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《サイレント映画の新作》
映画ができたのが1890年代といわれています。
最初は記録映像的なものが、だんだんと物語を描くようになりますが、音声はありません。映画館では生演奏の伴奏があったり、日本では独自に活動写真弁士という解説を職業とする人も生まれました。
1920年代後半にトーキーが実用化されて、音がでるようになり、サイレント映画は作られなくなります。
3年前、話題になった『アーティスト』は新作なのにサイレント、モノクロ、スタンダードサイズという古いスタイルでした。
今回、スペインでまた新しいサイレント映画が作られました。『ブランカニエベス』です。
1920年代のスペイン。著名なスター闘牛士が牛の角に突かれて、重症。
客席で観ていた妻はショックで出産。女の子を産むと死んでしまいます。
半身不随になった闘牛士は美人の看護師と再婚。
祖母に育てられていた少女カルメンは、祖母の死で父のもとへ。そこで継母にいじめられます。
父はカルメンの素質を見抜き、密かに闘牛の技術を伝授しますが、継母の策略で死亡。
継母は美しく育ったカルメンを憎み、愛人の運転手に殺させようとします。
運転手は殺害に失敗、記憶を失ったカルメンは小人の闘牛士一座に救われます。
なんだ。白雪姫か。
そうだったんですね。白雪姫を1920年代のスペインに移して、そのまま1920年代のサイレント映画の技法で作ってしまった。
なかなかの珍品です。けど、うーん。このラストはちょとがっかりかな。
ブランカニエベス/2012/スペイン・フランス/公開2013・12・7
監督:パブロ・ベルヘル
出演:マリベル・ベルドゥ、ダニエル・ヒメネス・カチョ、アンヘラ・モリーナ、マカレナ・ガルシア、ソフィア・オリア
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おはようございます。
サイレント時代に置き換えた「白雪姫」ですか〜
ストーリー、まさに珍品に思えますが・・・
そのがっかりな結末が気になります(笑)
2014/1/22(水) 午前 7:35
ふぇいさん、ありがとうございます。
全体にとても面白かったんですが、ラストはがっかりというか、ひねりすぎのような。まあ、このラストを好む人もいるとは思います。
私はすっきりしませんでした。
2014/1/22(水) 午後 10:27 [ 鉄砲弥八 ]
「ブランカ」は「白い」だし「ニエベス」は女性の名前だというから,たしかに白雪姫ですね。随分変わった映画を作ったものですね。サイレントの映画は沈黙の緊張が息苦しい感じがしませんか?
2014/1/23(木) 午前 5:51 [ さくじ ]
さくじさん、ありがとうございます。
今回はサイレントとはいえ、新作ですから音楽はちゃんと入っています。
でも、モノクロ、スタンダードサイズで、昔の映画の雰囲気になります。
一度、演奏も弁士もない古いサイレント映画を見たとき、周囲でいびきがすごかったです。
2014/1/23(木) 午前 11:38 [ 鉄砲弥八 ]