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ブログ開設前の未投稿記事.
今でも鮮明な記憶を忘れないうちに・・・
2007年盛夏 お盆の15日ともなれば
どこの釣場も踏み跡とゴミばかり.
おまけに連日の猛暑で水温はかなり高く,渇水も著しい.
鮎なら未だしも,本流トラウトの期待は極めて希薄.
「せめて13日に来ればよかった」
「ま,来年の参考になればいい」程度で
初の千曲川本流釣行に臨んだ.
薄暗い早朝,わずかな明かりを頼りにポイント選定.
この悪条件でトラウト狙いのアングラーの姿は 当然ない.
自由に釣れるが,それも8:00ごろまで.
すでにアユ師の車が好漁場に何台も待機しているようだ.
ポイントを次々,足早のダウンクロスで駆け抜ける.
すでに体には汗が幾筋も.
周囲がハッキリ見えるようになった時間帯.
「これは」と思える深みのある瀬でロッドが大きく弧を描いた.
直前の11日に天竜川で掛けた40cmアマゴと同じ引きだ.
水面でローリングする姿は
明らかに狙いの本流ヤマメに違いない.
十分時間をかけてランディング.
全長40cmの雌ヤマメだった(写真1).
少し信じられなかった.
車に戻る途中,餌釣り師に話すと,
「この付近で そんなサイズはここ数年見ていない」
場所を移動して7:00
すでにアユ師が入川準備中だ.
「このポイントでルアーを数回投げさせてください」
「いいよ」.アユ師はいつも快諾してくれる.
続いて「何を釣るの? ルアーで釣れるの?」
私はニヤリとして「釣れます」.
足早にルアーを入れる.
瀬からトロに移る時,ロッドが再び引き込まれた.
ファイト中の様子が堤防のアユ師に見えていたのか
数人が走り寄ってきた.
全長39cm雌ヤマメ(写真2)を見てアユ師は感嘆していた.
この日,現地の最高気温は35℃ほどだった.
釣り場にはアユ師が列をなし,
本当にこのタフな条件で獲れたのか?・・・
夢のような夏であった.
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