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まだまだビアホイ探訪は続く。
今回はハノイの有名な湖である西湖のほとりのクァン ビアホイである。
西湖といえば、昨年Jさんマルくんの結婚式で訪問した中国の杭州の西湖ということになるが、ハノイにも西湖はある。
そういえば富士五湖の一つにも西湖と云う名前の湖があるので、まあ、どこにでもある湖の名前なのであろう。
西の湖というわけなので、安直であり、だれでもがそんな風に呼んだってなんの不思議もないネーミングである。
ハノイの西湖も観光地というか行楽地となっており、この湖を渡る風で夕涼みをするというのが市民の楽しみの一つになっているとか。
なので、そんな市民を目当てのお店が出ているのはフツーと云えばフツーである。
が、フツーでないのが、このお店の名前。
BIA CUONG HOI(ビア・コン・ホイ)というのは、「禿げ頭生ビール」ということだそうだ。
なかなか、ロンドンのパブあたりにありそうな店名で、ウレシクなってきた。
なので、気分は盛り上がって入店前にちょうどいた警備員さんを捕まえて1枚撮らせていただいた。
楽しくなってきて、いよいよお店に入る。
案の定大箱店で、奥には駐車・駐輪場完備である。
もちろん店前の歩道だって駐輪天国であり、その整理のために件の警備員さんも雇われている位なので、この写真の左側にもこれに劣らずの席数がある本格的な規模である。
右手は西湖を望み、湿度さえ低ければまさに天国のようなクァン・ビアホイ(ビアホール)であることはまちがえない。
これで日が暮れて来ると対岸のビルに明かりが灯って、なかなかの眺めになるとのこと。
想像したってその通りで、ちょっとロマンチックな気分になるかどうかは、こうした上着の裾を捲り上げる香港あたりにも目にするオジサンが気になるかどうかにかかっているに違いない。
さて、ビアホイである。
生ビール(ビアホイ)がピッチャーに入れられて出て来る仕組みであるが、看板にはハノイビールの生ビールと書いてあったので、そう信じて、これがアタシの好きなビールである。
軽くてシャバシャバで、ビールの品質としては決して上級とは云えないというより、かなり低級に分類されるように思うが、アタシはこれがウレシイのであります。
なので、あっというまに5杯6杯と呑んでしまい、ついつい食べることを忘れてしまうが、今回は定番のオツマミを注文した。
空心菜の炒め物と揚げ豆腐である。
この空心菜の炒め物は中国のものよりちょっと細めなのだが、ニンニク塩が丁度良く、ついつい手が伸びる。
揚げ豆腐も日本で云う所の揚げ出し豆腐の「出汁」抜きであって、絹豆腐がただ揚げてあるのに香菜が乗せられているだけなので、この香菜がいやなら避けて食べればよい。
もしツウを気取るのであれば、この写真の真ん中であずき色に写っているマムトンという川エビの塩辛をちょっと付けて食べるのもよい。
初めてものマムトンを食べた時はこの香りと塩分にすっかり脳天をやられてしまったが、慣れてくるとアタシが子供時分のイカの塩辛がこんな風だったなあと思い至って、最近では出てくればちょっと食べたくなる。
しかし、マムトンについては、ベトナムスタッフの「日本人イジリ」の必須アイテムで、日本人にちょっと食べさせてはオエーッ!となるのを喜ぶための小道具であるので、アタシも一度はオエーッとして、後は、彼らの目を盗むようにして食べることにしている。
礼儀ただしく食べなければならないのだ。
と、楽しんでいればそろそろニャ・ベ・シンである。
店の奥に進んで、左に曲がっていくと、丁度ビールサーバーに出くわした。
いつだったかご紹介したホースシステムである。
ホースの先を摘まんでビールの出を調整するシステムで、日本のようにコックを前後させて注ぐといった込み入ったシステムではない。
そうして、ここはピッチャーだけでなく、コップでのサービスもあることに気が付いた。
が、それより、この店名の由来は、このビールを注いでいる親分らしき人物の髪型に思い至った。
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