スキャナーで柳の古木と自転車の写真を取り込んでみました。パソコンを買ったらおまけで付いてきたスキャナーなので、あまりよく見えませんが、元のプリントの様子は想像してください。
これはじつに奇妙な感じなのですが、プリントしたアナログの写真は歳月を経るにしたがって、写っている時間が遠くへ離れて行く気がします。しかし、デジカメの画像はいつまでたってもそういうことがなく、3年前に撮ったものも今日撮ったものも差がない気がします。
ここに写っている古本屋ももう4年行っていません。まだあるかどうかもわかりません。こういうプリント写真を見ると、なんだか葉っぱや昆虫が取り込まれた琥珀を見るような、不思議な気分になります。
中央は英国にある絶品の珈琲とパンを食べさせるイタリアン・カフェの親爺。みんなは「イタリア人のカフェの親爺」としか見ていませんが、彼のカフェはいつも大入り満員。たいへん繁盛して、コートダジュールに小さいホテルを買った、というのは客のほとんどは知りません。そんなことはそぶりも見せない。たいした男です。
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英国にお暮らしなんですか?いいなあ。
従兄妹が、数年前に語学留学していたようです。
私は、フランスにしか行った事がありません。
映画のワンシーンのようですねー。
イギリス人って、どんな感じですか?真面目ですか?気さくですか?
2009/9/30(水) 午前 3:21
デジカメで撮るようになってきたので、以前の写真を見ても、古臭いっという印象はなくなるのでしょうかね。
イタリアンカフェの親父、憧れます。
小さいビジネスで活き活き生きて、なおかつ、みんなを驚かせるような夢まで手にしちゃってるというのが、いいなあ。
2009/9/30(水) 午前 9:57 [ - ]
:日本画野郎さま
人生のかなりの部分を英国で暮らしました。英国とフランスは面白いくらいコントラストがありますね。英国では雲が高く、一日のうちに何度も天気が変わります。コンスタブルの描く空やゲインズボロの劇場の書割のような、たくらみを秘めた曇り空だったり。北フランスの曇り空はヴラマンクの油絵のような重い鉛色ですね。英国にはプロヴァンスのような乾いたよく遠くが見える南フランスの空気はありませんが、デヴォンやウエールズに行くと、屋久島にも通じる深い森があります。英国には我が国のアイヌや縄文にも共通する渦巻き模様のケルト美術がありますし、非常に親近感を感じます。ヨーロッパの中で、私は英国とオーストリア、イタリアが最も周波数が合います。英国人の気質を一言で言うのはむずかしいですが、いまから数百年前のシェークスピアの作品が中東、ロシア、中国、日本にいたるまで翻訳されて読まれて傑作と認められているのは興味深い。他の国の文学ではあまりそういう例はないですね。現代英国人もシェークスピアの時代とあまり変わっていない部分がけっこうあるという印象です。
2009/9/30(水) 午前 10:13 [ raijin&fuujin ]
:BlueBさま
写真が色あせて行き、そこに写っているものが、しだいに時空の彼方に消えて行く、、、ロマンがあるじゃないですか。デジタルで撮った15年前の写真をお見合い写真として送り、アジア式に式の当日までお互い顔を合わせない。式の最中は顔はヴェールで覆われている(笑)。これは怖いな〜。デジタル写真は修整も簡単ですしね。
イタリアン・カフェの親爺、毎朝磨きぬいた革靴をはき、イタリアの伊達男という感じの派手なストライプのシャツを着て、たまにはボルサリーノを被って店へ出勤。そこで着替えて「普通の親爺に変身」するんですよ。長女はマドンナみたいな衣装で店を手伝っていました(笑)。次女は清楚でほんものの聖母でしたね。
2009/9/30(水) 午前 10:27 [ raijin&fuujin ]