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バクザンに行けば必ず寄るバインミーダナン。
ママさんともすっかり顔なじみなんだが、こっちがいつ行くのかなんてママさんは知らないので、たまに行けば驚いてくれる。
しかしいつ行っても安定したちょっとピリ辛のここのバインミーはダナンというベトナム中部の街のお味なのだとか。
お店といってもこんなスタンドで、食べる所はこの左手に写っているテーブルとイスといったところ。
大概の方はバイクで乗り付けて、必要な本数を受け取ればお金を払って持ち帰る。
云わばドライブスルーのお客さまが主体のお店である。
営業時間も極めて短くて、朝は早いのかも知れないがお昼を回ればもうこのお店を見ることができない。
朝食から昼食の時間帯が営業時間で、日曜日だってやっている。
伺えば、こんな少額商品では休む暇はないとのことだった。
全く頭の下がる店である。
この日はここでバインミーを買って、泊っている近くのホテルに持ち込んで、朝食バイキングに紛れて食べる作戦である。
ホテルにはコンデンスミルクもベトナムコーヒーもあるので、テキパキとミルクコーヒーをつくって一緒に食べた。
思えば典型的なベトナムコンビだと思うのであるが、ああしたスタンド店ではなかなか楽しめないのが現実。
まあ、ベトナムでは持ち込みOKなお店が多いのでどこかのカフェに持ち込めば良いのだが、一般の方はそんなことはせず、バインミーだけ齧るのが普通のようである。
ちょっとソーセージやベーコンをを加えて、とっても幸せな朝ごはんとなりました。
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バインミーの研究
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バインミーカフェの開店を目指して日夜研究に明け暮れる
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またバインミーの話である。
今回は、そのバインミーとケバブが融合したバインミーを食べたのでその話と、勢いに乗ってフォーまで食べたという一話である。
案内人は、ソン青年。
颯爽とスクーターに跨る好青年だが、もう一児の父親。
奥さんは大変な美人と誉れの高い方なのだが、どういうわけかアタシには会わせないことになっている。
なにか特別な警戒感を持っているのかもしれない。
というわけで、このソン青年の案内でこの日の朝食は、ケバブバインミーとフォーである。
まずはケバブバインミー。
手前にはケバブの機械が置かれ、右手にはバインミーのケースである。
つまりケバブを挟んだバインミーということで、普通のものとは一味違う。
結構モダンな風味で、なかなかに美味しい。
もちろん、ここはバクザンなので、そのケバブを挟んだバインミーもプレスされており、
サクサクの噛み応え。
後ほどのフォーに備えて、ソン青年と半分ずつにしておいたのだが、
思いあまって一口だか二口を食べてしまった。
なかなか肉肉しいのだが、ケバブであるので薄切りになっており食べやすい。
そういえばベトナムの肉は一般的に硬い。
鶏でも、牛でも、豚でも、犬でも、猫でも、ネズミでもそうであるとのことである。
留学経験者で日本の肉の柔らかさを知ってしまった方々には、日本の肉の方が美味しいと和肉ファンになる方も多いのだが、やはり現地では噛み応えがないと肉を食べた気にならないという方が圧倒的。
なので、一般的なバインミーでも叉焼を入れたものは多少柔らかいものの、その他のものの肉は堅いのに対して、ケバブも叉焼の仲間ということなのか柔らかな肉であって、アタシは一発で虜になってしまった。
が、次にはフォーが控えている。
スクーターに乗って今度はソン青年が一番オススメであるフォーのお店に行くことにした。
なかなか早朝から繁盛しているようで、概ね満席である。
独特のスープで食べるフォーとのことで、鍋をみせてもらうと、なにやら激辛の雰囲気。
ハノイとの境に流れるホン(紅)河の川の色を思わせるような赤いスープである。
辛い物がニガテなアタシはちょっと恐怖心が起こり、ソン青年に辛さを尋ねるとそうでもないという。
のだが、どうにもこの色を見ていると騙されているようにしか思えない。
内心ハラハラしながら待つこと3分間くらいだったろうか、フォーが運ばれてきた。
こうしてライムを絞って、恐る恐る食べてみた。
ところ、これが素晴らしい美味しい!
フォーの湯気でピントが怪しいのだが、全く辛さがなく、出汁の効いたスープに独特の香り。
何の香りなのだか分からないが、とにかくスープが旨い。
麺も通常はきしめんのような米麺であるが、このお店の麺はそれよりも細く、冷や麦の麺のちょっと太目程度で、大変に啜り込みやすい。
このライムジュースを飲みながら、一緒に写っている筍の漬物(ちょっと酸っぱい・辛い)を麺に入れたり齧ったりしながら食べるのが最高だとのことで、そうして食べるとまた味が一格上がった。
いやいや、今回のベトナム行き中最高のフォーであった。
ので、また来たいと思って店名を訊いたのだが、ソン青年の自宅の近くのお店であるというだけで、店名は知らないという。
それにも驚きながら、一応看板の写真を撮っておいた。
また来た時には、だれかにこの写真を見せてなんとか連れてきてもらおうと思う。
営業時間は正午ごろまでとのことなので、朝からの楽しみがまた一つ増えた、良い朝だった。
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今年の暑さも落ち着いてきて、やや秋めいてきました昨日今日。
東京は秋晴れから見放されたような感じで愚図ついた日が続いていますが、文化の秋ということなのか大学では文化祭の季節が始まったようです。
そんな事でカミサンのFb仲良しのベトナムからの留学生のフォーンちゃんが、大学文化祭の模擬店にバインミーを出品すると聞いて、食べてきました。
フォーンちゃんの拓大は、我が家からもお散歩で行ける距離であり、云わばホンモノの方々が作るわけでありますので、大いに期待が持てるバインミーであります。
また模擬店なんで、その作り方(正確には「挟み方」)も分かるので、楽しみも倍増するのであります。
へんな例えですが、お鮨屋さんで目の前で握ってもらうのと、どこか別室で握られたものが運ばれるのとでは、その味わいに多少の差がでるように感じるのと一緒ということでしょうか。
やはりバインミーだって、作るところを見られた方がお味が一格上がるような気分になります。
ということで、まずはパンを温めて、パリッと感を向上させるところから始まりであります。
こうしてバーベキューコンロでパンを温めているところ、なかなか本格派で、要所をきちんと押さえているではありませんか。
さすがは、ホンモノの方々のバインミーであります。
パンの奥では、具になる豚肉を焼いたり、玉子を焼いたりしていますが、それと同時進行的にレバーパテを塗って
キュウリを挟み
膾をいれて、
いよいよ完成であります。
ラウムイ(パクチーのこと)を大盛にしてもらって、出来上がり。
せっかくなんで、呼び込み宣伝斑のお嬢さんと記念撮影。
それにしても、この宣伝斑の方々がアオザイ姿ではなかったのがちょっと残念。
しかし、なかなかの出来栄えのバインミーでありましたよ。
今日まで茗荷谷の校舎でやっているとのことなんで、ぜひお時間があればお試しになってくださいね。
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今年も9月9日、重陽の節句であります。
別名「菊の節句」で、秋の風情漂う日のはずですがまだまだ暑い。
やはり旧暦の九月九日でないと、雰囲気はでませんね。
で、「暑い」と来ればベトナムで、ベトナムと云えばバインミー。
先週は急な雨にやられて駅近のバインミーというよりコッペパンサンドウィッチ店のようなところに入る事にしましたが、その時に本当の狙い店にしていたお店に伺った。
高田馬場の駅前にある早稲田通りを山手線の外側方面に道なりに約5分ほど歩けば、目指すお店がある。
バインミー シンチャオというところで、いつだか新聞でベトナムからの留学生の兄弟だかが設立したといった記事で紹介されて以来、気になっていたお店である。
余談だが「シンチャオ」とは「こんにちは」のような挨拶語で、正確にはやはり朝の云い方、昼間の云い方、夜の云い方があるとのことで、何度か教わったがその都度忘れてしまった。
なにしろいつでも「シンチャオ」で大丈夫なので、それでいいのだということになってしまった。
左手の扉から店内でイートインも可能だが、真ん中の窓からテイクアウトの注文もできる。
いずれにしても、窓の右手のオレンジ色の自動販売機で食券を買って店員さんに渡す仕組みになっている。
今回は丁度席があったのでイートインとすることにして、窓下のメニューから選んで買ったわけだが、この食券販売機はちょっと使いづらい。
他の方に並ばれたりすると初めてのヒトは焦ってしまって、かえってなかなか買えないといった事態が起きそうな機械である。
やっと掴んだコツは、最後の最後までお金を入れないことのようだ。
ちょっと苦闘をして食券を買って、店内に入って店員さん(留学生のアルバイトらしく、日本語レベルは接客できるようなレベルではなかったのが残念)に食券を渡して、店内をキョロキョロした。
たった4席だか6席くらいしかない店内。
至る所にメニューや商品紹介が貼ってあるのだが、なんだかバラバラの情報で、それなら食券を買う前に情報提供をしてよ!と突っ込みたくなるが、せっかくベトナム青年がやっているということで、許すというかあきらめた。
これが基本メニューで、そのほかに
スペシャルがあるようであるが、そのほかにデザインの違うこんなのもあるので、
混乱するのだ。
もう注文をしてしまったので残念だったが、以前の記事で「鶏肉のバインミーはない」としたところこのお店では
「焼き鶏肉バインミー」というのがあったので、食べてみたかったなあ・・・とちょっと心残りになる。
でも、これを見れバインミーを自作なさったご常連のKorotaさまはご安心いただけるでしょうか?
本場で鶏肉のバインミーを探さなくても高田馬場にあったとは、また今度食べたら報告しますね。
バインミーの製作現場はこんな感じ。
マーガリン、パテ、紅白なます、ハム等の定番に野菜や目玉焼きなどが並んでおります。
飾り棚には、アタシも買ってもらって愛読したいと思いつつ英語の本なので眺めるだけとなっているバインミーハンドブックもあったりして、ちょっと驚いた。
ということで待つことしばし。
焼き豚肉のバインミー
目玉焼き(オップラ)バインミー
がやってきた。
マンゴージュースとともに食べたのだが、本場並みのサイズとお味にとっても満足。
ラウムイ(パクチー)の量も充分で、とっても食べ応えありのバインミーでした。
パンは、日本のサンワローランというパン屋さんのパンだろうと思いますが、日本人好みのモッチリ感もあって、それがちょっと重めに感じる向きもあるかと思いますが、そんな方にはミニサイズでも充分なのではないかと思います。
高田馬場はこのお店以外にも有名バインミー店もあるバインミー激戦区ですが、アタシの好みではここのお店が一番おいしいように感じます。
焼き鳥バインミーも含めて、また近いうちに再訪したいと思うお店であります。
バインミー シンチャオ
新宿区高田馬場4-13-9 笹尾ビル1階
03-6279-1588(電話の予約も受けているようですが、随分危なっかしい日本語でした)
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用事があって高田馬場に出かけた。
高田馬場は知る人ぞ知るバインミー処なので、ついでにあの店に寄ってみようかと計画していたところ、雨が強くなってきたのでその店は次回に回すことにして、真っすぐ目的地に急ぐと、ちょっと気になるお店を発見したので、立ち寄ってみた。
R.O.STAR The Sandwich Cafe と書いてある地下のお店だ。
飾ってある蝋細工の食品サンプルを見ると、なんとベトナムのバインミーに形が似ており、そそられた。
基本的にはバインミーを食べてから目的地に行こうとしていたので、これは幸いと早速地下に降りる。
お店の入り口にはメニューが貼ってあって、それをよく見れば益々バインミー型である。
しかしよく考えれば、形はバインミーに似ているものの、具材の取り方はそうでも無くて、パクチーチキンあたりがかろうじてその面影を残しているようないないような。
というのも、前回までの記事をよくお読みいただいた読者諸賢はお気づきかと思うが、バインミーの具に鶏肉を使ったものは寡聞にして知らない。
モダンバインミーの仲間でも、牛や豚の肉はあるのだが、どうしてか鶏肉はない。
まあ、かろうじてパクチー(ラウムイ)が入っているらしいので、どうにかバインミーらしいと思って、そのサンドウィッチと、こうなればヤケでベーコンエッグのサンドウイッチを注文した。
近代的なカウンターで注文したら、ベトナムのハイランズコーヒー店でつかわれているような、出来上がりお知らせ機を渡されてちょっと待つ。
そういえば飲み物類か100円という安さであることにはびっくりしたが、ミルクやガムシロップは別売りだったことは驚いた。
そういえば、このサンドウィッチもかなり低めの価格設定であるので、そうでもしないと経営上やりきれないという事も分からないでもないが、ここは150円なり200円でもいいから、わざわざ別売りにしなくても良いような。
出来上がり待ち時間を利用してキョロキョロした。
店内は100名くらいは入ろうかという広さで、
制限時間(混雑時は)90分のお知らせが至るところに貼ってある。
このお値段だとこの位の収容人数で、ある程度回転しないとやりきれないのはしょうがないのでしょうね。
と、出来上がりお知らせ機が鳴って取りに行った。
オシャレな半分開く袋に包まれていて、期待が持てる。
ベトナムだとみな筒形の袋であるが、日本だと2方向だけが閉じてある、ホットドックを包むような包装なので、やはりこちらが食べやすい。
早速開いて記念撮影。
ベーコンエッグ
パクチーチキン
ベーコンエッグはハンバーガー屋さんのそれが、細長いパンに挟まったようなものだが、パクチーチキンは紅白なますのような大根と人参の千切りが入っていたり、パクチー本体ではないものの、パクチーの香りがするパテまたはソースのようなものが入っていて、ちょっとベトナム風。
ただ、本場と大いに違うのがパンの食感。
あの、パリパリとした感じが、日本人好みのモチモチ系になっているので、形の違うハンバーガーというような気分にもなる。
しかしこの問題は日本のバイミー屋さん共通の問題であって、このお店を責めるのはお門違い。
なにしろサントウィッチを名乗っていて、バインミーを名乗っていないのだからね。
日本には英米式の食パンやら、フランスパン、パニーニのようなイタリア系、デンマーク風のパンなど多種多様なパンが入ってきているのだが、どうもパリパリ系でこんなコッペパンのような形をしたものは見たことがない。
これさい克服できれば、日本だってバインミー王国の仲間入りができるのだろうにな・・・とちょっと残念である。
ちなみにバインミー屋さんの幾つかでは、自分たちでパンを焼くことでそれを克服しようとしているのだが、自分たちでパンを焼くことは寝る時間が無くなる事なので、やっている皆さんのお身体が心配になる。
どこか専業のパン屋さんが生まれないものでしょうかと、そんなパン屋さんを探したくなりますなあ。
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