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土瓜灣で暑さにやられて、逃げ帰るように尖沙嘴に戻った。
いつもは地下鉄&歩きが基本のアタシ達には珍しくタクシーを使ったのは、よほど暑さに参ってしまったのだろう。
思えばそんなに熱気は感じなかったような気がするのに、これだけバテたのは加齢のせいかもしれない。
若い頃ならこんな「逃げ帰る」ようなことはなかったはずだ。
と、行ったのは香港歴史博物館。
たしか2回目の訪問だと思うのだが、結構気に入っている博物館。
なにしろ実物展示だし、フラッシュを使わなければ写真だって撮り放題。
その上、お土産コーナーが充実していて、ちょこっとしたものを買うにもいい。
そのお土産で思い出したが、香港に初めて来たのはまだバブルに至らなかった頃で、その後あの狂乱の時代に入るのだが、日本ではブランド物の全盛期を迎えんとしていたのだった。
だから我等もヒトナミにイギリスだかフランスだかアメリカだかの何かを買うのも楽しみの一つであって、最近になって近隣諸国の方々が日本に来て沢山の買い物をすることを「爆買い」と名付けて、ちょっと嘲笑うような風潮があるが、あんなことはとっくにやっていた事だった。
その「爆買い」の方はマナーが悪いことにもなっていたが、それだってアタシ達はとっくにやっていたわけで、当時有名だったのが「ノーキョーさん」と呼ばれていた一団で、こうした一団が日本中至る所から澎湃と沸き起こり、世界の観光地という観光地、ブランド物屋さんというブランド物屋さんを席捲した。
それだけ我等も一時は世界経済に貢献したわけで、その貢献がグルリと回って今や我が国に帰って来ているのか。経済の循環というのか、情けは人のためならずというのか。
と、話は逸れてしまったが、香港歴史博物館。
3階だか4階だか5階建て以上もあるような大きな博物館で、香港の歴史を有史以前から昨日までの歴史年代順に展示してある。
また、香港の風土・自然も大きなジオラマで展示しているので、本気を出せば一日中かかる。
しかしアタシの興味は、近代・現代の香港の歴史と民族。
アヘン戦争前、英国が目を付け始めたあたりから、孫文の活躍時代・日本の占領時代を経て、香港フラワー全盛期あたりまでが興味深い。
その後の金融都市時代は、どうもお金に縁がないせいか興味が失せてしまうのだ。
また、一方で一般の方々の生活にも興味があり、一番は食べることなのだが、こうした船上生活者の船などを見ても大いに刺激を受ける。
が、問題は愛用の小型デジカメ。
大変に大衆品であり、もう使い始めてから随分と時がたってしまっているモデルなので、今のスマホの方が良く撮れるようだ。
日本の博物館とは違い、写真が撮り放題なのにこの写りでは帰ってからの自分の思い出にもなりはしない。
なので、今回ご紹介するのはこの一枚だけにしておく。
それにしても実物展示はうれしい。
お祭りの山車のようなものや、大衆演劇であろう広東オペラの舞台など筵に囲まれたような、江戸時代の歌舞伎小屋を彷彿するようなものまで、みんなホンモノである。
そして、もひとつウレシイのはその大きさである。
全てのものが大きなものではないにせよ、大物はその大きさにびっくりしたりする。
こういったものは写真ではわからないもので、その大きさ・スケールがアタシの脳味噌を刺激するので、自然とコーフンし自分勝手な行動を呼んで、カミサンとはぐれる。
なので、博物館や美術館に入る時には、最後の集合場所を決めておくのに限る。
我が家では必ず最後はお土産屋さんで落ち合うことにしているので、安心してゆっくりと見物ができる。
ここのミュージアムショップは2階だか3階にあって、なかなか充実している。
博物館の解説本や、展示絵画の複製といった定番の品から、マグネットで貼る点心のミニュチアや、今回嬉しかったのは香港で活躍する各種商業車のミニカーがあり、その中にスターフェリーのニミシップもあった。
香港の乗り物シリーズなのだろうが、バスがあったり例のトラムがあったり、消防車やパトカーや救急車もあったように覚えていて、そのほかにもカミサンにせかされなかったらもっといろいろな乗り物を発見できたはず。
男の子なら大喜びでここの棚の前から離れられなくなるのではないかと思うので、お子様連れの場合はここには入らない方が良いかもしれない。
そうだ、ここは、このお土産買いだけのためには入れないのであろうか。
思うに、どうもお土産コーナーと展示室部分の間には、モギリがあったような記憶があるので、その方面の利用だけでも可能であるようにも思う。
どうぞ、よくご存じの方はコメント欄ででもお知らせいただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。
もしお土産買いだけがお目当ての場合、きっとこの階段が目印になることでしょう。
この階段を上がれば、正面建物の左側の部分が、お土産コーナーになってます。
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2017年11月18日
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