なんかどうなんかどう?

日中越港 飲食と酔っ払いの記録みたいな。Khong say Khong ve !

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いよいよこの「Jマル結婚式の旅」も最終回である。
3泊4日、こんなに充実した旅は還暦にして初めてである。

思えば早朝の大塚を出発し、成田空港から上海浦東空港へ着き、上海市内を虹橋駅に移動して杭州東駅へ。
二人の結婚式前夜祭に参加して、マルくんの嫁取り・Jさんの嫁入りに密着し、記念写真大会ののちに披露宴。
挨拶の重圧から解放されれば呑み過ぎて反省会。
大切な一日が終われば翌日は西湖に遊び、Jさんご家族と夕食をともにし、最終日は上海でマルくんパパにごちそうになったって満腹を抱えて浦東空港に戻った。

こう書けばこれだけなのだが、その3泊4日の旅の一場面一場面が強く印象に残って、帰って来てから一か月余り経つのにこうしてスラスラと記事にできた。
かえって当事者の二人よりよく覚えているのかも知れないのは他人の強み、岡目八目であったかもしれない。

それにしてもよくご馳走になった。
最近の中国の支払いシステムが電子決済であることに胡坐を掻いて、払えないことを良いことに堂々とご馳走になってしまったこと、本当は心苦しい。

なので、恥ずかしいから今後は二人になるべく会わないようにしてコソコソ生きるという作戦もあるが、これでは単なる食い逃げになってしまう。

情報によれば一か月ほどでこの時の写真だかビデオが出来るというので、それを見ながら反省会なんていう趣向でお礼の会をもたないといけないと思ってます。

そうそう、それには私達のお世話とブライダルメイドで大活躍してくれたウーくんにもご参加いただき、そのお礼だってしなければならないなあ

などど考えながら上海市内から浦東空港に向かうタクシーに乗っていた。

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老人和飯店から一時間強、空港に着いた。
が、この辺りからエネルギー切れか写真が減ってきた。

出発時と同じようにチェックインをしてラゲッジを預けて、出国手続きに進んだらライターを召し上げられた。
不愉快である。

この間、また1時間ほどかかっているので、禁煙時間は2時間もたっているだろうか。

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それで手が震えているのではなく、あわてて出発ロビーの写真を撮って、それで喫煙所に向かう。
でもどうやってタバコに火を点けるか。

このようにするのである。

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壁に備えられた百円ライター箱に向かってタバコの先を突き出して、そうして穴の右にある点火ボタンを押すのである。

他の人がそうして火を点けている姿を見たら、自分もそうであったかと情けない気持ちになった。
タクシーの中に「不吸煙健康」とかいうステッカーが貼ってあったが、

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そんなことではなく、「不格好になりたくなかったら禁煙」といった気分にすらなる。
困ったものである。

そして喫煙所から乗り場が遠かったのでもう喫煙所に戻ることも出来ずに、乗り場近くの外を見れば帰りの飛行機が待っていた。

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両替もしてなかったし支付宝(アリペイ)もないのでお茶を飲むこともできないので、タダのお湯を飲みながら時間をやり過ごして、ようやく乗って良いことにになったので飛行機の中に入った。

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成田までは3時間位+時差ということなのでこれからの楽しみは、機内給食だけである。

満席に近いのか、飲み物を配るにも時間がかかり、なかなか来なくて寂しい思いをしたが、ようやく来たものは往路と同じで選ぶことのできないお仕着せ定食であった。

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しかし、この旅行の掉尾を飾る食事であったはずなのに、この写真をみたってなんにも思い出すことも出来ないのはどうした訳であろうか。

そしてこの写真がこの旅行の最後の一枚となった。

力が尽きたこともあっただろうが、この杭州・上海のJマル結婚式の旅での滞在ほど刺激的で楽しかったことはないからに違いない。

Jマル夫妻とウーくん・ご両家のご両親とご家族に心から感謝するとともに、お二人の末永いお幸せとみなさまのご健勝をお祈りしてこのシリーズを終わることにする。

大団円
杭州から中国新幹線に乗って1時間半ほどで、上海虹橋駅に到着した。
行きは小1時間であったから、少々遠回りしたのかもしれない。
そういえば幾つかの駅にも止まったようであったから所謂「こだま号」だったのかも知れない。

この大陸国家に来て4日目ともなると30分や1時間の違いなどどうでもよくなってくる。
昔は留学生諸君が約束の時間に来ないことに大いにイライラしたが、まあこのような時間の流れの中に生まれ育つと仕方が無いのかも知れないと、理解が進んだというか鷹揚になってきた。

車中で気になったのは相変わらず駅弁というか車中弁当のことだった。
ウーくんが気にしてくれて、写真だけでも撮らせてもらうように云いましょうかと云ってくれたのだが、ただ写真だけだと気が引けるし、では買って食べろと云われてもまだまだ満腹圏内である。
また来た時のお楽しみに取っておくこととして、我慢した。

そうこうバカ話をしていると虹橋駅である。
そこからタクシーに乗って向かった先は上海の高級地域である旧フランス租界(東京で云えば青山あたりか)にある病院である。

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医科大学の附属病院のようで、本当はマルくんの結婚式に参列する予定であった母方の御祖母さまが式の2日ほど前に突然倒れてしまってこの病院に入院なさったとのことで、二人の結婚報告を兼ねたお見舞いに伺ったのだ。

お見舞いに伺ったところ、御祖母さまはまだ横になっていないといけないという指示を受けているようだが、すっかりお元気のご様子であった。

二人とマルくんのご両親が結婚を報告し、アタシ達を紹介してくれた。
東京から伺った旨を申し上げると大そう喜んで下さり、また元気になったら東京に遊びに来るとおっしゃっていただいた。
一日も早いご回復と一層のご長寿をお祈り申し上げたい。

お見舞いに続いては、今度は昼食にご招待いただいた。

この病院の近所にある、老人和飯店という、地元っ子のお父様ご推薦のお店である。
こちらの言葉でどのように読んで、どのような意味であるかを聞きそびれたが、アタシは「老人和え」という字の並びにすっかり感動してしまった。

丁度この前日の西湖遊覧で「老人優待」を使ったところであるので、かなり「老人」に敏感になっていたところに「和える」の「和」の字がつながるものだから、年寄りばかりがゴチャゴチャいるようにイメージして、勝手にうれしがって、それで入り口で記念写真まで撮ってしまった。

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しかし中に入れば地元の名店らしく、幅広い年齢層のお客様であふれていてなかなか賑やかである。
この賑やかさや、みなさんの声の大きさ、発音の速いスピードが杭州の文人的雰囲気とは大違いの、大都会である上海の雰囲気を感じさせる。

そんなことを話したら、そうかそうかとお父様も頷いてくれた。

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それで、この老人和え飯店ぢゃなかった老人和飯店のメニューであるが、お昼なので比較的軽めのもののようで、こんなメニューであった。

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もっと何ページかあったようにも思うが、生ビール(青島ビールの瓶詰生)と紹興酒がきたので撮影を切り上げた。

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この和風のお銚子に入っているのが紹興酒である。
と、今気が付いたのだが、あの「和」は「和風」の「和」だろうか。たぶんそんなことはないと思うけど。

昨日のお礼やらなにやらちょっと堅苦しい話をしていたら、お料理が出てきた。
お父様とマルくんが選んでくれたメニューである。

まずは川エビとそら豆の塩炒め。
杭州だと杭州名物の龍井茶があしらわれていたが、上海ではそら豆である。
しかし、アタシの好物のそら豆だし、エビのピンクにそら豆の若々しい緑が映えて、まさに初夏を感じる。

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次の皿は田ウナギの炒め煮。
昨日も樓外樓でおなじメニューを食べたものの、ここ上海の方が味が濃くてこれで両地の違いを感じることができた。

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そしてオクラのお浸し。
これも杭州で何度か食べたが、お浸しの出しがこちらの方が醤油が勝っている感じで、東京の味風である。

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そうして次の皿は初めて食べる、すいとんのようなもの。
どちらかというか、すいとんのあんかけとも云うべきもので、この餡の味が美味しかった。
たぶん豚の油(ラード)だと思うが、それがすいとんに重みをつけて、なかなか濃厚な一皿となっていた。

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このあたりで、そろそろ満腹になってきたが、次はスープ。

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野菜と玉子のスープで、これで口の中がさっぱりとしてきたのはいいが、もう入らない位である。

お腹をさすりながらいたら、これはなかなかないでしょう・・・なんていいながら、臭豆腐が出てきた。

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毛沢東の好物だったそうですねと云うと、毛さんの出身地(湖南省だったかな)では、もっと辛くして食べるんだよということを教えてくれたが、このタレにちょっとつけるだけで十分に辛い。

これではビールが進んで仕方がないが、臭豆腐も美味しいのでついつい食べ過ぎる。
豆腐をなにかの発酵したタレに漬けて、それを揚げて厚揚げにしたようなもので、ちょっと香りがあるが、辛いタレと一緒に食べると本当に美味しい。

毛沢東だけでなくアタシも好物になった。
(これとビールだけで十分だったような気がする位である)

で、最後はさっき川エビと一緒に炒めたものを好物であると云ったせいか追加でとってくれたような、そら豆の煮びたし。

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皮ごと食べられる若い豆ばかりで、初夏を充分に堪能した。

いや〜。アタシなんかにお昼からもったいないメニューばかりである。
臭豆腐とそら豆の煮びたしとビールで十分なのに、本当に大変なごちそうになってしまった。
いつまでもこんな食事を楽しみたかったのだが、残念ながらそろそろ空港へ向かう時間となってしまった。

店を出て、今回は民タクを待つ。

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民タクに乗ってから三十数年ぶり(自分の新婚旅行以来)の上海の街中を眺めながら、浦東空港に向かったのであった。

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いよいよこの度の旅行の最後の朝となった。
この日は、杭州駅でJマル夫妻と集合し中国新幹線で虹橋駅に戻り、マルくんのご両親と昼食をとってから浦東空港に向かって帰路に就くという日程である。

ちょっと早めに起きて、昨夜仕込んでおいた全家(ファミリーマート)のサンドイッチとカップミルクコーヒーで朝食。
2日目の朝と同じ作戦である。
ラゲッジの荷物を整理し終えたところにタイミングよく、ウーくんから連絡が入り、フロントまで迎えに来てくれた。

支払いを終えて、タクシーで杭州駅に向かう道すがら聞いたところによると、昨日は中国三連休のあおりで今までのホテルを追い出されかかったとのこと。
こうまで付き合わなければならないとは予想していなかったので、(結婚式を終えれば翌日に上海の実家に帰って親孝行をする予定だったのだろう)、一泊追加しようとしたら部屋がなくて、ちょっとその予約で大変だったそうである。
支払いやら通訳で大変にお世話になっているのに、まことに申し訳ないことをしてしまった。

などとお詫びをしつつ、杭州駅に到着した。
巨大な駅で、タクシー(例の民タク)で到着した時には、もう駅の直前だったのでカメラに収まらない大きさだった。

やや予定より早い時間だったので、朝ごはんの食べていないウーくんには朝ごはんを食べようということになって、構内をウロウロした。
お土産用のお菓子を売っている店、移動に便利なカバンを売っている店、金色のアクセサリーを売っている店など小さいながら多くの店が出ていて、上野のアメ横を思い出す。

その中でもアタシの気を引いたのが、テイクアウト型の地元系食べ物屋さんである。

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このような中国風おでんといった煮物や、中国赤飯といったもち米の炊いたご飯、コッペパンのようなパン類、小麦粉を伸ばして焼いた餅(ピン)類、菱餅のような餅類と多種多彩なメニューが並んでいる。

こんなお店が何軒かあって、その中の一つでは、クレープを焼いていたりした。

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そうして、こんなお店でも買い物をすれば支付宝(アリペイ)である。

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オネーさんのカップ麺食べながら対応という、いかにも中国風の対応とこの現代的な支払い方式のギャップに驚いて、ウーくんが何を買ったか忘れてしまった。

アタシ達は朝食をすませているので、お茶・コーヒーが飲めて、ウーくんの朝ごはんが食べられそうでそれで、荷物も大きいから上の階に行かなくても済むようなお店を探しながらウロウロしていると、全くの偶然でJマル夫妻がすでに入っている店を発見し、ビックリ!

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ご夫妻はカバンに囲まれながら一心不乱に朝食中であった。

このブルースリー印のお店で、アタシ達は豆乳を飲んだ。

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ウーくんは、ここに来たら、日本では絶対に食べられないコレを買ってくると云って出て行った。
中国のお店では、こんな他店商品の持ち込み飲食は当たり前にOKだそうである。

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ケンタッキーフライドチキン(KFC)のおにぎりである。
「握的大飯団」とあるからに、日本語では「てづくり大おにぎり」というように思えるのだが、形は棒状であって海苔巻きを思うので、どこが「握」なのだろうと思うが、「大おにぎり」であるそうだ。

これは子供の頃に随分食べた大好物だそうで、しきりにマルくんに同意を求める。
マルくんは、ああそうだったね程度の反応なのだが、ウーくんは重ねて日本のおにぎりなのに日本のKFCになくて本当に残念であったことを力説していた。

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そうしてやっと懐かしい味に出会ったのだが、「思い出は必ず美しく、再会はその思い出を砕く」の法則どおり、どうも思い出の味からは遠かったようである。
その落胆ぶりは、傍目にもかわいそうであった。

そんな朝食だったが、マルくんはこの結婚式のためのダイエットの努力を一息に晴らすような食べっぷりだったなあ。肉粽とワンタンだか麺だかお粥のセットをモリモリと食べていた。
疲れ切ってお粥しか食べられないJさんとは大違いであった。

どうも聞けば二人は今朝から大変だったようである。
というのは、彼らもホテルを出て民泊に泊ったとのことなのだが、その民泊の9階の部屋にエレベーターがなく、その9階の部屋まで写真にあるような荷物を運び上げ、そしてもっと大変だったのは今朝その部屋から荷物を手に持って下さなければならなかったとのことだ。
もうクタクタで、それでマルくんはこれだけ食べなければ力が出なくなっていたし、Jさんはお粥しか食べられないほど消耗してしまったというのだ。
新婚初の試練であったようだ。

ということで、一服しに外に出た。

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かなり大きな駅である。
のは、新幹線の杭州東駅が出来るまではここがこの杭州の中心駅であったということだ。

そろそろ出発時間も近づいたとのことで、待合室に向かう。

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いよいよ杭州とのお別れが近づく。

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待合室にも人が増え、改札開始の時間には写真を撮る余裕もない。

階段を下ってホームに降り、新幹線の中ではラゲッジスペースの争奪戦に勝利し、そして走り出した。

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