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またバインミーの話である。
今回は、そのバインミーとケバブが融合したバインミーを食べたのでその話と、勢いに乗ってフォーまで食べたという一話である。
案内人は、ソン青年。
颯爽とスクーターに跨る好青年だが、もう一児の父親。
奥さんは大変な美人と誉れの高い方なのだが、どういうわけかアタシには会わせないことになっている。
なにか特別な警戒感を持っているのかもしれない。
というわけで、このソン青年の案内でこの日の朝食は、ケバブバインミーとフォーである。
まずはケバブバインミー。
手前にはケバブの機械が置かれ、右手にはバインミーのケースである。
つまりケバブを挟んだバインミーということで、普通のものとは一味違う。
結構モダンな風味で、なかなかに美味しい。
もちろん、ここはバクザンなので、そのケバブを挟んだバインミーもプレスされており、
サクサクの噛み応え。
後ほどのフォーに備えて、ソン青年と半分ずつにしておいたのだが、
思いあまって一口だか二口を食べてしまった。
なかなか肉肉しいのだが、ケバブであるので薄切りになっており食べやすい。
そういえばベトナムの肉は一般的に硬い。
鶏でも、牛でも、豚でも、犬でも、猫でも、ネズミでもそうであるとのことである。
留学経験者で日本の肉の柔らかさを知ってしまった方々には、日本の肉の方が美味しいと和肉ファンになる方も多いのだが、やはり現地では噛み応えがないと肉を食べた気にならないという方が圧倒的。
なので、一般的なバインミーでも叉焼を入れたものは多少柔らかいものの、その他のものの肉は堅いのに対して、ケバブも叉焼の仲間ということなのか柔らかな肉であって、アタシは一発で虜になってしまった。
が、次にはフォーが控えている。
スクーターに乗って今度はソン青年が一番オススメであるフォーのお店に行くことにした。
なかなか早朝から繁盛しているようで、概ね満席である。
独特のスープで食べるフォーとのことで、鍋をみせてもらうと、なにやら激辛の雰囲気。
ハノイとの境に流れるホン(紅)河の川の色を思わせるような赤いスープである。
辛い物がニガテなアタシはちょっと恐怖心が起こり、ソン青年に辛さを尋ねるとそうでもないという。
のだが、どうにもこの色を見ていると騙されているようにしか思えない。
内心ハラハラしながら待つこと3分間くらいだったろうか、フォーが運ばれてきた。
こうしてライムを絞って、恐る恐る食べてみた。
ところ、これが素晴らしい美味しい!
フォーの湯気でピントが怪しいのだが、全く辛さがなく、出汁の効いたスープに独特の香り。
何の香りなのだか分からないが、とにかくスープが旨い。
麺も通常はきしめんのような米麺であるが、このお店の麺はそれよりも細く、冷や麦の麺のちょっと太目程度で、大変に啜り込みやすい。
このライムジュースを飲みながら、一緒に写っている筍の漬物(ちょっと酸っぱい・辛い)を麺に入れたり齧ったりしながら食べるのが最高だとのことで、そうして食べるとまた味が一格上がった。
いやいや、今回のベトナム行き中最高のフォーであった。
ので、また来たいと思って店名を訊いたのだが、ソン青年の自宅の近くのお店であるというだけで、店名は知らないという。
それにも驚きながら、一応看板の写真を撮っておいた。
また来た時には、だれかにこの写真を見せてなんとか連れてきてもらおうと思う。
営業時間は正午ごろまでとのことなので、朝からの楽しみがまた一つ増えた、良い朝だった。
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ここ数年あちらこちらにケバブ屋さんを見かけます。きっとどかにはケバブ丼やケバブのおにぎりなんていうのもありそうですが、バインミーもケバブと合体なんですね。ベトナムのお肉って固いのが普通なんんだ!
フォー。店構えからいい感じですね。きっとあちらこちらにある態の店構えなんでしょうが、お味となると地元の人いちおしはなかなか知ることできない、さすがの鉄飯碗コネクション。日本でたま〜にしか食べたことない程度の知識しかないのですが、お写真で見るフォーの出汁はどんな感じなのでしょうか?想像できな〜い!
2018/12/2(日) 午前 7:09
> kor*tah*さん
日本でもケバブは随分見かけるようになりましたね。
ベトナムでは日本以上にポピュラーなようで、普通のケバブもあり、バインミーと合体したものもありで、街角にちょくちょくあのロースターを見かけましたよ。
一般的なお肉より柔らかいので、我々にはこのケバブバインミーの方が美味しく感じられるように思います。
フォーでありますが、一般的な透明系のスープではなく、赤色スープですが、だからといって辛いわけでなく、けっこうサッパリとしたお味でした。
ちょっと香りが独特ですが、「クサイ」といった物とは違って、ほんわかとなにかの香辛料が香っていたような。
もう一度伺って確認したいのですが、決して一人では行けないような場所というか、記憶が定かではないので、またの機会にソン青年に連れて行ってもらいましょう。
2018/12/2(日) 午後 3:52