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今日の14時過ぎだったろうか。
大阪の畏友、JUNちゃんからメールが来た。
「読む餃子」という本が出ているけれど、もう読みましたか?
というものだった。
JUNちゃんがどんないきさつでこの本を手に取ったかは知らないのありますが、アタシは未読。
未読というより、著者のパラダイス山元さんのお名前は「餃子のスゝメ」以来、芸能人の餃子通・餃子研究者・餃子実践者として存じ上げていたものの、この本の出版自体を知らなかった。
餃子屋としてはまったく一本取られたということで、不勉強を恥じながら本屋さんに急いだ。
あらかじめネットで調べたところ今年に入って文庫化されたようで、単行本なのどこかでの連載なのかすでに世に問われて、一定の評判になっていたようである。
大いに恥じ入る。
本屋さんでは無事に入手でき、幸いにして定休日であったため早速読み始めた。
実は著者名を知った時、読み物としてはどうなんだろうか・・・との不安もよぎったのでありますが、最初のページから実に楽しい。
ちょっとした薀蓄、少しの自慢、著者ならではの交友関係など、さすがに街の餃子屋には体験できない環境の中でのエピソード満載なのだが、それがまったく別次元の話とは思えないように、著者の世界に引き込まれていく。
また、言葉としての「餃子」を随所にちりばめて、「〜でございます」を「〜で餃子います」といった文体が、餃子愛に貫かれた本書をよく表している。
どうもSNSを利用した同好者とのやりとりなどが下敷きにあるのだろうか、無理やり餃子熟語辞典のページなどは報復絶倒。
さすがJUNちゃんをして「読んだか?」と確認したくなる気持ちがよ〜くわかる。
その上、餃子保守、餃子原理主義に陥ることなく、皮だけを味わうエア餃子や西欧食材で具をつくるようなヌーベル・クイジーヌへの挑戦・研究などは、まったく頭の下がる行いである。
また、餃子本体だけでなく醤油差しにまで気を配ったおもてなしの心遣いは、餃子を餃子だけで捉えるような狭い視野ではなく、環境まで含めた全体として捉えようとする心底からの興味と愛情が感じられて、サスガというしかないほどである。
まさに餃子屋の目からウロコが落ちる一冊であり、人でも餃子でも商売でも、やっぱりここまで思いを込めないと一流・ひとかどにはなれないのだなと、認識させられたのである。
JUNちゃん、本当に良い本をご紹介いただき、まことにありがとうございました。
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寒い一日でありました。
若かった日、信州の大酒のみのオッサンに「信州はいいところですね〜」と云った所「ただ寒いだけ」と云い返されたことを思い出した。
開店をすれば女性客。
お持帰りだったのだが、口開けの女性客は縁起がいいということで、ちょと元気になる。
そのうち、昔の同僚が久しぶりに立ち寄ったり、40年近く前にアルバイト先でお世話になった職員さんと、アルバイト頭の方にもご来店いただき、妙に懐かしさのこみ上げる時間になった。
開店前★印ビールの店舗アドバイザーさんが当店を診断してくれて、特徴のない餃子だと云っていた事が気になる。
まあ、悪意ではなく他人に紹介するさいにもっと云いやすいようなちょっと特徴の明確な餃子を作ったらどうだという意味であるので、さあてどうするかと考えながらの一日となった。
お隣の大塚の名門居酒屋さんが本日の「酒場放浪記」で放送されるという話を聞き、同時に、やはりこちらも有名な居酒屋さんや80年もつづく蕎麦屋さんが近々お店を閉めるなんていう話も伺うと気分は複雑。
静かなるチャンピオン横丁であったが、みんな「酒場放浪記」を見ているのかなあと思ったりしていると、いつもより早めに台風の上陸やトニーの襲来があったり、適当に忙しい。
ベトナム仲間のハーちゃんとハンちゃん、ちょっことリオが来たり、ご近所常連さまはローテーションどおりお見えになったりと、今週一週間分のご常連集合でもあった。
最後は当番のメイメイの質問に、いささかバテてしまいつつ、この調子だとまたしても3時就寝かと覚悟。
明日の休みも昼間は掃除やらベトナム手伝い。昨年年末からの疲れが溜まってきまして、オニは外!
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