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スローバイク

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ベアリングを買いに行った先で、電動アシストの話が出た。これは、いまから20年弱前に、静岡のあるメーカーの本社に見にいったことがある。『これからはこれだろう』と。

アレックスをともなっていったのだが、そのときに特許の図面も見せてもらいました。あのペダル駆動のトルク変化を感知してアシストをかけるセンサーの部分はたいしたもので、ミクロン単位での仕上げの設計が必要とされると悦明された。

その時、テストコースで試作車にいろいろ乗せてもらったのですが、なかに後輪にユニットを組みこんだ、昔のB.S.A.のパワーパックのようなものがあった。ところが、B.S.A.と同様に、カーブでかなり外へ振り出されるアンダーステアが強く、ちょっと怖かった。『ヴイりヤーズの自転車バイクのように、バッテリーなどはダウンチューブの下、ボトムブラケットの前にぶら下げるべきだ』と進言した。あれから20年ほど。最新のヨーロッパのボッシュのものは、ダウンチューブにバッテリーを付けるようになっている。日本はながらくシートチューブの後ろに背負っていた。

あのダウンチューブのところに付けるレイアウトは取ろうと思えば、パテントが取れたのではないかな?

ここ2年ばかり、電動アシストは年に2割ほど売り上げが伸びている。5年後には50ccのスクーターと数の上で逆転すると予測されている。

これもまた大きな転換点で、鉄などの材料の節約のため、小さく作っていた50cc、125cc、250ccのバイクも影響を受けるだろう。別に背の高い人が大型バイクに乗るというわけではない。また小柄な人が50〜250に乗るわけでもない。いままで170cm以上の身長の人が乗ってプロポーションの良い250cc以下を作ってこなかったツケが来るだろうと私は思う。

さて、自転車のほうも勢力図は塗り替えられるだろう。世界的にロードレーサーは売れなくなっていて、Eバイクは伸びている。ヨーロッパの雑誌ではピレネーやアルプスを普通のペダルバイクとEバイクでの登り比べ、下り比べの記事がけっこうある。

これは興味深いところで、今後、アシスト、Eバイクに慣れた人が、通常のプッシュ・バイクに戻って来るのか?走りの悪い自転車は売れなくなるだろうと私はみている。

当然、そういうアシスト、電動モーター補助系は、輪行は重量的な制約からできない。航続距離の問題もある。そこから逆の結論で、今後の生き残る自転車の姿も浮かんでくる。

電動モーター補助系(なかなか良い一言が浮かばない)は、先に述べた内部構造や、バッテリー、モーター、の関係から、小さい工房の仕事ではなくなってゆくだろう。大メーカーの仕事、そして、定期的なモデルチェンジと、バッテリーなどの小型化が焦点になって行くと思われる。

そこで、在来のハンドビルト、ライトウェイト、というのは全体の中での割合はさらに減るだろうと思うが、一方で現行のカーボンやアルミの車両はフレームが15年後、安心かどうかはわからない。まわりでは、10年たたずにヒビが入ったものをけっこう見る。最後に生き残るのはスチール。しかし、それも高級品は虫の息。どうなりますかね。

電動モーター補助系は以前、その静岡のメーカーがトラック競技で最初の一周を引っ張るペーサーを作ったことがある。時速100kmぐらいはでた。つまり『ペダルを軽くするベクトルを、速度を速くするベクトルに変えてみる』ことも可能性としてはあるわけで、だとすると、『1人で、少ない荷物で高速道路をクルマで走るなら、マイクのウィンドチータをEバイク化すれば、クルマは不要になる』。

それは『道路占有面積』の上でも有利なはず。

トータルで考えれば、私はそちらの方向性もアリかと考えている。

ベントレーのEXP 100 GT というコンセプトカーをみたが、これは2035年をにらんだ未来のクルマ。変わったところでは、クロームメッキがなく、再生の銅が飾りに使われている。また、外気が内部に積極的に取り入れられて、『外の空気の匂いがかげる』という。そういうことは、自転車ならあたりまえだが、未来の自動車では特別な贅沢なのだ。

しかし、速度によって『見えるもの、風景は変わる』。そうしたとき、ゆっくり走る自分の肉体だけが頼りの自転車というのは、そこでまた重要なものを提示できるはず。そのときは、トップクオリティのもの以外は説得力を持たないだろう。


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