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最近読んだ本は「駅弁革命」。
「駅弁」と「革命」、どちらも大好きな鉄飯碗ゴコロをくすぐるタイトルで、迷わず購入。即、完読。
「高くてマズイ」と言われたJRのというか歴史的には日本食堂系の駅弁を美味しくしようというプロジェクトとそのプロジェクトの中心人物にスポットをあてた「プロジェクトX」風のノンフィクションであります。
舞台となったのは、日本食堂が国鉄分割民営化にあわせて分割したNRE(日本レストランエンターテイメント)と、それが仕出し屋の「大増」を引きついで誕生した「NRE大増」でありました。
それにしても「冷めてオイシイ」ものを作るというのは大変なことなんですね。
フツーの食堂では「出来たて・アツアツを・調理人の眼の前で食べる」ということですが、駅弁は「出来て10時間位まで経ったのを・冷めてから・電車の中で食べる」わけですので、これは大変な作業です。
この条件の違いを考えただけで、「駅弁は別物」ということにご納得いただけるのではないでしょうか。
揚げ物なんか典型的でしょうね。隣のスーパーから買ってきても、もうベチャっとしてますもんね。
「冷めたご飯」も、おいしくないものの典型のように言われますし。(アメリカでは「冷めたピザ」というのでしたっけ?)
・・・なにしろ「冷めておいしいものをつくる」というのはスゴイことだと、改めて感動させられた一冊でした。
が、そんなことを知らずに食べたのが「夕刊フジ 特選おつまみ弁当」。件の「NRE大増」の製造であります。
12時半の電車に乗るべく、上野の駅弁スタンドで物色しておりますと「ハーイお待ちどうさま!」なんて言って
このお弁当が届けられたところでした。
そりゃー手が出てしまいますよね。出来たての駅弁なんかめったに出会えません。し、サラリーマンの見方「夕刊フジ」とのコラボ弁当ですよ。
レベルと価格のベストバランスに思わず期待が高まります。
そ、それにこの大きさというか量というか
どうですこの厚み。2段弁当でありますから当然というば当然なんですが、これだけ大きいと「夢が一杯詰まっている」ようで、早く食べたいココロが騒ぎます。
アタシの場合、車中での駅弁は「景色を見ながら食べる」と鉄則化しておりますので、暫しガマンの時が流れます。隣にいた同行者(同じ弁当購入)は「まだですか、まだですか」と3度ほど確認してきましたね。
で、いよいよ中身とご対面。まずは上段であります。
大変彩りのよい品々であります。
そして下段。
並べてみますと
大変立派なお弁当であります。
さすが夕刊フジの感性と大増からの仕出し弁当の美的感覚の融合ですね。
煮玉子の茶色・白・黄色がまん真ん中で生きていますね。
早く食べたい食べたい食べたいと胃袋もグーグー言っております。
景色も景色らしくなってきましたので、いよいよ戦闘開始であります。
が、ここからが問題。
もう一回写真を見てくださいね。
まず、上段の9品の内6品が油調理もの。
それもすべて一口サイズで、あっという間に上段完食。
味の強弱もなく、どれも平たんな「やや塩分」という調子で、どれでも同じような感覚です。
たとえばウズラの卵串にはソースを付けるとか、サツマアゲには生姜をつけるとか、もう一工夫が足りない印象です。
そうそう、足りないといえば肉・魚。この弁当の芯が煮玉子というのが悲しい。
脇役ばかりの舞台のようで、主役不在で寂しい限りです。
このあたりは大阪の水了軒の八角弁当を見習ってほしいですね。
また下段は3分の1がお箸とおしぼり入れのパートです。ここを生かすならここに調味料を入れれば一石二鳥であったのに、残念です。
で、ご飯。二色にして豪華さを醸し出すのはわかるのですが、絶対量が足りないぞ。
「おつまみ弁当」ですので、正しくはビールかなにかと食べるのが正しいのでしょうが、だったらお昼から売り出さずに、夕方からにしたら良かったのに・・・。
お腹が空いた→沢山食べたい→二段がさね と思った期待が見事に裏切られました。
またこの大きさと電車のテーブルとはどんな関係になっているのでしょうか?
「ハミ出る大きさ」は嬉しい限りですが、なにしろ食べにくい。
せっかくJRのグループ会社なんですから、こんなところはご本家とうまく連絡をとって、「食べる」に専念できる環境を作ってほしいですね。
「どうも日本の食堂はコックの腕がいい割に、ウエイターのレベルが低い」と思っておりますが、ここでもウエイターが引き受けるハズの「食べる環境」への無関心が反映されていますね。
ということで、お腹が空いているというベストなコンディションなのに、大きなお弁当でワクワクしていたのに、夕刊フジのサラリーマン思いに期待していたのに、すっかり夢破れてしまいました。
やっぱり1000円ではこんなもんなのでしょうか?
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食べてシマッタ
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食べて失敗したなと思った店や食品
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おかげさまでパソコンも回復中であります。 久し振りで鉄飯碗号で記事を書くことができております。 ただし、立ち上がりがまだまだ。 もう少しのチューニングが必要ではないかなと感じております。 が、なにせほぼOSを始めとしたすべてのソフトを入れ替えたようなものですので、文字の入力も再登録をしながらのヨチヨチであります。 しかし、また昔どおりのサクサク動作が戻ってきましたので、新鮮な気持ちで取り組んでおります。 で、久し振りの出張でまたしても名古屋へ。 東京駅では、いつもと違う制服の車掌さんが。 そして、こんな人たちも・・・。 車内では一人おきにお掛けになったいました。 また、その号車内は鬢付け油の香りで満たされ、国技館のようでありました。ドスコイ! そのなこんなで名古屋に到着。 一仕事したあとのお昼ごはんはなににしようかな〜っと。 久し振りのきしめんなどを求めまして、そのあたりをフラフラするものの、なかなか「麺類系」のお店が見つかりません。 こじゃれた喫茶店(カレー)やへんなプレートランチみたいなお店はありますが、結構麺類系のお店ってないもんですね。 そりゃー名古屋の人だって、いつでもきしめんを食べている訳ぢゃないですよね。 てなことでキョロキョロしておりますと結構ご近所のサラリーマン達が入って行くお店を発見。 入って、メニュー拝見。 すると「なんだコリャ」 怖いもの見たさで、注文すると うどんの汁の中に「うどんとラーメン」の麺が各1玉入っておりました。 なんでこんなことをしてしまうのでしょう? 恐るべし名古屋人です。 それまでだれも思いもよらない「パンと餡子」や「天ぷらとおにぎり」「生パスタとあんかけ」などの組み合わせ食品で断然リードする名古屋人ですが、なにもここまでやらなくても・・・。 さすがに具は思いつかなかったらしく、「素」。 これは流行らないでしょう。
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朝早く8時過ぎの新幹線に乗って横川で一仕事をし、12時のバスに乗って碓氷峠を経由して軽井沢に行きましたよ。 12時半の到着でお腹はペコペコ。 どっかイイトコナイカと、プリンスホテル側の食堂街を行ったり来たり。 予算は1000円以内ですから、なかなかお店が見つかりません。 頼みにしていたkorotaさんご推薦の「鳥まる」は満席。 13時からは打ち合せなのに、どーにもなりません。 ので、「大正4年創業」を信頼して、入りましたよこの店に メニューの1番目、キット自信の一品だろうと注文しました。 でてきたのがコレ 出てきた瞬間に「ヤラレタ!」と思いました。 まんまるいトンカツなんてあると思いますか、みなさん。 しかし軽井沢にはあったんですね。 壁には「ラシイ事」がかいてあるんですが、まーるいトンカツですよ。 一口食べて「ハムカツ」の味。 ロースにあるはずのラードはすべて練りこまれているカンジ。 まぎれもなく形成肉といったヤワラカサ。 チキンナゲットならぬポークナゲット! こんなことだから軽井沢はイメージと観光客の低下を招いてしまうんですね。
マジメさが足りませんよ! |
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今日は天気晴朗なれど風強く、トン単位の体重を誇る我輩もヨロケルような条件のなか 青山あたりをブラブラすることになりました。 12時に自宅を出発したものの、渋谷駅経由で向かったため、早13時半もまわろうという頃。 スパゲッティを食べようと話がまとまり、青山通り沿いで「生パスタ」のお店をみつけました。 生パスタといえば昨年来「なんだか正体がわからないぞ」ということで、謎の食品としてマーク していた食べ物です。 勇んで入店し、念入りに頼む物を選んだ結果 なめこと大根おろしの生パスタ と 明太子とやりイカのクリーム生パスタ を注文しました。 待つことしばし、やってきたのは昨年根津で食したのと同様の何だか頼りない細ウドンのような麺でありました。 やっぱりこういうのが「生パスタ」なのだなーと確認が終了しましたが、好き嫌いで言えば私は乾麺に軍配を上げたい思います。 せっかくデュラムセモリナ粉100%を使いながら、コシも弱くてウドンのようでは、やっぱりスパゲッティを食べている感が足りないのですね。 またクリームソースはそうでもなかったのですが、和風にした場合油がちょっと舌触りを悪くしてしまうようです。 ということで、今回はこのお店ではなく「生パスタ」にゴメンナサイでありました。 おしまい。
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いよいよ師走。年賀状づくりや大掃除といった「年に1度」の仕事が増えてきますね。 それに加えて「忘年会」。 いよいよイソガシイですね。 さてそんな中、師走の風景を求めて日暮里から三河島、そして西日暮里の道灌山経由で千駄木・根津と回ってきました。 そう書きますと結構な距離を回ったような感じを与えますが、12時頃に出発し2時過ぎには到着したのですからおおよそ2時間。ブラブラ歩きで5〜6km程度でしょうか。 中高年には丁度良い距離であります。 朝食も遅かったのですが、サスガに2時も過ぎますと腹ペコになり根津2丁目交差点のこのお店に「生パスタ」という食べたことがない物珍しさに誘われて入ったのでした。 普段私達が馴染んでいるのは「乾パスタ」でありまして、乾燥している「保存食」です。 鉄飯碗餃子の皮のように「生」を使うことは専門店でもマレであろうかと思います。 ですので、イヤが上にも期待が高まりますがランチタイムの終了間近のせいなのか、お店が結構込んでいたせいか、出てくるまでにちょっと時間がかかりました。 ようやく出てきた「ホウレンソウとソーセージのクリームソース」はこのとおり。 色は麺もクリームソースも色白で、ちょっとひ弱な印象です。 食べてみるとやはり歯ごたえがなく「アルデンテ」というより「ちょっと煮込んだ細饂飩」といった 感じです。 一緒に行ったカミサンも顔を見合わせ「?」の表情。 二人とも「生パスタ」は初めてでしたので美味しいのかそうでもないのか判断がつきません。 「なんだかナサケナイ感じだね」「タヨリナイなー」という会話で食事は終了しました。 小麦粉のセイでしょうか?パスタに塩分が少ないのでゆで汁の塩分濃度が低かったセイでしょうか? まだ食べている最中にセットのサラダ皿を下げられたりしたトラブルには目をつぶって、 店をあとにしました。 同じ粉モノ屋として明確なジャッジがつかないのは誠に不勉強の至りであり、恥ずかしい限りですが、どなたか「標準的な生パスタ」を食べることのお店をお教えいただけませんでしょうか。 勉強後キチンと判定して「書庫 食べてシマッタ」に移動させるかどうか処理いたします。 本当にナサケナイ散歩昼食でありました。
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