろの方がおいしいよね〜」
Dさん「うちの近くで安いとこ知ってるよ!」
と、せいろ一つで大盛り上がり。さすがみなさん主婦。脱線脱線で、先生達も苦笑い。。。
 
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次は調理方法
「フライパンを熱して炒める」という言葉が出ると、最近はフライパンを熱しないで照り焼きを作る方法が ある、とか、この写真で炒めている料理はフィリピン料理に似ているが、何の料理?とか(わかりません!)生活に密着しているテーマだからこそ、話したいこと、知りたいことがたくさんあるようで、
非常に活発な授業になりました。
 
そして、料理のコツや、自分の知っている食材や調理の情報を誰かに提供するとき、女性たち、とても生き生きとした表情になるんだなと感じました。最後には得意料理の作り方を書いて発表する、という応用編をやりました。
 
<得意料理のご紹介>
中国国籍のAさん…トマトと卵炒め
タイ国籍のBさん…Bさん風野菜炒め
フィリピン国籍のCさん…プリン
タイ国籍のDさん…グリーンカレー
 
どれも美味しそうで終わったらそれぞれコピーしてレシピを持ち帰ろうよ!と話していたにも関わらず、みなさん材料からしっかり書きすぎて、時間内にまったく書き終わらず、結局口頭で補足しながら説明。やはり自分の得意料理となると、手を抜いた情報は提供できない!となるのでしょうか。。。
 
時間はかなり押してしまいましたが、日本で生活していくための生きた日本語が飛び交うとっても楽しい授業となりました。
 
今期もこれで最後ということで、授業の終わりに先生達からこれからどんなことを勉強したいか聞いてもらいました。
「こどもの学校のプリントがわからない」
「こどもの 進路についてのカリキュラムがわからない」
と、"こどもの学校"に関する意見がでました。
 
日本人でも難しいことは、外国籍女性にとってはさらに難しいことです。
日本人はさらっと読める学校のプリントも外国籍女性にとっては「重要なことなのか、そうでないことなのかがわからない」ことが大きな不安なのです。
 

授業後は先生と連絡会をしましたが、来年度から、女性達が座学だけでなくより地域に出ていくためのプロジェクトも開始します。日本で暮らすと決めた彼女達にとって少しでも暮らしやすい社会となるよう、私たちも頑張りたいと思います。

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今期、残り2回となった日本語教室。前日の雪も溶け、日射しに恵まれた土曜日に実施されました。今回の参加は3名。ご自身やお子さんがインフルエンザになりお休みだった方たちも、今回は無事参加となりました。開始時間の前に全員が集合し、和気あいあいとした空気の中、授業スタートです。
 
前半は「美容院に行く」をテーマに、電話予約の会話や、好みのヘアスタイルにしてもらうための会話を学びました。講師が持ってきてくれたヘアカタログを見ながら「これが可愛いな」「今度はショートヘアにしてみたい」「オリーブオイルのトリートメントが効きますよ」など、女子会的な話が弾みます。
 
後半は「買い物に行った時に、どんなものが欲しいか伝える」がテーマです。

靴や洋服のディテール〜色や柄、袖の長さや襟の有無など〜の言い方を学び、シミュレーションしてみました。参加者それぞれが、自分なりのコーディネートを思い描きながら、楽しく日本語を学んでいきました。

 
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休憩時間に、お子さんを保育園に預けている参加者の方が「先日の保護者会で、みんなが話している内容が全部分かるようになりました。とっても嬉しかった。今度はもっと自分から話しかけてみたい」とおっしゃっていました。私たちてのひらの活動を支援して下さる方に、届けたい言葉です。
 
これからも、参加者が少しずつ自信をつけ、地域のなかでの関わりを増やしていけるような
支援を続けていきたいと感じた言葉でした。いよいよ今期の日本語教室も来週で最終回。参加者のみなさんにとって充実した学びの時間になるよう、最後まで丁寧にサポートしたいと思います。

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後期の日本語読み書き教室も、残り3回となった1月24日。参加者は2名でしたが、とてもにぎやかなお2人でしたので、笑いっぱなしの楽しい授業でした。

今回は、ヘルプカードの記入と病院で使う言葉がテーマでした。

ヘルプカードとは、災害や事故などが起こった時に、緊急連絡先を書いておいたり、自分の国籍や話せる言語を書いておくものです。住所も大きく見やすい字で、しかも漢字でしっかり書けるようになりました!

 
そして、病院の耳鼻咽喉科、眼科、内科など種類を学び、どのような症状があるか確認しま
した。また、病院で言われる「◯◯さん、□室にお入りください。」や「保険証はお持ちで
すか?」というフレーズを読む練習をしました。友達同士の会話とは違って丁寧な言葉、難しい言葉が入ってきますが、大切な内容なのでしっかり練習していました。

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実際に教室でつかっている病院での会話のためのテキスト
(難しい日本語ですが、とても大切な言葉ばかりです)
 

前期には漢字を避けて書いていたのに、今では積極的に漢字を使い、分からない漢字も質問して書いていました!読み書きも上達しましたが、お互いの母国語ではなく、日本語で教え合っていたり、日本語でジョークを言えるようになっているのを見みて、1年間の学びの成果が感じられました。

 

この日本語教室が参加者の日本での生活の不安を少しでも減らし、社会に参加しやすくなるようサポートできればと思います。次回を含め今年度も残り2回ですが、開催報告を皆さまにもお送りいたしますので、ぜひ見守って下さると幸いです。

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※1月10日の日本語読み書き教室のレポートと前後しますが、1月17日分を先に掲載いたします。
 
いいお天気の土曜日でした!新年になり2度目の教室が行われました。
お子さんのインフルエンザや、体調不良で来られなかった方が立て続き、残念ながら参加者は1名と、人数的には少し寂しかったですが、その分先生たちも参加者も、1点集中!という濃密な時間となりました。
 
本日のテーマは、自宅住所を漢字で書く練習とハガキや宅急便伝票の書き方でした。
ノートに四方目盛りをつくり、何度も何度も住所の同じ漢字を練習。小学校の頃の自分と重なりました。
画数の少ない漢字ほど、バランスが難しいんですよね。。。そして宅配便伝票とハガキにも改めて住所を記入。「クリスマスの時に手紙を家族に書くんです」と。「今度は日本語でもかける!日本の友達に手紙をだせる!」と笑顔で喜んでいました。さらには「子どもの友達から年賀状が来たけどいつまでに返すのがいいんですか?」と。日本人でも、なかなかその辺りが即答できない人もいますよね。
 
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今はもう寒中見舞いの季節。
「では、年賀状ではなく、寒中見舞いを送ります」と、果敢に「寒中」という難しい漢字をメモして帰っていきました。
 
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長く日本で暮らしていくと、日本の文化を知り、それに適応していく事が必要な場面が増えていきます。
そこで必要となる日本語の読み書きや会話、『お作法』的なことを、教室で少しでも習得していってもらえるとなぁ、と改めて感じました。
 
教室は残すところあと3回。
みんなが笑顔でまた来週から教室に来てくれる事を期待してます。
来年度からはみんなで外にでて日本語を学ぶ予定です!新しい事にチャレンジしていきたいと思っています。残り3回のレポートも、お楽しみにしていてください

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