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《ラピュタ阿佐ヶ谷でタイムスリップ》
阿佐ヶ谷で田辺凌鶴さんの講談の会があり、聞きに行った帰り、町をぶらぶら散策しておりますと、ラピュタ阿佐ヶ谷という映画館。
久しぶりだなあ。森繁久弥の大きな看板。「にっぽん暖簾物語」という特集。日本の商店を舞台にした作品がずらり。そういえば、森繁の『暖簾』はずいぶん前に千石の三百人劇場で観たなあ。
そんなことを思いながら、上映時間表を見ますと、ちょうど『泣いて笑った花嫁』という映画が始まるところ。
チケットを買い、中へ入りました。
1962年の浅草、国際劇場で松竹歌劇団の公演。
若手振付師が吉田輝雄、ダンサーが倍賞千恵子。
この振付師は浅草の玩具問屋の跡取り息子ですが、父親の反対を押し切って振付師の修業中。
玩具問屋に京都出身のアルバイト美大生がやってきますが、これが鰐淵晴子。
偶然、この美大生の住むアパートの隣の部屋に家を飛び出した振付師が引っ越してきて、美男の振付師は美大生とダンサーの両方から慕われるという図式。
さらに振付師の父の玩具問屋社長、佐野周二と、美大生の母の京都の呉服屋の女主人、高峰三枝子が昔、恋仲であったという。
いろんな偶然がこんがらがる喜劇のパターン。
出演者は他に、美大生の祖母の沢村貞子、玩具問屋の番頭の桂小金治、振付師の先生の八波むと志、バーのマダムの環三千世、バーテンの大泉滉、大阪の高利貸しの南都雄二、国際劇場の楽屋番の中村是好、ラーメン屋の世志凡太、京都の旅館の番頭が藤山寛美。
50年前の映画、当時は私は小学生でした。60年代から70年代に活躍した俳優がずらり。今観ても主な出演者の名前、全部わかりました。
ああ、懐かしい。映画ってタイムマシンですね。
それにしても、鰐淵晴子の美しさ。スタイルといい、顔といい、ほとんどマネキン人形のよう。
泣いて笑った花嫁/1962/日本/1962・12・19
監督:番匠義彰
出演:鰐淵晴子、吉田輝雄、倍賞千恵子、高峰三枝子、佐野周二、沢村貞子、桂小金治、八波むと志、芦屋雁之助、西岡慶子、環三千世、大泉滉、南都雄二、中村是好、林家珍平、藤山寛美、世志凡太
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「京マチ」(笑)の特集に行くつもりですが、これも見たかったなあ。(笑)
2013/12/27(金) 午前 8:26
sadaさん、ありがとうございます。
モーニングショーの「京マチ」とレイトショーの「スケバン刑事」との間で毎日「暖簾物語」が4作。
フル稼働のミニシアターですね。
2013/12/27(金) 午前 11:12 [ 鉄砲弥八 ]
花嫁繋がり!「怪物の花嫁」というベラ・ルゴシ主演のB級映画を新橋文化で見て来ました。何しろ元祖ドラキュラ役者だからと期待したのですが,見事に期待はずれ!がっかり!
2013/12/28(土) 午前 10:50 [ さくじ ]
さくじさん、ありがとうございます。
新橋は「怪物の花嫁」でしたか。未見ですが、史上最低のB級監督といわれたエド・ウッドの作品ですね。エド・ウッドを主人公にしたティム・バートンの実録映画は面白かったですけど。
2013/12/28(土) 午後 8:08 [ 鉄砲弥八 ]